玉三郎
YouTubeにアップされたもの。リンクしておく。こういうハチャメチャな舞台を見ると、少しは気分も晴れる? https://www.youtube.com/watch?v=w4t8Lz9X5RE 2009年4月、歌舞伎座での「俳優祭」の出し物。これはこの翌年(2010年)に建て替え前の歌舞伎座での「…
なんとあのNHKが、自らのアーカイブから歌舞伎録画の大盤振る舞い?YouTubeにこの42年前の舞台映像がアップされている。今回の武漢コロナ禍で「巣ごもり」を余儀なくされている人たちへのサービスだろう。サイトをリンクしておく。 当時の旬の名優二人のこれ…
「歌舞伎美人」から「みどころ」をお借りする。 恋人の面影を追い、春の野をさまよう 桜と菜の花に彩られた春。野辺をさまよい歩くのは、恋人が自害したことを嘆き、正気を失った保名。亡き恋人の姿を追い求めますが、現実に引き戻され、形見の小袖を狂おし…
随分以前に「俳優祭」での上演があったらしいが(データベースには載っていなかった)、この『白雪姫』はそれとは違った形、内容になっているようである。玉三郎が中心となって、グリム原作を下敷きに歌舞伎にしたということ。竹柴潤一、脚本坂東玉三郎 補綴…
「歌舞伎美人」サイトから今月のチラシをお借りする。 今月の歌舞伎座公演は、芝居も舞踊も玉三郎好みの色合いが強いように感じた。玉三郎が自身が理想形とする「歌舞伎」を示したものとして、ずっと語り継がれるかもしれない。 古典芝居・舞踊(『壇浦兜軍…
歌舞伎は歌舞伎座の昼・夜と国立劇場の両方を見る予定。 歌舞伎座の昼の部の『たぬき』、児太郎と中車の組み合わせはまさにツボ。一昨年の『弥次喜多』での夫婦の再来である。児太郎の妾お染がどんな女になるのか、見る前から想像をたくましくしている。もの…
以下に「歌舞伎美人」からの配役、みどころをお借りする。 静御前の霊 玉三郎 若菜摘 児太郎 神職 彦三郎 みどころ 現し世と常世の交わる幻想的な舞 若菜摘が、吉野勝手神社の神職に遣わされて、若菜川で若菜をつんでいます。そこに一人の女が現れ、自らの供…
能はいくつか見る予定にしている。修学院きらら山荘での薪能、林宗一郎師の『山姥』と片山九郎右衛門師の仕舞「砧」を楽しみにしている。京都観世会館での「京都観世能」では梅若実師の『卒都婆小町』と杉浦豊彦師の『融』を見る予定。社中会は去年素晴らし…
通しとはいえ3時間という限られた時間内に収めるのに、大筋が分かる場のみに集約されていた。最後の三幕目と大詰のみ、脚本に忠実だったようで、それもあってか、この二幕が他の幕を圧倒していた。他の幕はあらすじをなぞっただけの感じ。以下に公演チラシ…
「傾城と雪」の取り合わせの歌舞伎舞踊は、平成21年12月の「歌舞伎座さよなら公演」で、先代芝翫が「雪傾城」(『月雪花名歌姿絵』の一部)として披露している。この時は、児太郎、そして現芝翫の子息たちも共に踊ったとか。元をたどれば、成駒屋の持ち舞踊…
以下が、「歌舞伎美人」からお借りした配役とみどころ。 遊君阿古屋 遊君阿古屋 秩父庄司重忠 榛沢六郎 岩永左衛門 梅枝(4・8・12・16・22・25日) 児太郎(5・9・15・19・23日) 彦三郎 坂東亀蔵 玉三郎 目にも耳にも麗しい豪華な女方屈指の名作 平家滅亡…
途中で退出しようかと思ったほど、がっかりした。目のやり場に困った。どこを見ても失敗だと思えたので。 玉三郎に失望したのは25年を超える歌舞伎観劇歴で一度もなかった。それどころか、常に安定している上、より良いものを目指し続けるというそのストイッ…
迂闊なことに、1月放送の最初のものを見逃している。だから、遅ればせながらもこの放送がみれたことは幸運だった。シネマ歌舞伎で「京鹿子娘五人道成寺」を1月にみて感動したばかり。いずれもが「稀代の女方役者、坂東玉三郎集大成」の環のひとつ。この「伝…
傾城松山太夫を玉三郎が、椀屋久兵衛を勘九郎が踊った。これ以上ない組み合わせ。これをみて、松山太夫を誰が演じるかが、非常に大きな意味を持つことを理解した。夢幻の世界が舞台を覆う。夢幻界の主は松山太夫。松山恋しさのあまり狂ってしまった椀久、彼…
これもさほど期待しないで出かけたのだけれど、見ておいて良かった。もう一度見るつもりにしている。もっと以前の公演録画と思っていたら、なんと1年前(2016年12月)のもの。玉三郎の熱い念とそれを実現させる技の極みに圧倒される。それらを次世代に伝承…
玉三郎がその上半部を占めているチラシを以下に。 演者とみどころを以下に。 楊貴妃 玉三郎 方士 中車 悲劇を辿った楊貴妃を美しく描く舞踊 長編詩「長恨歌」と能の「楊貴妃」を題材とした舞踊『楊貴妃』は、人気作家・夢枕獏が坂東玉三郎のために書き下ろし…
今までどれほどの数の『瞼の母』を見てきたことか。勘九郎のものを見たのは2012年9月、松竹座での「勘九郎襲名興行」でだった。歌舞伎ではこれのみ。そのほかは全て大衆演劇でのもの。どれもそれぞれに味わいがあった。とはいえ、歌舞伎版よりも大衆演劇のも…
「阿古屋」は舞台で以前に二回見ている。2012年6月に京都南座で、2015年10月歌舞伎座で。というわけで、このシネマ版が玉三郎「阿古屋」の三回目。このシネマ版は2015年歌舞伎座で録画されたもの。芝居自体に新しい発見のようなものがほとんどなかったけど、…
以下、「歌舞伎美人」からの「配役」と「みどころ」。 <配役> 関守関兵衛実は大伴黒主 松緑 小野小町姫 七之助 良峯少将宗貞 松也 傾城墨染実は小町桜の精 玉三郎 <みどころ> 常磐津と竹本の掛け合いでみせる妖艶な女の本性 先帝崩御の後、都に近い逢坂…
以下は、『赤い陣羽織』の「歌舞伎美人」からの「配役」と「みどころ」。 木下順二 作 坂東玉三郎 演出 <配役> お代官 中車 お代官のこぶん 亀寿 女房 児太郎 お代官の奥方 吉弥 おやじ 門之助 <みどころ> お代官とおやじたちの笑いあふれる痛快な舞台 …
以下、「歌舞伎美人」からの配役、みどころを。 配役 左官長兵衛 菊五郎 女房お兼 時蔵 鳶頭伊兵衛 松緑 和泉屋手代文七 梅枝 娘お久 尾上右近 角海老手代藤助 團蔵 和泉屋清兵衛 左團次 角海老女将お駒 玉三郎みどころ ◆江戸っ子の義理と人情が溢れる名作 …
「歌舞伎美人」から配役とみどころを。 配役 遊君阿古屋 玉三郎 岩永左衛門 亀三郎 榛沢六郎 功一 秩父庄司重忠 菊之助 みどころ ◆遊君が見事に弾きこなす三曲の調べ 平家滅亡後、源頼朝の命により残党狩りが行われる中、平家の武将悪七兵衛景清の行方を詮議…
松竹のシネマ歌舞伎のチラシが以下。 「坂東玉三郎 泉鏡花 抄」を締めくくる作品。以前見逃して、どうしても観たかったもの。『天守物語』はシネマ歌舞伎版と実際の歌舞伎舞台で観ている。『海神別荘』はシネマ版で観て当ブログの記事にもしている。リンクし…
構成と配役、それにみどころを「歌舞伎美人」から。 見染め 源氏店配役 与三郎 海老蔵 蝙蝠安 獅童 番頭藤八 猿弥 お岸 歌女之丞 鳶頭金五郎 九團次 和泉屋多左衛門 中車 お富 玉三郎 みどころ 一目惚れから始まった男女の恋の顛末 江戸の大店伊豆屋の若旦那…
構成と配役、みどころを「歌舞伎美人」から。 <構成と配役> 第一幕 大川の船 高座 新三郎の家 伴蔵の住居 高座 伴蔵の住居 萩原家の裏手 新三郎の家 第二幕 高座 関口屋の店 笹屋二階座敷 元の関口屋夜更け 〈第一幕〉 お峰 玉三郎 伴蔵 中車 お米 吉弥 お…
以下、「歌舞伎美人」から。 玉三郎 ☓ 鼓童!! 光と音が共鳴する時、新たな<神話>が誕生する― 歌舞伎界当代の立女方である人間国宝 坂東玉三郎と、世界から高い評価を受ける太鼓芸能集団 鼓童。 両者の初共演作となった『アマテラス』は、2006年に東京と京…
何度読み返しても、どこを開いても面白い。私にとっては役者サイドからみた歌舞伎、もっと大袈裟にいえば「演劇とは何か」を教えてくれるバイブルのような本。去年3月、ブックオフで手に入れた中古本。彼が久世光彦、野田秀樹たちと新しい歌舞伎を模索、上演…
「蜘蛛の拍子舞」花山院空御所の場。以下「歌舞伎美人」より。 <配役> 白拍子妻菊実は葛城山女郎蜘蛛の精 玉三郎 源頼光 七之助 渡辺綱 勘九郎 坂田金時 染五郎 碓井貞光 弘太郎 占部季武 猿四郎 <みどころ> 妖気漂う美しい白拍子の正体は… 物怪(ものの…
朝6時過ぎ、イギリスのBBC(BS)、そしてフランス2(Antenne 2)が例の仏週刊誌襲撃犯追尾、射殺のニュースを生々しく伝えていた。二人の犯人はパリ郊外人質を取って立てこもったところを、特殊部隊によって射殺された。人質は無事?だったよう。この二人に…
以下、「歌舞伎美人」からの引用。 <配役> 巴御前 玉三郎 蒲冠者範頼 歌 六 清水冠者義高 錦之助 女鯰若菜 七之助 茶後見 團子 手塚太郎 弘太郎 紅梅姫 梅丸 家老根井行親 橘三郎 局唐糸 笑也 成田五郎 男女蔵 轟坊震斎 又五郎 舞台番辰次 吉右衛門<みど…