2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧
笑い過ぎて悶絶死しそうでした。どなたかのブログでとても面白いことは分かっていたのですが、ここまでとは!昨日の『瞼に母』も松竹新喜劇風のとびきりのお芝居で、8月に花園会館で観たときとは、すこし感じが変わっていました。それについてはいずれ書く…
日本ではあまり知られていないが、ヴィンセント・ドノフリオ(Vincent D'Onofrio)はアメリカではLaw & Orderシリーズ中の"Criminal Intent"で有名な俳優である。私のもっとも好きな俳優でもある。この記事はすでに2年前のもので、今まで気づかなかった自分…
久しぶりに政治関係のうれしいニュース。大阪市民、府民もなかなかやりますね。マスコミがなりふりかまわず「橋下たたき」をしたのを乗り越えての勝利だ。それにしても既成政党のみならず既成のメディアの無能ぶり、品性の卑しさをいやというほど見せつけら…
NHKのホリデー・インタビューへの登場だった。なんと、朝のテレビ小説でヒロインの義父を演じたそうである。そういえば1、2度みたこの番組での人の良さそうな俳優を思いだした。あれが串田さんだったとは。インタビュー中の串田さんとはまったく違った印象…
松竹新喜劇のオリジナルを若丸さん仕様にした芝居でした。もともとは落語で、落語オタクのつれあいが、先日この演目が貼り出されているのをみた途端に「あっ、落語をやるんだ」と言ったので、ネットでも検索してみました。落語の内容とはずいぶんと変えられ…
『姿無き仇討ち』、抱腹絶倒のお芝居でした!座長の若丸さん、副座長の剛さんの丁々発止の笑いの「闘い」が立っていました。若丸さん作だということで、すごい才能の方だと感心しました。なんど観てもきっとそのときどきで笑いのツボがかわっていて、楽しめ…
実家(集合住宅)は神戸市灘区の第二種高層住宅地にあるのだが、ここ一週間は隣りのビルに新しく入った印刷工場の問題で振り回されている。Tシャツなどにプリントする印刷業らしく、境界を超えて巨大な筒状のダクトが4個設置されたので、相手方(といっても…
勤務先で会議が長引いたため、ミニショーは見損ね、その上お芝居も最初の10分程度遅れてしまいました。このお芝居は他劇団(九州系)でも観たことがあります。ただし、完全に若丸バージョンに替えられていました!以前にみたお芝居とは重点の置き方がまった…
これはThe Wall Street Journal の日本語版にあった記事である。内容はまさにタイトル通り。 演繹法で書かれているので、最初の段落に全体のまとめがある。 先進国で最も深刻な労働人口の危機にさらされながら、依然として女性の活用に消極的な不思議の国、…
長い観劇歴で初めてあきれ果てるような経験をした。そのためにせっかくの楽しいはずの観劇が台無しになってしまって、未だに憤りが消えない。3週間前にネット予約をしたのだが、床近くの席は空いていなくて、A席でもずいぶん後ろの席になった。これが大いな…
通勤には阪急を使うのだが、これがかなり苦痛である。朝は男性の服にしみついたタバコの臭いと口臭、体臭にうんざりするし、昼間に帰宅する電車では年配女性のおしゃべり、口臭(こちらは男性ほど当たる確率は高くないけれど)にうんざりである。宝塚に引っ…
メトロポリタン歌劇場の最新シーズンのオペラを録画したものが映画として上映されているのを知り、前からみたいと思っていたがなかなか機会がなかった。METも気のきいたビジネスを始めていたのですね。すでに何年にもなることが分かりました。もちろんオペラ…
こういう三枚目の「できそこない」を演じたら、若丸さんの右にでる役者はいないと思います。それがどれほどのレベルかは、実際に観ていただかなくては分かっていただけないでしょう。喜劇の肝は「間」の取り方ですが(もちろん悲劇でもそうですが、喜劇の場…
中学校の修学旅行でこの二つの名所は巡ったことがあり、写真も残っている。とはいえはるか昔のことなので、今回現地での印象とはかなり差があった。熊本城がここまで市の中心であるとは、以前にはまったく気づかなかった。城を中心に街全体が回っているよう…
八千代座の玉三郎舞踊公演まで時間があったので、「山鹿灯籠民芸館」で山鹿灯籠に立ち寄った。この公演のちらしに灯籠を被った玉三郎さんの写真がある。 とてつもなく重そうにみえるけれど、紙細工で軽いそうである。紙に糊で金箔を貼っている。この民芸館で…
舞踊がここまでの哲学的な内容と様態になるとは!いままでの常識を打ち破られた。玉三郎といえば、『楊貴妃』も実験的だったが、この『春夏秋冬』はそれを超えていた。口上で玉三郎が「いろいろなものを脈絡なく入れた舞踊となっています」とおっしゃったの…
とても席がとりづらいと聞いていた明生座公演。でも席はまだいくつも開いていて、意外でした。噂だけが、あるいは思い込みが先走ることってあるんですよね。初日も当日に席がとれたと、お隣に座った方がおっしゃっておられて、これにもびっくりしました。劇…
もう、ことばもなく感動することがある。アイザックソンのジョブズの伝記にはそういう場面がいくつかあった。その一つがジョブズとヨーヨー・マとの交流だった。ジョブズがクラッシック音楽の演奏者として尊敬していたのがマだった。1981年、アスペン音楽祭…
毎度ジョブズネタで申し訳ないのだが、アイザックソンの伝記は開いたページどれもが例外なく面白く、ジョブズの哲学のみならず彼の美学、そしてかれの音楽への並々ならないの思い入れとこだわりが、まるでジョブズが傍にいるかのように手に取るように分かる…