yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ETV特集 「アンコール 音で描く賢治の宇宙
〜冨田勲×初音ミク 異次元コラボ〜」

昨晩放映された再放送をみた。以下はNHKのサイトからの解説。 日本を代表する作曲家の一人、冨田勲さん(80歳)。自身の集大成となる「交響曲」を作曲しました。その名も「イーハトーヴ交響曲」。テーマは、冨田さんが長年描きたいと思い続けてきた、作家…

芝居『やくざ心中乱れ花』in 都若丸劇団@新開地劇場4月25日昼の部

若丸座長にしては珍しく、救いのない不条理劇だった。ヤクザ一家に寄宿した旅人、清二郎と一家の若い衆、鉄五郎との、親分の娘をめぐる血で血を洗う争いを描く。旅人を剛さん、娘の婚約者で、近い将来跡目を継ぐことになっている一家の若い衆を若丸さん、そ…

『心中天網島』竹本義太夫300回忌文楽公演第二部 4月11日

歌舞伎では、「河庄の段」、「天満屋から大和屋の段」、「道行」ともに近松の原作を上方調に「改訂」して演じられることが多い。それは近松の他の作品、『曾根崎心中』などでも同様である。だからストイックな、ミニマリスト的な浄瑠璃の語りは、逆に新鮮で…

「レビュー、春のおどり―桜咲く国」OSK日本歌劇団@大阪松竹座 4月20日 昼の部

構成は以下の通り。 第1部 山村若 構成・振付 / 吉峯暁子 演出 『桜絵草紙 〜浪花バージョン〜』 第2部 第2部 名倉加代子 作・演出・振付 『Catch a Chance, Catch a Dream』【出演者】 桜花昇ぼる・高世麻央・朝香櫻子・桐生麻耶・緋波亜紀・牧名ことり…

『伽蘿先代萩』竹本義太夫300回忌文楽公演@国立文楽劇場 4月15日

先週の木曜日に友人と夜の部、『心中天網島』をみたが、それについての記事は別稿にしたい。その折、床に近い前の席があまり埋まっていなかったので、この昼の部もしかりかと思ったら、けっこう埋まっていて、ホッとした。つい昨夜、インターネットで席を確…

ルス・レンデル(Ruth Rendel) のサスペンス小説『Vault』(2011) 4月10日

イギリスから帰国する際、トランジットのスキポール空港のゲートでのイミグレーションの手続きがあまりにも遅々として進まず、2時間もイライラ待ちするくらいならとゲート傍の売店で購入したのだ。でもその間も、機内でもあまり読めず、結局帰国してから読…

ロンドン、ウェストエンドの芝居のレベルの高さ

さきほどこのブログにロンドンの物価の高さを嘆いた記事を書いた。それでも、やはりロンドンには頻繁に行きたい。あれほど質の高い芝居をみれる都市は他にないから。それも同時進行でいくつものすごい芝居を観れるのだ。その上、バレエ、オペラ、コンサート…

ハンパないロンドンの物価の高さ、でもそれを補ってあまりある便利さ

以前、1ポンドが200円超えの頃に毎年のようにイギリス旅行をしていたので、今のレートはありがたい筈なのだが、あまりピンとこなかったのは、物価の高さのせいだろう。とくにロンドンは世界一物価が高いといわれる東京を、はるかに凌いでいた。実感としてで…

『下町人情』in 都若丸劇団@新開地劇場4月3日

このお芝居、『文七元結』のアレンジ版だった。剛さんが大工の熊五郎、若丸座長がその女房、おかつ、文七を星矢さんで以前にもみたことがある。この配役はそのままだったが、細部は変更がかなりあったように思う。こんなお芝居を可能にするには、それだけの…