yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

2015-01-01から1年間の記事一覧

「羽生結弦 絶対王者の新たなる旅」 in 『Number』892号 2012年の「ロミオとジュリエット」が転機

『Number』最新号の記事、「羽生結弦 絶対王者の新たなる旅」中の以下の部分が特に感動的だった。このNHK杯のあとで、それが上手く行った理由を彼は考え、2012年、ニースでの世界選手権に思い当たる。フリーの『ロミオとジュリエット』でSPからの巻き返しに…

羽生結弦選手の「SEIMEI」NHK BS1での放映

今日は大晦日。NHK BS1でNHK杯のSPとフリーの放映があると知ったので、出先から急いで帰宅。SPは以前に再放送を観ていた。でもフリーが未だだった。もちろんyoutubeでは確認してはいる。でも大きな画面で観たかった。やっとのことで滑り込みセーフ。ちょうど…

羽生結弦さんの「SEIMEI」

『Number』892号の表紙がすばらしい。これぞ「羽生結弦」! このポーズに彼の表現する究極がある。大きくひらいた両手。左手はリンクに、右手は天に向かって指先まで伸びている。なによりもその表情!きっと前をにらみ、闘志がみなぎっている。この姿勢、まる…

結弦さんの『はたちの献血サポーター』ポスター

一昨日、神戸御影の弓羽弦神社にお参りしてきた。『はたちの献血』ポスターが『はたちの献血サポーター』に替わっているかなと、期待して。残念ながらハズレ。新しいポスター、無理なんでしょうか?『はたちの献血』ポスター、ずいぶん色あせちゃっていまし…

「もっとも美しいひと」が「もっとも美しくて勁いひと」に

去年の12月末、NHKで羽生結弦さんの「花は咲く」に出逢った。衝撃だった。フィギュアスケーティングがここまで芸術的な高みにまで達するのかと、驚嘆した。ことばがなく、ただただ泣きながら観ていた。これほど美しいひとがこの世にいるんだろうかと。この世…

「フォース」と「ホース」

大衆演劇の観客動員数で「ダブル」、「トリプル」なんて呼び方がある。劇場によってその基準が違っているようで、どれだけだと「大入り」、そして「ダブル」、「トリプル」になるのかは定かではない。気になるのは「フォース」の使い方。四倍という意味らし…

『重戀雪関扉(つもるこいゆきのせきのと)』十二月大歌舞伎@歌舞伎座12月25日昼の部

以下、「歌舞伎美人」からの「配役」と「みどころ」。 <配役> 関守関兵衛実は大伴黒主 松緑 小野小町姫 七之助 良峯少将宗貞 松也 傾城墨染実は小町桜の精 玉三郎 <みどころ> 常磐津と竹本の掛け合いでみせる妖艶な女の本性 先帝崩御の後、都に近い逢坂…

玉三郎演出、中車主演『赤い陣羽織(あかいじんばおり)』十二月大歌舞伎@歌舞伎座12月25日昼の部

以下は、『赤い陣羽織』の「歌舞伎美人」からの「配役」と「みどころ」。 木下順二 作 坂東玉三郎 演出 <配役> お代官 中車 お代官のこぶん 亀寿 女房 児太郎 お代官の奥方 吉弥 おやじ 門之助 <みどころ> お代官とおやじたちの笑いあふれる痛快な舞台 …

『五右衛門ロックIII』ゲキ×シネ劇団☆新感線@東劇 12月26日

羽田発のフライトの出発時間が午後6時と遅いので、三島由紀夫のお墓参りに行こうかと考えていたのだけど、結局東劇で『五右衛門ロック』を観ることに。前から見たいとおもっていたもの。ただ2011年に梅芸で観た『髑髏城の七人』にはげっそりしたので、あえて…

『本朝廿四孝(ほんちょうにじゅうしこう)』 in 十二月大歌舞伎@歌舞伎座12月25日昼の部

近松半二 作のながーい狂言。これはそれの一部の「十種香」の場。全体がわかっていないと、内容が追いづらい。同様のことは『妹背山婦女庭訓』にもいえる。夜の部ではこの『妹背山』の通しがかかるのは、その意味で、非常に意味があると思う。見れなくて残念…

『通し狂言東海道四谷怪談』@国立劇場12月24日

染五郎が演出にかなり深く関わったのだろう。ワクワクする舞台に仕上がっていた。大感激。このためだけにでも来た甲斐があった。たいていは「教育的」な通し狂言(ときとしてboringな)がかかる国立劇場の歌舞伎。今月は思いっきりはじけた演目だった。おそ…

『勧進帳』 in 「當る申歳吉例顔見世興行」@京都南座12月15日

以下、「歌舞伎美人」からの「配役」と「みどころ」。 <配役> 歌舞伎十八番の内 勧進帳(かんじんちょう) 武蔵坊弁慶 海老蔵 源義経 壱太郎 亀井六郎 市蔵 片岡八郎 男女蔵 駿河次郎 九團次 常陸坊海尊 家橘 富樫左衛門 愛之助 <みどころ> 能の『安宅』…

片岡仁左衛門・中村鴈治郎主演『土屋主税』in 「當る申歳吉例顔見世興行」@京都南座12月15日夜の部

3時過ぎまで御所羅い舞座の「小寅丸祭り」にいたので、かなり遅刻。途中で食事をしたこともあり、着いた時は口上の最中。終わるまで待ち、『土屋主税』からの観劇。最初、今年1、2月松竹座ですでに「四代目鴈治郎襲名」興行を観ていたので、行く気はなかっ…

国立劇場の『東海道四谷怪談』を観ることに

今月は東京遠征をパスするつもりだったけど、急遽行くことにした。国立劇場に『東海道四谷怪談』がかかっていると分ったから。クリスマスイブで「敬遠」されたせいか、一等良席が呆気なく取れた。幸四郎が伊右衛門、染五郎がお岩。これ以上ない組み合わせ。…

「TORAフェス」(「橘小寅丸祭り」改め)@御所羅い舞座12月15日昼の部

お芝居 『遊侠流れ笠』 以前に二回観て、ブログ記事にしているが、あらためておおまかな筋は7月、呉服座でみたものをそのまま使っている。 このタイトルから鑑みて、コテコテの「やくざもの」と思ったら大間違い。飛龍劇団では、「やくざもの」を連想させる…

天と地を結ぶもの 羽生結弦さんの『SEIMEI』

「花は咲く」では、この世とあの世を繋ぐ美しい花の化身だった羽生結弦さん。それがステージを上げて、もう常人の手の届かないところに行ってしまったよう。そんな風に思わせられて、ちょっと淋しかったりして。演技が始まる前の「晴明」ポーズ。それが観て…

『大晦日』劇団HIRYU@御所羅い舞座12月8日昼の部

今回のお芝居の配役は去年、京橋羅い舞座で見た時と同じで、主人公のくまを大輔さん、とらを春之介さん(これは私のgoo blogにアップしている)。そのあと、梅田呉服座と箕面スパーガーデンで観たときとは主人公、くまの配役が違っていて小寅丸さんだった。…

『里恋峠』劇団HIRYU@御所羅い舞座12月7日昼の部

お芝居、『里恋峠』、前に一度見ている。でも印象がかなり違っているのは、小寅丸さんのお父上の橘屋虎舞龍さんが加わっていたためかも。プロットは「放蕩息子の帰還」に「仇討ち」を絡めたもの。このパターン、大衆演劇によくあります。ちょっと見には「悲…

『メサイア』第36回ベガメサイア@宝塚ベガ・ホール12月6日

一昨年に同じホールで『メサイア』を聴いた。去年はこの時期、ベルリンだった。まさに「光陰矢の如し」(Time flies)。中学・高校とミッションスクールで過ごした記憶の片鱗は。私の中に抜き難く残っていて、12月にはキリスト教関係の行事、特にコンサート…

ロンドンの「テート・モダン」美術館(Tate Modern)11月24日

行ったのはもう10日近くも前になる。「テート・ギャラリー」に行ったことがあったので、てっきり同じ美術館だと思っていた。「テート・ギャラリー」はターナーやホガースなんていう英国の誇るちょっと退屈な(?)画家達のコレクションで有名だったのだけど…

『二羽の鳩』The Two Pigeons (英国ロイヤルバレエThe Royal Ballet) @ Royal Opera House, 11月24日

これはすばらしかった。すぐに感想を書くつもりが、遅くなってしまった。さきほどからロイヤルバレエのサイトに入って、その日のプロダクションをコピペしようとしたら、どこにもない。毎回踊り手が替わっているのだ。あらためて英国ロイヤルバレエのダンサ…

『Evening at the Talk House』@英国ナショナルシアターNational Theatre 11月23日

以下がキャスト。サイトにリンクしておく。 • Nellie Anna Calder-Marshall • Robert Josh Hamilton • Jane Sinéad Matthews • Ted Stuart Milligan • Bill Joseph Mydell • Dick Wallace Shawn • Tom Simon Shepherd • Annette Naomi Wirthner この劇の作者…

JALのサービスは世界一

ロンドンから成田までのBAとJAL、共同運行の直行便だったので、たった(!)12時間弱で日本に帰着できた。午前10時前と理想的。元々予約していた成田発のJAL便が午後5時発になっていたので、無理をいって羽田発の便に変更してもらった。お手数をおかけしてし…

このあとヒースローから帰国

現在午前6時。フライトは12時50分なので、けっこうゆっくりできる。ホテルをパディントンにしておいてよかった。ロンドンの地下鉄は階段だらけなので、スーツケースを持って乗降するのは大変。このままスーツケースを引っ張って行って(それも5分程度)、パ…

決断しなくては

今日、思い立ってロンドン大学のG教授に会ってきた。七年前にペンシルベニア大学で開催された「名取春仙」のシンポジウムでスピーカーをして以来。先生は春画について、私は上方歌舞伎について話をしたのだが、彼はそのまま研究を続けられ、私はといえば関心…

今晩と明晩の観劇予定

ホテルのWiFiの速度が信じられないほど遅い上に不安定。なかなか劇場のサイトにつながらない。それにクレジット番号を打ち込むのも心配だったので、劇場に直接出向いた。今晩と明晩のチケットを確保。今日はナショナルシアター(Dorfman, National Theatre)…

観劇は不発

日曜日、劇場は公演がないところが多い。ようやくマチネがある劇場を発見。Duchess Theatre。演目はコメディでTHE PLAY THAT GOES WRONGというもの。どんなのか見当もつかないけど、選択の余地がないので出かけた。初めての劇場。地下鉄のコヴェントガーデン…

ウェストミンスター大学での発表終了

21日の2時半から4時までの私のセッション、予定では三人のはずがエセックス大の人がキャンセルしたので、結局二人。持ち時間を20分以内に制限されていたのがかなり緩和され、DVDも少し長めに見ることができた。それで質疑応答にかなり時間が割かれた。今回の…

ロンドンは人種のるつぼ

以前にも感じたけれど、NYなみに、あるいはそれ以上にロンドンはいろいろな人種が混在している。いわゆる「白人」が少ない。黒人、中東系、インド系、そしてアジア系のごった煮。中東系が多い。今回のテロと合わせて考えるとなにか不思議な感じ。パリも似た…

ロンドン、ホテル着

羽田からの直行便はとても快適で、さすがJALと感心してしまった。食事もエコノミーの中では今までの最高。BAとの提携便だけど、日本人客がほとんど。なんとイギリス人男性のアテンダントも流暢な日本語をしゃべる。「習った日本語」だから、とても丁寧。いま…