yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

2015-10-01から1ヶ月間の記事一覧

『江戸みやげ 狐狸狐狸ばなし(こりこりばなし)』大阪平成中村座@大阪城西の丸庭園内 特設劇場 10月30日昼の部

「歌舞伎美人」からの配役とみどころ,そして写真が以下。 <配役> 手拭い屋伊之助 中村 扇 雀 女房おきわ 中村 七之助 雇人又市 中村 勘九郎 福造 中村 国 生 屋台そば屋 中村 虎之介 おいね 中村 歌女之丞 おそめ 片岡 亀 蔵 法印重善 中村 橋之助 <みど…

『三升猿曲舞(しかくばしらさるのくせまい)』大阪平成中村座@大阪城西の丸庭園内特設劇場 10月30日昼の部

以下、「歌舞伎美人」からの解説と写真。 <配役> 此下兵吉 中村 勘九郎 <みどころ> 小田春永の館にある奥庭へやって来たのは、先頃、小田家に召し抱えられた此下兵吉。御殿を窺う兵吉の様子を不審に思った奴たちが取り押さえると、兵吉は好みの能をうか…

『女暫(おんなしばらく)』 「大阪平成中村座 大坂の陣400年記念」@大阪城西の丸庭園内特設劇場 10月30日昼の部

以下、「歌舞伎美人」からの配役とみどころ。そして写真を。 <配役> 巴御前 中村 七之助 舞台番鶴吉 中村 勘九郎 女鯰若菜 坂東 新 悟 猪俣平六 中村 国 生 紅梅姫 中村 虎之介 手塚太郎 中村 鶴 松 局唐糸 中村 歌女之丞 成田五郎 片岡 亀 蔵 轟坊震斎 坂…

2016年度「新春浅草歌舞伎」の演者、演目発表

興奮してしまった!巳之助がほとんどの演目に出ている。彼の実力からいったら、当然過ぎるくらい当然。とはいえ、実力が必ずしも正当な「評価」を受けるとは限らないのがこの世のならい。だから素直にうれしい。それに大好きな米吉も重要な役どころ。わたし…

『小豆島』たつみ演劇BOX@京橋羅い舞座10月28日夜の部

「たつみ演劇BOX」の小泉たつみ座長、先月と今月は獅子奮迅の奮闘ぶり。身体的にもそうだろうけど、知的にも。演目一覧でそれがよく分かる。先月の新開地劇場での演目と今月の京橋羅い舞座でのそれとは、できるだけ重ならないように工夫されていた。だから他…

ロンドンまで直行便に

11月20日のロンドンでの発表が終わったあとで、パリに移動してバレエをみようかと考えたのだけど、20日と29日に『ラ・バヤデール』があるのみ。日程的にいずれも不可能なので、ずっとロンドンに滞在することにした。オペラ、バレエともにこの日程でいくつか…

五嶋龍版「題名のない音楽会」テレビ朝日10月25日放映

この時間帯、佐渡裕さんの「題名のない音楽会」を朝ご飯を食べながらみることが多かった。佐渡さんはウィーンの「トーンキュンストラー管弦楽団」で音楽監督を務められることとなり、番組を9月で「卒業」された。五嶋龍さんがその後を引き継いでの番組。五嶋…

神戸元町のすてきなカフェ

サンドウィッチがとびきりおいしくて、デミグラソース or カレーソースをチョイスできるオムライスも女性の大喜びしそうな自然の味で、コーヒーの豆も有機栽培のものを使っておられて、そしてなによりも美人のママさんがおられるカフェ・キッチンが神戸元町…

11月観劇予定

歌舞伎では「大阪平成中村座」に10月終わりに行く予定。あとはめぼしいものが関西には乗らない。文楽は「錦秋文楽公演」が10月31日から11月23日まで文楽劇場にかかるけど、ロンドンでの学会発表を20日に控えているので、行くのは無理だろう。そういえば昨日…

スーパー歌舞伎II(セカンド)『ワンピース』@新橋演舞場10月 20日夜の部

「歌舞伎美人」から配役とみどころを。 配役 ルフィ/ハンコック/シャンクス:市川 猿之助 白ひげ:市川 右 近 ゾロ/ボン・クレー/スクアード:坂東 巳之助 サンジ/イナズマ:中村 隼 人 ナミ/サンダーソニア:市川 春 猿 はっちゃん/戦桃丸:市川 弘…

菊五郎・時蔵主演『人情噺文七元結(にんじょうばなしぶんしちもっとい)』@歌舞伎座10月20日

以下、「歌舞伎美人」からの配役、みどころを。 配役 左官長兵衛 菊五郎 女房お兼 時蔵 鳶頭伊兵衛 松緑 和泉屋手代文七 梅枝 娘お久 尾上右近 角海老手代藤助 團蔵 和泉屋清兵衛 左團次 角海老女将お駒 玉三郎みどころ ◆江戸っ子の義理と人情が溢れる名作 …

片岡仁左衛門主演「一條大蔵譚(いちじょうおおくらものがたり)」@歌舞伎座10月20日

今までに何回かこの演目を観てきたが、仁左衛門の大蔵卿がもっとも説得力があった。それになんともいえない華があった。これは他の演者の追随を許さない。以下、「歌舞伎美人」からの配役とみどころ。 檜垣茶屋の場 大蔵館奥殿の場 一條大蔵長成 仁左衛門 お…

「音羽嶽だんまり(おとわがたけだんまり)」芸術祭十月大歌舞伎@歌舞伎座10月20日

タイトルにあるように、これはやっぱり音羽屋のものだろう。以下に「歌舞伎美人」からの配役、みどころを。 配役 音羽夜叉五郎:松也 七綾姫:梅枝 源頼信:萬太郎 鬼童丸:尾上右近 保昌娘小式部:児太郎 将軍太郎良門:権十郎みどころ ◆闇の中で繰り広げる…

松緑主演「髪結新三」『梅雨小袖昔八丈(つゆこそでむかしはちじょう)』@歌舞伎座10月19日

二世松緑の追善公演ということで、彼の孫の四代目松緑が主役の新三を張った。通しで2時間を超えていた。かなり疲れた。「歌舞伎美人」から構成、配役、そしてみどころを。 序 幕 白子屋見世先の場 永代橋川端の場 二幕目 富吉町新三内の場 家主長兵衛内の場 …

坂東玉三郎主演「阿古屋」『壇浦兜軍記(だんのうらかぶとぐんき)』芸術祭十月大歌舞伎@歌舞伎座10月19日

「歌舞伎美人」から配役とみどころを。 配役 遊君阿古屋 玉三郎 岩永左衛門 亀三郎 榛沢六郎 功一 秩父庄司重忠 菊之助 みどころ ◆遊君が見事に弾きこなす三曲の調べ 平家滅亡後、源頼朝の命により残党狩りが行われる中、平家の武将悪七兵衛景清の行方を詮議…

歌舞伎観劇東京遠征

明日(19日)から2泊3日で東京に遠征する。19日には歌舞伎座で夜の部を、20日には同じく歌舞伎座で昼の部を、そして(これが今回のメインな目的である)猿之助の『ワンピース』を新橋演舞場で観る予定。歌舞伎座の夜の部で楽しみにしているのが、『壇浦兜軍…

「THE 変形」河森正治デザインワークス展@宝塚市立手塚治虫記念館10月17日

こんなに近いところに住んでいるのに、しかも毎日前を通っているのに、やっと行けた。朝か夕方のウォーキングは、記念館が開く前か後になるので入場できたためしがなかった。26日に終わるので、すべりこみセーフ。以下がちらし。 土曜日ということで、そこそ…

近江飛龍劇団舞踊ショー@堺東羅い舞座 10月11日昼の部

舞踊ショーの写真をアップする。曲名等、間違いあればご容赦。虎舞龍 「?」 きらびやかな衣装。暗転すると衣装に縫い込んだかずかずの電球が光って幻想的。日本の舞踊というより、和・洋の折衷。多文化混淆態の「クレオール」。 小寅丸 「夢の海峡」 棒を縦…

『友情断片録』たつみ演劇BOX@京橋羅い舞座 10月9日昼の部

このお芝居は四度目。恋川純弥さんゲストで、いつもの配役とはかなりに変更があった。 『友情断片録』。時は明治の初め、薩摩出身の二人の男、本田五郎(たつみ)と桑田義彦(ダイヤ)の「友情」を描いたもの。 立身出世を夢見て上京した親友の義彦(純弥)…

『上州土産百両首』第一回ダイヤDAY たつみ演劇BOX @京橋羅い舞座10月10日昼の部

2014年の新春浅草歌舞伎で観たのがこの芝居の完全版を観た最初。大衆演劇では2010年1月、箕面温泉劇場に乗った鹿島順一劇団で観たのが最初。新春浅草浅草歌舞伎では正太郎を猿之助、牙次郎を巳之助という配役だったが、それぞれのニンにあった役で見応えがあ…

たつみ演劇BOX 、恋川純弥さんゲスト@京橋羅い舞座 10月9日昼の部

お芝居は『友情断片録』。このお芝居は4度目。あらすじはあとにして、まず舞踊ショーを。ただし、ひかえたもののみ。純弥さんがゲストということで、彼の写真を中心に載せます。スミマセン。乞うご了解。先月のたつみ演劇BOXででも純弥さんがゲストをされ、…

パリオペラ座『天井桟敷の人々』特集 ダンスマガジン2013年8月号

昨日図書館に行った折に、この号の表紙が目に飛び込んで来た。懐かしいひとに出逢ったようで、うれしかった。この公演、2013年6月1日に夜の部を東京文化会館でみて、ブログ記事にもしている。今までにみてきたバレエ公演(大した数ではないけど)の最高峰だ…

断捨離とダウンサイジング

このマンションに引っ越してから8年が経った。そのときに持ち込んだ書類の山が段ボール箱に入ったままだった。加えて、よっぽど必要でない限り、買わないと固く決心した本を、しっかり買い込んでいる。専門分野のものならともかく、「How toもの」もけっこ…

『弁天月太郎』たつみ演劇BOX@京橋羅い舞座10月3日昼の部

第一部の舞踊ショーに遅刻。記録は第二部のお芝居から。『弁天月太郎』は以前に一度観ている。ずっと前だったような。いわゆる「弁天小僧」もの。それに池波正太郎の「鬼平」ものによくある「もと盗賊が今では大店の主人をしている」というモチーフが絡む。…

泉鏡花と『雨月物語』、そして三島由紀夫

『高野聖』についての当ブログ記事に、この作品に『雨月物語』との近似性を感じると書いた。それがずっと気になっていた。ネットで検索をかけてみると、私の漠然とした印象はそう的外れではなかったよう。鏡花が戯作にどっぷりと漬かっていたのは、その文体…