2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧
オリンピックの動画も含めて、過去の羽生結弦選手の演技を動画で確認した。「花は咲く」のイメージとは違ったロック調の「パリの散歩道」。2013年頃からソチ・オリンンピック前後の動画での羽生選手、表現はパーフェクト。でも私が「花は咲く」で感じた彼の…
ちょうど東京滞在中だったので、ホテルでニュースでは見たのだけれど、別にきちんと全編見るつもりはなかった(当方、海老蔵と聞いただけで虫酸が走るので)。昨日、羽生結弦さんの「スケート・カナダ」でのEXの演技、「パリの散歩道」をyoutubeで検索中、引…
能では若手会である「伝承の会」(於京都観世会館)。同じく観世会館での京都観世会例会も行く予定にしている。何年か前に行った「芦屋能」のチケットを今年も確保できた。 また学園祭シーズンということもあり、京都大学と同志社大学の能学部の発表会も行き…
悪女は二人。一人は和也さんが演じた妾のお染で、もう一人は千代さんが演じた芸者お駒。二人とも悪い女なんです。大店の主人、金兵衛(祐馬)に、千両もの大金をもらいながら、彼が「死ぬ」と大喜び。火葬場では一応嘆き悲しむふりをする。お染は死体の入っ…
のちに「会津の小鉄」と呼ばれるようになった浪速出身の侠客上坂仙吉と、新選組隊長近藤勇との馴れ初め、交友を描いている。もちろんフィクション。最初に「これは完全にフィクションです」というアナウンスがあった! 主たる配役:上坂仙吉を勘太郎さん、近…
座長勘太郎さんの解説によると、月太郎さんが建てた新作だそうで、この公演が(月太郎さんの誕生日公演を入れて)三回目だとか。私は中国古来の伝奇小説には疎く、もちろん『西遊記』もかじったことはない。だから舞台で見るのが新鮮だった。 問題は三蔵法師…
ぶっ飛んだ演出だった。元のストーリーは忘れてください。50分に収まるよう、端折り、組み替えてできた作品。それにしてもよくできていた。とてもわかりやすかった!真吾さんの「解説」・フォローのおかげかもしれませんが。 大きな流れは原作通りなのだけれ…
以下に「歌舞伎美人」からの配役、みどころをお借りする。 静御前の霊 玉三郎 若菜摘 児太郎 神職 彦三郎 みどころ 現し世と常世の交わる幻想的な舞 若菜摘が、吉野勝手神社の神職に遣わされて、若菜川で若菜をつんでいます。そこに一人の女が現れ、自らの供…
今月の劇団荒城はとにかくすごい!「10月の上演芝居、120本に挑戦!」っていうんですから。120本を30(日)で割ると毎日最低4本の芝居をかけなくてはならない。つまり、昼・夜部、それぞれ少なくとも2本の芝居をかけるということになる。信じられない!実際…
「歌舞伎美人」サイトから配役とみどころをお借りする。 <配役> 傾城 千歳大夫 扇雀 太鼓持 藤中 巳之助 新造 松ケ枝 梅枝 <みどころ> 洒落た趣向の華やかな祝祭舞踊 吉原の座敷で、傾城、新造、太鼓持がそろい、それぞれを翁、千歳、三番叟に見立て、艶…
今月の東京、歌舞伎は常にも増して激戦区。歌舞伎座、新橋演舞場、そしてこの国立劇場が三つ巴のありさま。地方巡業も同時進行なので、役者不足状態になっている。その中で、割を食っているのがこの国立劇場公演のような気がする。さらに言えば、国立劇場常…
昼・夜の芝居替えで奮闘の劇団荒城。明日までは(荒城真吾総座長ではなく)勘太郎座長が仕切る舞台。その前週は真吾総座長が仕切っておられたらしい。明後日からは平常通りの「劇団荒城」に戻るとか。つまり、真吾さんが「大型新人」から総座長に復帰される…
ずっと見たいと思っていたこの作品、やっとスクリーンで見ることができた。ただ、今まで見てきた溝口・田中・依田チーム作品ではもっとも面白くない作品だった。これは意外だった。さすがの溝口も戦後作品はよくないのかとかと一瞬思ったけれどそんなことは…
公式サイトからのCMが以下。 直木賞作家・辻村深月の「ハケンアニメ!」が G2演出で遂に舞台化! アニメを熱くする仕事人たちの感動物語! 日本を代表する一大複合産業「アニメ」の裏側で起こる ハケン(覇権)争いに目が離せない! あらすじ:伝説の天才ア…
片山九郎右衛門師がシテの天津神、味方玄師がツレの天女での連れ舞いがよかった。本年7月にお二人のシテ・ツレでの能『大典』の奉納があった。横浜能楽堂に請われての公演だったという。「令和」という希望に満ちた新しい御代を寿ぐのに、技量最高を誇るこの…
美しいチラシをアップさせていただく。 まず華道遠州宗家、芦田一寿氏による立花があった。舞台全面中央に設置された生け花に、芦田一寿氏が最後の仕上げを施された。「立花」が武道に通じることが伝わってきた瞬間だった。当日の演者は以下。 シテ [里の女…
以下に当日のチラシの表・裏をお借りする。 薪能といえば大抵は神社、仏閣等の広大な場所に5百人かそれ以上の観客を擁してのものが多いけれど、このきらら山荘のものは、こじんまり小規模。どこかほんわかとした和やかな雰囲気が終始漂っている。 舞台は設…
お囃子、地謡方は以下の方々。 笛 森田保美 大鼓 河村 大 小鼓 吉阪一郎 太鼓 井上敬介 地謡 大江広祐 味方玄 古橋正邦 橋本忠樹 九郎右衛門師の「舞囃子」はその早舞部を切り取ったもの。改めて舞の旋回の多さに瞠目させられる。能で、こんなに頻繁にくるく…