2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧
『蒼い炎』は羽生結弦選手への聴き取りを通して構成された形式になっている。驚かされるのは16、17歳にしかすぎなかった当時の彼が選ぶ言葉の的確さ。「この人、どんだけ頭いいの!」と唸ってしまった。その「若さ」にして、自身の演技のみならず心理状態ま…
日刊スポーツから。いかにも羽生結弦!と思ったのが以下の彼のコメント。「(同じブライアン・オーサー・コーチに師事する(同門のフェルナンデスに逆転負けを許し)「自分はそんなに心が広くないので、悔しい。次は絶対に勝ってやろうと思う。反面、仲間が…
このタイトルは日刊スポーツ紙2015年3月29日の紙面から。「負けて悔しい。いろいろなことを言うと、自分の気持ちを伝えきれないので、その一言です」。このひとことにどれほどの想いがこめられていることか。 羽生結弦選手を襲った数々の試練。そのひとつひ…
ちよさんという方のTweetに中国の動画、「2015WC 羽生结弦 OP0326」がアップされている。ありがとうございます。14分30秒から17分10秒あたりまで羽生结弦選手のFP、『オペラ座の怪人』をかけての練習風景がみられる。全体の流れ、そしてもちろんジャンプを重…
昨日上海入りして、今日公式練習に出た羽生結弦選手。昨日の硬い表情とは打って変わって楽しげ。よかった!twitterのTLが祭り状態になっている。ある方のコメント曰く、「髪型も心配されてファンが総オカン状態」。たしかに。そう、ファンは(私も含めて)「…
23時55分〜24時40分 フジテレビ、『羽生結弦の戦い&世界フィギュアの展望 公式『すぽると!』の特集。見れてよかった。概説は以下。 日曜すぽると!はフィギュアスケート世界選手権で日本男子初の連覇の期待がかかる羽生結弦選手を特集します。ソチ五輪で金…
浜松屋見世先より 稲瀬川勢揃いまで以下、「歌舞伎美人」からの借用。 <配役> 弁天小僧菊之助:尾上 松也 南郷力丸:坂東 巳之助 忠信利平:中村 隼人 浜松屋伜宗之助:中村 米吉 浜松屋幸兵衛:嵐 橘三郎 鳶頭清次:中村 種之助 赤星十三郎:尾上 右近 日…
めっぽう面白かった。お化けの総覧。今まで観たことがない。こんな奇妙奇天烈な歌舞伎舞踊があったんですね。三世河竹新七作。初演は明治33年、五世尾上梅幸が主役を張ったらしい。タイトルに「闇梅」とあるのは、彼の名を採ったもの。わざわざこの演目を持…
羽生結弦さんのNHK杯EXでの魂を揺さぶられる演技、「花は咲く」をブログ記事にしたのがご縁で、羽生結弦ファンの方のコメント、tweetを頂いた。それがきっかけで、Twitterを再開したのだけど、お蔭でTime Lineと呼ばれる一連のつぶやきを読ませていただく楽…
『野田版 研辰の討たれ』をかなり前にシネマ歌舞伎で観ていながら、なかなかレポが書けなくて、やっとその気になり、この『研辰』の作者、木村錦花について調べようとネット検索をかけたら、「歌 舞 伎 素 人 講 釈 ◆〜私の観劇ノート〜」というブログに行き…
人智では及ばないこと、努力では如何ともし難いことに直面したら、最後は神さま、仏さまに「縋る」ことになるのかもしれない。しばしこころの平安を得るために。宗教がなくならないのは、ごく自然なことなんだろう。先日羽生結弦選手の快癒を願って、神戸市…
以下、「歌舞伎美人」からの「配役」と「みどころ」。 <配役> 曽我五郎時致 中村 歌 昇 大薩摩文太夫 中村 隼 人 曽我十郎祐成 中村 種之助<みどころ> 紅梅白梅が咲き誇る正月。曽我五郎が父の敵、工藤祐経を討つために大きな矢の根を研いでいると、大薩…
以下、「歌舞伎美人」からの「配役」と「みどころ」。 <配役>鳴神上人 尾上 松也 雲の絶間姫 中村 米吉 <みどころ> 鳴神上人は、朝廷への恨みから、秘法を使い竜神を滝壺に封じ込めてしまいます。それ以来、雨が一滴も降らず、人々は日照り続きに苦しん…
「矢の根」、「鳴神」、そしてこの「流星」が「江戸七人衆」が京都に持ちこんだ演目だった。それだけでも彼らの意気込みがよく分かる。特に成田屋十八番の演目を二つもぶつけるなんて、無謀にみえるかもしれない。でも今年1月の「浅草花形歌舞伎」で彼らの実…