yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

2012-11-01から1ヶ月間の記事一覧

文楽公演『仮名手本忠臣蔵』@国立文楽劇場 11月20日夜の部

今月はめずらしく通し狂言である。ここにも以前よりもはるかに気合いが入っているのが窺える。観客席も平日にもかかわらず、ほぼ満席。観客も演じ手の気に呼応、しっかりと反応しているのが分る舞台だった。久しぶりに双方向性の際立った舞台をみることがで…

『天竺徳兵衛新噺』in 「11月花形歌舞伎」@明治座11月22日夜の部

これは鶴屋南北作(1804)で、主人公の徳兵衛を務めたのはもちろん新猿之助。公演ちらしは以下。 スケールが非常に大きく、筋も込み入っているので、一見ではかなり分りづらかった。朝4時起きでの東京遠征、午後にはかなり眠気が襲ってきたので、正しい評価…

台東区「一葉記念館」

台東区に「めぐりん」という、便利なコミュニティバスサービスがあることを知っていれば、池波正太郎所縁の地探訪というのがテーマだった先月、もう少し効率的な回り方ができただろうと残念。北、東西、南と、三種類ある。1日乗車券でどこででも乗降車でき…

『浮世柄比翼稲妻』@国立劇場 11月24日

三泊四日の予定での今月の東京遠征。初日の木曜日には伊丹を朝8時の飛行機で発って、11時からの明治座の猿之助襲名興行を昼夜でみるという強行軍。これは失敗だった。二日に分けるべきだったと後悔。とくに夜の部をしっかりと鑑賞するには体力、気力ともに不…

蔵田敏明著『池波正太郎が歩いた京都』淡交社、2002年刊 

またもや図書館から九冊もの池波関連本を借り出してしまった。そのうちの三冊が面白かったので、古書でも注文をした。表題にした本と『池波正太郎と歩く京都』(新潮社、2010年)、そして『池波正太郎の世界』(平凡社、1998年)である。すべて写真つきの小…

『滝の白糸』、『麥秋』南座錦秋新派公演@京都南座 11月15日

公演ちらしは以下。 『滝の白糸』 原作 泉鏡花 成瀬芳一 補綴・演出 主たる配役 滝の白糸 市川春猿 村瀬欣哉 井上恭太 春平 田口守 桔梗 瀬戸摩純 南京寅吉 市川月乃助 お辰 市川笑三郎 「筋書」の解説は以下。 文明開化の波が押し寄せる明治中頃の北陸を舞…

「世界のトップ・ホルン奏者ラデク・バボラーク」in NHKクラシック 日曜の夜ホッとしたいあなたへ 再放送(7月1日放送分)

テレビをつけたらNHK教育で丁度この番組の放送中だった。チェコ出身ということで、おもわず引き込まれ、彼の演奏するグリエールの「ホルン協奏曲」も聴いてしまった。以下は上のサイトから。 ホルン協奏曲 変ロ長調 作品91 から 第1楽章、第3楽章 グリエール…

ソフィア国立歌劇場オペラ 『カヴァレリア・ルスティカーナ』、『ジャンニ・スキッキ』@兵庫県立芸術文化センター11月10日

公演チラシは以下。 『カヴァレリア・ルスティカーナ』 プロダクションは以下。 管弦楽/ソフィア国立歌劇場管弦楽団 合唱/ソフィア国立歌劇場合唱団 指揮/アレッサンドロ・サンジョルジ 演出/プラーメン・カルターロフ ゲルガーナ・ルセコヴァ(サントゥ…

『生き返った幽霊』in たつみ演劇BOX @明生座2012 年11月9日夜の部

たつみ座長は第二部のお芝居後の口上でその日のお芝居の由来をお話になることが多く、いつも興味深く聴かせていただいています。このお芝居は昔からこの劇団(つまりお父様の代から)の持ち芝居で、講談話が原型だろうということでした。コミカルなお芝居で…

『鬼平犯科帳』DVDシリーズ

『鬼平犯科帳』DVDシリーズ、ついに第4シリーズまで買ってしまった!定価だととても高いのですべて中古だけれど、それでもけっこうな出費になった。第9シリーズまであるようだけど、DVDはひとまずこれで止めるつもりである。本の方は番外編の「乳房」を除…