2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧
こちらへ来てから3度目のナショナルシアター。今日の舞台は最も大きいオリヴィエ劇場。こちらへ来てすぐに見た『マクベス』もこの劇場だった。平土間(Stall) の前から2番目の席だったので、今日のサークル席とはまったく違った感じ。でも上から見るのも悪く…
昨日、ロンドン大学に(サバティカルで?)来ておられる日本の大学の先生から彼女が宿泊している語学学校の宿泊費を聞いて、腰を抜かしてしまった。なんと一泊120ポンド!1ポンド150円で計算してみてください。これで2ヶ月滞在してもディスカウントはない…
「春よ、来い」をピアノ演奏に合わせて舞われた羽生結弦選手。「天女の舞」という表現をしておられた方が何人もおられましたが、それにあやかり「羽衣の舞」といわせていただきます。歌詞には沈丁花がでてきますが、私には6月に咲く「羽衣の舞」という美しい…
一昨日、私が今いるこのロンドン大学のインターナショナル・ホールに滞在していた(サマースクールのコースを取っていた)チャイニーズの大量集団がいなくなりました。ガーベッジはゴミの山。廊下にもゴミが。そして昨日からまた新しい集団が。今回はチャイ…
主演のヴァネッサ・キルビーはすでにテレビ等でも有名な女優さんらしい。この舞台の成功は彼女の好演に負うところが大きいと思う。以下にナショナルシアターの公式サイトからの舞台写真をお借りする。 ヴァネッサ・キルビー 休憩なしの1時間30分。ナショナル…
一昨日から膀胱炎を発症。持参した抗生剤は今日でなくなってしまうので、困りました。ネット検索をかけるとロンドン在住の方たちがアップされた情報が。ドラッグストアのBootsで市販薬を買われたり、あるはGP(日本で言うところの掛かりつけの医者)に連絡、そ…
もとより観劇はあまりしないつもりでしたので、芝居、オペラ、バレエの予約は取っていません。とはいえ、せっかくのロンドン、もったいないですね。で、調べました。オペラハウスのバレエは『白鳥の湖』のみ。それも日本人バレーリーナが主演とわかってパス…
フィラデルフィアにいるときは、大学周りにはトラック・フードの店がいっぱい出て、昼食には(時としては夕食も)困りませんでした。当時で、一皿4−5ドル程度。貧乏院生には心強い味方でした。そういえば、職を得て舞い戻った2006年からの一年間も随分とお…
『ワンピース』があまりにもアホらしかったので、歌舞伎はしばらく見ないでおこうと決めていた。「挑戦」があれでは、お粗末すぎる。大衆迎合はいいのだけれど、安易なオチで締められては(それ自体が「大衆迎合」ですが)、鼻白んでしまう。演劇がとんがり…
26年前の舞台の録画。「第6回NHK能楽鑑賞会」(1991年12月12日)でのもの。演者一覧は以下。 前シテ・庭掃きの老人:松本恵雄 後シテ・老人の怨霊:松本恵雄 ツレ・女御:大坪喜美雄 ワキ・廷臣:鏑木岑男 アイ・従者:野村万作 笛 藤田大五郎 小鼓 幸昭弘 …
ロンドンは朝の6時。連れ合いからのメールで地震を知りました。昨夜は午後10時(日本時間午前6時)に寝てしまっていたので、このニュースに気付きませんでした。宝塚はガスが止まった程度で済んだようですが、大阪は大変でしたね。日本は現在午後2時ごろでし…
汚れ物がたまってきたので、滞在している International Hall 地下にあるランドリーにGO!。洗濯機が6台、乾燥機も6台なので数はまあまあ。別室にはアイロン台が。しかし汚い!洗濯機3台の中にはまだ衣料が入ったまま。乾燥機も同じく2台に乾燥を終えたズ…
SOASライブラリーのリファレンス室で鑑賞したもの。NHKの5巻パックになったうちの一本。見たことのない演目ということで、『烏帽子折』にした。演者の関根祥六、関根祥人、関根祥丸各師については初耳だった。見終わった後、ネット検索をかけたところ、NHKサ…
どうも目がかゆい。イライラと落ち着かないので、図書館を抜けてブランズウィック・モールにある「Boots」というドラッグストアへ。目薬と飲み薬を処方してもらいました。ついでに腰痛用の痛み止めも。目薬、少しは効果があったようです。昨朝、散歩の折に樹…
こちらへ来てから一週間経ちました。そろそろ日本食が恋しくなってきています。一日一食、この宿の朝食のみにしようというのはそろそろ怪しくなってきているのが情けない。昨日は持ってきたミニ炊飯器でタイ米を炊いたけれど、やっぱりショートグレインのも…
五十五世梅若六郎師(現梅若実師のお父上)と友枝昭世師のもの2本。朝に1本、昼から1本、合わせて3時間ほどの能鑑賞ができた。これで禁断症状は幾分か緩和される? 梅若六郎師のものは1977年に収録されていて、これは亡くなられる2年前。艶やかな中にちょっ…
能の舞台を見たい!そう切望しても異国では不可能。8月の頭に帰国するまで、我慢、我慢。生の舞台とは行かなくても、せめてDVDを何本か持って来ればよかった。こんなことをグダグダ思っている。 禁断症状が出る前に、明日SOASライブラリーでDVDを見ることに…
午後に1階の部屋に移ってきた。あの暑さが嘘のように涼しい。移動に1時間かかってしまった。これだと部屋にいることが長くなりそうでやばいかも。でも、部屋が面した中庭で子供を遊ばせる人がいて、結構やかましいので、やっぱり図書館に行くことになりそう…
宿泊中のロンドン大学のInternational Hall、外はわりと涼しいのに、部屋の中が暑い。外気温が22度だそうだけど、中は30度近くある? 最上階、といっても5階、屋根の熱さがそのまま部屋に伝わっている。そういえばアメリカの院生時代、2年目に住んだ築90年の…
現在、浦島太郎の気分。ロンドン大学のSOAS図書館で学術情報にアクセスをする中で、驚くべき情報を得た。なんと卒業生にもアクセスできるようにしているというのだ。そのオンライン・データベースがEBSCO。初めて聞く名。アメリカの大学院を出てしまうと、ア…
飛行機は午前7時にヒースロー着。ジャンボ機の上、座席が最後列の塊にあったので出るのが遅れた。イミグレーションではすでにものすごい行列が!覚悟はしたのだけれど、それ以上に酷かった。なんと1時間50分かかってしまった。係員も嫌気がさしていたのか、…
バンコクからロンドンに向かう機内で見た映画。私はいい映画だと思ったのだけれど、Rotten Tomatoesの評価は散々(48点)だった。概要はここにある通り。 www.rottentomatoes.com 原作はJustin Haythe、監督がFrancis Lawrence。残念ながらいずれもよく知ら…
現在夜の11時すぎ。ロンドンに行くのに今回は初めてのタイ航空を使った。トランジットの空港がこのスワンナプーム国際空港。2006年にできた新しい空港らしい。待ち時間が4時間もあるので、ラウンジに。軽食、アルコール類、ソフトドリンクと取り揃えてある…
Chemistryの歌うWings of Words に乗っての演技。復活を確信させる超絶ジャンプとなめらかなスケーティングは、まさに王者にふさわしいブリリアントな演技でした。特に怪我やその他諸々の雑音から解き放たれた解放感を強烈に感じました。モダンダンスのよう…
買っておいたシーズンチケットが1枚残っているのに、昨日気付いた。よほど観劇は止そうかとも思ったのだけれど、初めて見る演目なので誘惑に勝てず。「オペラ版シンデレラ」と聞いたら余計に見たくなった。 いつもながらMET の紹介が懇切丁寧。リンクしてお…
当日いただいたプログラムに、梅若実師の「解説」が載っていた。演じられる『菊慈童』は師自らアレンジされたものになっているとのこと。昨年7月に国立能楽堂で友枝昭世師シテで見ている。喜多流なので、『枕慈童』とタイトルは違っているけど、ほぼ同じもの…
後場は親子競演で、九郎右衛門師が後シテの「白」を、ご子息の清愛さん(「師」とすべきか「君」なのか迷う)が同じく後シテの「赤」を舞われた。前シテは大江又三郎師。 まず白獅子が囃子方総動員で奏じる「乱序」に乗って登場。そのあと太鼓が主導する小鼓…