2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧
すでにニュースになっているのだが、アメリカのアマゾン(Amazon)がタブレット型のKindle Fireを9月28日に出した。CEO のジェフ・ベゾス(Jeff Bezos)自身が手に持って紹介するシーン(もちろんこれはApple のJobsを意識して)がメディアで公開された。久…
先日朝食時にたまたまつけたテレビで三田村邦彦さんの旅番組を放映中だった。ちょうど八千代座が映っていたのだけれど、その美しさに息をのんだ。熊本の山鹿地方にある昔ながらの芝居小屋である。江戸期、明治期の建て方で立てられた小屋の数少ない生き残り…
勘太郎と七之助がそれぞれ桜子(実は狂言師左近)と花子という白拍子で登場。華やかだった。白拍子桜子を踊った勘太郎、冒頭のところで花子に比べるといくぶんかぎこちない踊りだったのは「実は男」という設定を生かしてのものだったのだと、納得。最初は「…
今月、松竹座、新歌舞伎座と二カ所で歌舞伎公演を観て、感銘を受けたことがあった。それはいままでは「排除」されていた新しいトレンドが、歌舞伎に定着しつつあることだった。もちろん昔ながらの旧いタイプのものも健在だけれど、それに寄り添うように新し…
この歌舞伎公演は新歌舞伎座開場1周年記念公演とのことで、中村屋を中心に成駒屋、音羽屋、松嶋屋が協力した公演である。それに加えて、中村勘三郎の病の平癒公演でもある。千秋楽は昼公演のみなので、私が観たのは『御摂勧進帳』、『男女道成寺』、それに…
今頃になって時差ボケがでてきたようで(こういうとき年齢を感じてしまう)、観劇中に居眠りをする可能性があるので、今日はコレだけを観た。これで8400円も払うのはちょっとモッタイナイ気もしたけれど、それだけの値打ちのある舞台だった。入り口に「一幕…
大佛次郎原作の「新歌舞伎」。大佛次郎自身が11代目團十郎のために書き下ろしたということで、成田屋のお家芸になっているようである。最近では平成11年のもの(信長は現海老蔵の新之助が、藤吉郎は現松緑の辰之助)が最後で、今回実に12年ぶりの舞台である…
同タイトルの「狂言」をもとにした歌舞伎なので、いわゆる「松羽目物」の約束を踏まえたものになっている。でもそこは歌舞伎、一般受けするような工夫が随所に凝らされている。もとの狂言も喜劇ではあるけれど、この歌舞伎バージョンほどにははじけていない…
難波の松竹座に着いたのが5時、『華果西遊記』を見逃してしまった。これは市川猿之助演出なので、なんとしても本公演中に観るつもりである。難波の今はもうなくなってしまった以前の新歌舞伎座で、猿之助さん率いる澤瀉屋歌舞伎を何回かみた。『千本桜』の宙…
映画館でみたこの映画は、さらにすばらしかった!ただただ圧倒された。最後の海でのシーン―—母と亡くなった弟、そして主人公(大人になったジャックと子供のころのジャック)が母と抱き合う場面――では感動のあまり泣いてしまった。バックの音楽がこれほど感…
『ツリー・オブ・ライフ』(監督・脚本 テレンス・マリック、主演 ブラッド・ピット、ショーン・ペン、ジェシカ・チャスティン)の公式サイトは以下。 『ツリー・オブ・ライフ』(The Tree of Life) アメリカから帰国するユナイテッドの飛行機の中で観た。た…
もっぱらTwitter に情報のソースを頼っているので、しばらくアクセスしないと、浦島太郎になった気分である。昨日ザガットのことを書いたのだけれど、そのあとでザガットはすでに日本でもマーケットを持っていたことを知った。日本の大都市対象版が出版され…
今朝のは長唄舞踊で、それも女性三人(西川祐子、藤間恵都子、水木佑歌)による「晒三番叟」が核になっていた。「三番叟」は歌舞伎でもまた大衆演劇でもいろいろなものを観たけれど、女性の踊り手の舞踊は初めてで、とても新鮮だった。もう一瞥しただけでそ…
アメリカに行っていて、しばらくアップデートしていなかったTwitter をみておどろいた。Tweetしている佐々木俊尚さんの記事にこれがあった。ザガットについては昨日の記事でも言及したけれど、アメリカで出版されているアメリカのミシュラン版と思えば良い。…
今朝10時15分フィラデルフィア発ワシントンダラス行きの飛行機が30分遅れで空港を出た。と思ったらなかなか飛び立たない。機内で1時間以上待たされたあげくに、再びゲートに引き返した。ワシントンダラスが浸水で着陸できないという。シカゴなどのミッドウェ…
今日は朝から嵐のような天気で、一挙に秋がきた。昨日までの暑さが嘘のような寒さで、たまたまH&M で買っておいたコートが役立った。ペン大の図書館が先週末の土、日、そしてレーバーデーの月と閉館で、今日が新学期になって初めての開館日ということで朝か…
今日はレイバーデーで休日だったので、お芝居上演も休みが多かった。先日の記事にも書いたが、このギリシア悲劇の上演も "Live Arts Festival" という「ライヴ芸術祭」の一環であり、先日のシェイクスピアといい、このギリシア悲劇といい非常に意欲的な試み…
楽しみにしていたThe Arsonists 、夕方7時からの上演があると思って出かけたら、2時半の上演のみだった。しかも明日の上演はないという。本当にがっくりとした。でも不思議なことに、全米でもっとも古い劇場というこの劇場の一階に人が押し寄せてきていたの…
こういう「地味な」映画は日本では「映画祭」を待たなくてはならない。見応えのある映画だった。今日は朝寝坊してディオンヌの家に行ったのがお昼前だった。ぺちゃくちゃおしゃべりをして気がついたらWalnut Street Theatre, Studio 5での The Arsonists の…
昨日からプレヴューが始まり約2週間の公演となる。公演はPig Iron Theatre Company という劇団の主催であるが、演じる役者は劇団所属の人ばかりではなく、いろいろなところからの寄せ集めの人たちであるのがパンフレットから分かった。このパンフレットで初…
今日はペンシルバニア大学の大学院時代のハウスメートだったディオンヌと会ってお昼を食べ、彼女は仕事だったのでそのまま別れた。しばらく会っていない間に情報を埋め合わせなくてはならないところがいっぱいだった。最後に会った1年半前にちょうどドレク…
アメリカ人は楽天的、前向きな人たちである。とくに日本人と比べるとそれが痛いほどよく分かる。ところがである、今度1年半ぶりにやってきたアメリカは、今までとちょっと違った感じがした。あの3年前のリーマンショックの9月15日にも私はフィラデルフィア…
今日はLord of the Flies を観に行く予定を変更、こちらの芝居に行ってきた。“Luna Theater Company” という劇団のプロダクション、The Adrienne Theaterという小さな劇場(フリンジ)での上演で比較的近場だった。タイトルとそれに付いていたシノプシスがお…
このコンピュータの日付を代えるとトラブルのであきらめた。というわけで実際には現在9月1日午後10時前。昨日は人の少なかったキャンパスが、月が変わって今日になるとものすごい人、人の波。そのはずで新入生たちが荷物を運び込んでいるのだ。アメリカの場…
一昨日、ヴァンペルト図書館のEast Asian Collections の主任司書のアルバンに会った。その折に彼が日本にこの5月に来訪していたと聞いて、なぜ連絡をしてくれなかったのかとなじってしまった。私のペン大の時のメールアドレスが2009年頃まで有効だったので…
MacAirを持ってきたのだが、日付時間を合わせていなかったので、今あわてて合わせた。普段使っていないとこうなる。このあと、この記事を最後まで書いたところでフリーズ、結局最初からこれを書き直す羽目になった!それで1時間以上ムダにしてしまった。と…