2020-01-01から1年間の記事一覧
この鈴木健一氏著『天皇と和歌 国見と儀礼の1500年』はとても興味深い。まずこういう(ある意味retrospectiveな)本が、3年前に出版されたということも。今、「天皇」が日本人にとっていかなる意味を持つのか、そしてそのあり方を保証してきた事象の一つ…
メディアが菅新政権の「立皇嗣の礼」の11月挙行の可能性を報道してます。これは許せません。 私たちの強い意思を伝えるのに、早急にメールをしましょう!宮内庁、首相官邸、自民党、そして地元選出議員へのメールをしましょう。東京でデモもかけましょう。そ…
ガルちゃんの皇室トピの盛況 ガルちゃんの精度の高さーーまさに「歴史」を形成しているその「検証」 美智子前による雅子さま貶めの一例が、ガルちゃんの検証班によって明らかに 徳仁殿下と雅子さまのオランダ訪問への美智子前の妨害工作 スパイの女官に雅子…
またまた『News ポストセブン』の上げなのか下げなのか方向性のはっきりしない記事。まあ美智子前(今後は「皇后」を端折って、こう呼びます)への忖度全開ではありますが。上げたいのに上げきれなかったか? 2016年8月上皇自らNHKを使って退位を宣言、今上…
なんと11月に挙行される見込みだとか。先ほど宮内庁に電話したのですが(電話するのは2回目です)、まだ未定だし、宮内庁の管轄ではないと言われました。 電話に出られた方に一応反対の旨を伝えたのですが、応対にあまり乗り気ではなさそうな感じがしました…
林宗一郎師と林同門会主催の催し。内容と演者は以下の通り。 ★お話し 林宗一郎 ★独吟 「隅田川」 河村晴道 ★仕舞 「松虫」キリ 林宗一郎 ★仕舞 「楊貴妃」 河村和貴 ★仕舞 「藤戸」 松野浩行 仕舞の地謡方: 國長典子、河村和貴、林宗一郎、松野浩行、樹下千…
「謡と仕舞と語りで綴る『平家物語』」と副題がついている通り、平家の隆盛から滅亡までを九章仕立てでの「語り・舞」で見せる試みである。各章のはじめに現代語での解説があり、続いて平家の原文を使ってのハイライト部の朗読と仕舞が続くという構成になっ…
『女性自身』の「菅首相に懸念される「皇室利用」…宮内庁長官“更迭”過去も」といういつもながらの憶測記事。菅新政権が皇室および宮内庁の行政改革に手をつける可能性を恐れている美智子前皇后と秋篠宮(その妻)がお抱え記者に書かせたものだと推察している…
私と同じ思いの方々が多くおられるのが、サイト名に付けられたコメントで分かる。彼(女)たちが嘆いておられるのが、小内さん監修(?)の新imperialサイト(皇室云々サイト)にコメントが書き込めないこと。 いえいえ、大丈夫、(復活した)ガルちゃんスレ…
2月20日に亡くなっておられたんですね。3年前に講演をお聞きした折には、さっそうと登壇され、お若かったので信じられない。俳句の紹介をしてくださったのだけれど、何よりも驚いたのが対象へのみずみずしい好奇心と探究心。背も高く、とてもイイ男。およそ…
はえある「アジア三大バカプリンス」にカウントされるのが、タイのワチラロンコン王子(2016年、父王崩御後国王に)ネパールのギャネンドラ王子、そして我が国のプリンス・アキシノらしい。元のソースを確かめた訳ではないけれど、確かに共通点が「バカ」と…
秋篠宮上げ記事が並んでいるのが常態だった週刊誌。こういう記事が出てくる様になったということは、潮目が変わりつつある?内容はなんら新しいものではなく、多くの人が知るところではあるけれど、「圧力」によって記事になることはまずなかった。キコ卑父…
『屋島』は以前二回フル能で見ている。一度目は味方玄師のもの、二度目は林宗一郎師のもので、いずれも修羅道に堕ちた義経の苦しみとそれを補って余りある武勇の煌めきがリアルに描出されているのに感動した。林宗一郎師シテのものは当ブログ記事にしている…
金剛流と観世流との合同研究発表会、最後を飾ったのが片山九郎右衛門師と味方玄師共演の袴能『猩々乱』。来月25日の「京都観世能」でも二人シテで舞われる。大鼓、笛は同じ演者が演奏されるので、本番リハーサルを兼ねてのもの? シテが一人のものは味方玄師…
なんと、先月(8月)28日)公開ですでに20万回近い視聴。第二弾、三弾への呼び声も高い(?)「歌舞伎ましょう」中の人気動画である。URLを貼っておく。 www.youtube.com 内容といえば、単に波乃久里子さんが仏壇を掃除されるのを、甥の勘九郎さんが撮影した…
こういう「リモート」は初めてだった。以下に演者のスクリーンショットを撮ったものをあげておく。試みとして、とても興味深かった。 「銕仙会」「梅若会」系の演者の方々だと思う。東京を中心に活動されている能楽師の方々なのであまり馴染みがなかった。 …
アルバン・ベルク作のオペラ。今年1月にメトロポリタン歌劇場で上演されたもののアンコール上映。配給元の松竹サイトをリンクしておく。 www.shochiku.co.jp サイト掲載の「解説」とキャストは以下。 貧困に喘ぎながら内縁の妻と子供を養う兵士にしのびよる…
秋篠宮夫婦と息子が意味もなく(意味もわからず)ヤミクモにオンライン講義を聴講していることが大々的に報じられているが、これってなんの意味があるの?スクリーンの前で講義を聞いているだけ、つまりお茶の間でテレビを見ているのと何ら変わらない。講義…
「今年最高のアニメ映画」とYouTubeに絶賛投稿が多数あったので、一体どんな作品なのだろうと興味津々で出かけた。映画館で劇場版アニメを観るのは『マクロスF〜サヨナラノツバサ〜』と『艦これ』以来である。これらは開映前から入り口に長蛇の列だった。今…
狐が主人公の能作品らしく、駆け抜けるようなスピードで終結する。でも狐が消え失せたあとには、天皇の寵姫にまで上り詰めた妖狐の妖しい残り香が漂っている。美女が実は妖怪だったわけであるけれど、女性の嫋やかさというよりも、男性的強靭さが優っている…
この日は11時始まりで能3本に狂言1本のインテンシブな構成。ただ、前日にかけての東京遠征で少々体調を崩してしまい、2本目の能『梅枝』からの観賞になった。チラシ表・裏を貼っておく。演者はこれを参照していただきたい。 始まった当初はまだ頭がボーッと…
「歌舞伎美人」サイトから拝借した演者一覧と解説が以下。 岡村柿紅 作 次郎冠者 太郎冠者 曽根松兵衛 勘九郎 巳之助 扇雀 酒好きの二人が縛られてしまい… 次郎冠者と太郎冠者は無類の酒好き。ある日、主人の曽根松兵衛は外出中に酒を盗み飲まれないよう一計…
「実験」と実舞台の乖離 あまりにも暗い舞台 役者の影が薄い 出演者(役者)の想い 台本がストーリー追いにこだわり解説調 課題は? 能を若い世代にもっと浸透させたい! 海外ではどういう反応が返ってくるか? 新作能の難しさ 成功する新作能にするには 今…
本来なら11時開演だったところ、2時間あとにずらしたスタート。元のプログラムにも変更が。能一本と狂言がカットされていた。それでも三本の能演目ですよ。すごいとしか言いようがない。幸運なことに抽選に当たったので、踊る心を抱えて出かけた。期待以上…
前皇后(と宮内庁)が元宮内庁職員の小内誠一氏へ圧力をかけているらしい。小内氏は退職されてから「皇室是々非々自録」というタイトルのもと、昨年11月以来、ほぼ毎日記事をあげられていた。そこで明らかにされる前皇后の実態は、それこそ一般庶民よりも下…
文春の「美智子上げ記事」に失笑 一端の真実は「お転婆」ぶりと大したことのない成績? 辰巳芳子さんのパクリである「命のスープ」 背後に前皇后からの強い要請か 非難コメントの嵐! 前皇后の60年にわたる旧悪の一部 1.雅子皇后陛下を病に追いやった張本…
これ、「坂口貴信 川口晃平 谷本健吾 大島輝久、ほかの演者でのVR能『攻殻機動隊』」というなんともすごい企画!興奮してしまった。5月30日からチケットが販売されていたことに気づかなかったのが迂闊だった。というか、そもそも東京が眼中になかった。先ほ…
お若い能楽師の方々の清新な能舞台。この息苦しいコロナ禍下で、爽やかな風が吹き抜けた感があった。しかもとても熱気に溢れていて、パワーをいただけた。さすが京都観世である。若手の方々もこの実力。能二本に狂言が一本という通常の構成だった。三密を避…
コロナ禍を機に投資に関心をもつ若い人が増えたというけれど、先日読んだ記事では「若い人の投資先トップ」が定期預金だった。定期預金は貯蓄でしょう?定期といえど、金利はつかないも同然。開いた口が塞がらなかった。 投資教育が全くなされていないことが…
すべての演劇公演には、依然として厳しい状況が続いている。 しばらくは東京遠征ナシの予定なので、歌舞伎観劇はない。とても残念で、口惜しい思いは募るのではあるけれど。特に花形の活躍が報じられる8月歌舞伎の情報を知るにつけ、行きたい、観たいという…