2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧
ここしばらく、空き時間は、リフォームの段取りのため業者さんに会ったり、ショールームに出かけたりでバタバタ。その上、持ち物の片付け、処分でいっぱいいっぱい。家の中はまるで工事現場のように物がゴチャゴチャ。帰宅してこれを見るとげんなり、何をす…
今年の1月に見て感動、感激した「真紅組」の『ハイ・ライフ』。今回の公演も真紅組のものなので期待度マックスで出かけた。残念だったのは、『ハイ・ライフ』で迫真の演技を魅せてくれた(Bug役の)木所亮介さん、(Billy 役だった)成瀬トモヒロさんの二人…
「Patch stage vol.8」。すでにシリーズとして7回の公演をこなしている。この公演のサイトをここにリンクしておく。あのナベプロ系の劇団なので、至れり尽くせりの豪華版。チケットも6500円と高め。リンクしたサイトに劇団Patchの由来が出ているので、借用さ…
私があまり好きではない大衆演劇十八番芝居。でも下町かぶき組らしく、この悲劇をコミカル調に変えていて、ホッとした。 そもそも配役がぶっ飛んでいた。主人公の字之吉役(飛雄馬)のみがまっとう。あとは「そんな、あんまり!」の配役ばかり。中でも一番オ…
今住んでいるマンション、前の居住者が使っておられたままにしていた水回りをリフォームすることにした。それが生活のダウンサイジングも伴うことに。工事が5月半ば過ぎに始まるということで、重い腰をやっと上げて、いろいろなものの整理をし始めた。捨てる…
お芝居は『稲荷札』。劇団悠では題が『意地悪婆さん』。内容はほとんど同じ。貫太座長によると、松井まこと師匠の十八番だとか。先月明石の三白館公演にゲストで出演された折にもこのばあさん役を演られたという。飛んだり跳ねたり、走ったりと八面六臂のご…
有吉佐和子の代表作の一つ。私には初めての狂言。以下が新歌舞伎座のサイトからの情報。 有吉佐和子:原作 大藪郁子:脚本 石井ふく子:演出 出演:水谷八重子 浅丘ルリ子 山本陽子 ほか金融業者の武市浩蔵が、神楽坂にある妾の駒代(浅丘ルリ子)の家の風呂…
大沼信之作。楽しい作品。狂言の「末広」を素材として、平成3年11月に勘九郎時代の十八世勘三郎が主宰した「第二回勘九郎の会」(於歌舞伎座)で初演されたもの。松羽目物だけれど、新しいものということになる。父、勘三郎のあとを継いで、勘九郎が初めて演…
のんきなことに、昨日のお昼過ぎまで一昨日の地震について知らなかった。今日は起床後すぐにニュースを見た。ショックだった。放送中にもまたもや地震速報。まるで九州全域に地殻変動が起きているかのよう。自衛隊が駆けつけ、救助、救援活動を行っているの…
先日東京に持って行ったHPのラップトップがWiFiに繋がらなかった。ホテルに着いてから、システムを3ヶ月前に戻したり等々色々と試してみたのだけど、やっぱりダメ。内臓モデムがいかれてしまったようだった。古いPCなので2.5 kgもある。おかげで腱鞘炎寸前…
以下、「歌舞伎美人」から。 高野山開創一二〇〇年記念 夢枕獏 原作 戸部和久脚本 齋藤雅文演出<配役> 空海 染五郎 橘逸勢 松也 白龍 又五郎 黄鶴 彌十郎 白楽天 歌昇 廷臣馬之幕 廣太郎 牡丹 種之助 玉蓮 米吉 春琴 児太郎 劉雲樵 宗之助 楊貴妃 雀右衛門…
第一部 お芝居 『追われゆく女』は劇団悠でも二回観て、当ブログの記事にしている。リンクしておく。細部は少しづつ違っていたけど、あらましはほぼ同じ。お千代の働いていた遊郭の場所が、岬一家では横浜本牧になっていた。千代を貫太座長、弟の一郎を(我…
英国、Liverpool Hope Universityでこの6月末に開催される、「Theorising the Popular学会」へ提出したプロポーザルが通った。「A Reflection of Noh on Hanyu Yuzuru’s Performance」というタイトルでの私の発表、プロポーザルの提出は一週間も遅れていたの…
元の本は井上ひさし作の『手鎖心中』。小幡欣治 脚本・演出、大場正昭 演出による。副題が、「中村勘九郎ちゅう乗り相勤め申し候」となっている通り、勘九郎が宙乗りを演じて見せた。どこまでも破天荒で楽しいお芝居。でも見終わった後が怖い。以下配役とみ…
今日で2回目の岬一家。琵琶湖座にもちょっとなじんできたかな。とても居心地のいい劇場。ヘルスに近い作りだけれど、客のことをよく考えられて造られた劇場内部。何よりも清潔。瀬田駅から20分間隔でシャトルバスが出ていて便利。前回は利用したけれど、今日…
以下、「歌舞伎美人」から。 <配役> 河内屋与兵衛:尾上 菊之助 お吉:中村 七之助 豊嶋屋七左衛門:中村 勘九郎 太兵衛:坂東 亀 寿 芸者小菊:中村 梅 枝 小栗八弥:中村 萬太郎 おかち:坂東 新悟 白稲荷法印:市村 橘太郎 綿屋小兵衛:片岡 松之助 河…
疲れた。数日かかってしまった。もっとすんなりと済むと思ったのは、浅はかそして軽率。ペン大の院生だった頃はプロポーザル作成なんて半日で済んでいたのに、それが年々時間がかかるようになってきている。英語環境にいないからもあるけど、それ以上に歳の…
宇野信夫作・演出、今井豊茂脚本。あの「法界坊」を連想させるので、古い歌舞伎と思っていたら、なんと宇野信夫作の新歌舞伎。そういえば「悪」の描き方がいかにも新しい。肉感的。歌舞伎の悪は、三島由紀夫ではないけれど、どこかに「華」がある。また「色…
7日、悪天候のため、神戸空港午後1時発の羽田行き便がキャンセルになり、仕方なく新幹線で東京へ。ポーアイにある医療センターでCT検査結果を11時に聞く必要があったため神戸空港出発にしていた。その結果が心配で、何日も前から気もそぞろ。一応ほっとはし…
5月は歌舞伎座での恒例、「團菊祭」。大御所がうち揃う「大歌舞伎」なので、ここ数年は敬遠していた。今年はちょっとした変化が。海老蔵が多いのはいつものことだけど、例年より菊之助の重要な役での出番が多いように思う。そこに梅枝、松也も。でもやっぱ…
昼・夜とで通し狂言を演じるという、意欲的なプログラム。 以下、チラシをアップしておく。 大夫、三味線とも肉体的にはかなりハードなはず。観客にとってもかなりしんどいもの。肉体的にだけでなく、精神的にも。ほとんどの方が私よりは年上(?)と思われ…
フリーの演技を見終わった。ジャンプで転倒しようが、回転不足であろうが、やっぱり羽生結弦選手の演技は卓越していた。他選手との何よりもの違いは、彼にはのスケーティングで表したい世界があるという点。お仕着せではなく、彼自身に溢れ出す思いがあり、…
曲が始まる。うつむいて精神を集中させる。かすかに震える睫毛。美しい。滑り出す。腕を広げるそのポスチャーもただ美しい。腕を上にあげた後のジャンプへのつなぎも滑らか。完璧に音楽と一体化している。一切の無駄な動きを排除した滑らかさ、そして優雅さ…
フィギュア世界選手権の放映、昨日は午後7時にはテレビの前に座り、観戦。結果はわかっていたけど、でもやっぱりドキドキ。スケートそのものに興味があるわけではないので(スケートフアンの方、ゴメンなさい)、羽生結弦選手だけを見たいがためだった。そ…
羽生結弦選手のSP曲、ここしばらくはショパンの「バラード第1番ト短調作品23」が使われている。ピアノはポーランド出身でスイス在住のクリスティアン・ツィマーマン(Krystian Zimerman)。ショパンの弾き中、最も繊細な音色を出すピアニスト。演奏は繊細か…