2020-12-01から1ヶ月間の記事一覧
羽生結弦選手のショートの「Let Me Entertain You」は初お披露目。内容は4年前のSPで選んだプリンスの「Let’s Go Crazy」を思わせるものだった。「Let Me Entertain You」の振り付けもジェフリー・バトル。でも今回はリモートなので、(推察するに)ほとん…
本郷理華さんの草薙素子!もう、驚嘆した!まさに草薙素子がそこにいたから。衣装も雰囲気も素子。発達した筋肉、肢体。しかし男性の筋肉質的なものではなく、フェミニンな柔らかさがある。新聞記事から拾った本郷理華さんの舞姿。 素子のことを最初に知った…
暗闇の中で舞う羽生結弦さん。果てしのない闇の中でもがき、弱り果てた人の心を照らす光のよう。滑り出しから終わりまで、「祈り」が羽生選手の身体から光となって放射していた。最後に天に向かって手をさしのべ、さらなる明かりを要請するかのようなポーズ…
今回のフリーの『天と地と』は、以下の2つが達成されていた点で、羽生結弦選手の今までの集大成だと感じた。 1.「天と地」は羽生結弦選手の演技を貫くテーマ 2. 和/洋のアマルガムが軸 1.「天と地」は羽生結弦選手の演技を貫くテーマ (1) 『天と地のレクイ…
もう完璧を超えた異次元の世界が展開していた。コンペであることを忘れてしまう。羽生結弦という人が全世界の観客を前に演技を披露する。私たちは観客として、ひたすらその舞台に魅入り同化する。ジャンプはもちろんどう跳ぼうと、凄いものものであることが…
2021年の新年を迎えるにあたり、今までの年初めとはちがった感慨を持つ。もちろんこの原因は一年あまりにわたるコロナ禍。一体いつ終焉するのか、混沌とした中で観劇どころではないのかもしれない。でも実際の舞台を見ることで、人の免疫力は確実に上がる。…
この曲については先月(11月)7日の「奈良しば能」で西野春雄氏が言及されていた。この「しば能」で演じられた『高安』も西野春雄氏監修での復曲上演で、演能前の解説が非常に丁寧で、しかもわくわくするほどおもしろかった。今回も演能前に十分程度の解説を…
この京都観世会の納会は二部構成になっていて、コロナ禍での例会公演に倣い、応募して当選した人だけ「観劇権」を確保できるようになっていた。しかもすでにチケットを持っている人だけが応募できる。今回はラッキーなことに、一部、二部ともに当選だった。…
前日の「petit能」と、翌日の京都観世会例会に挟まれたこの日、体調が思わしくなかったし、コロナ感染が心配だったので直前まで迷いに迷った末、出かけた。前売り券を持っていたこともある。でもやめるべきだったと後悔している。 能『清経』は以前に林宗一…
以前にも京都観世会で3回ばかり『龍田』を見ている。直近は昨年9月の河村浩太郎師シテの「林定期能」公演。若々しい演者と華やかな衣装がビジュアル度の高い舞台を創り上げていた。当ブログ記事にしている。 www.yoshiepen.net 昨日の京都観世会納会のチラ…
文化庁主催、京都府と京都市教育委員会後援の企画。「90分で能観劇」3回シリーズの第一回公演。人間国宝の大倉源次郎師がサポートされた公演だと公演前の大倉源次郎師のお話から推察している。文化庁が京都に移転する本年、2020年、コロナもあって遅れてい…
印象に強く残ったのが終幕部。想いを断じるかのような唐突ともいえる終わり方。度肝を抜かれた。さすが世阿弥、こういうまるでポストモダンを思わせる終止符の打ち方をやってのけたんですね。心底、打たれました。降参です。まさに時代の先を行っていた世阿…
橋掛かりに登場したそのときから、常より一層際立った圧倒的存在感のあるシテ、片山九郎右衛門師。あの有名な業平の歌、「唐ころも、着つつ馴れにし妻しあれば、はるばる来ぬる旅をしぞ思う」を吟じる。これは「カキツバタ」を句に読み込んだもの。里女とは…
私のライフワークである「三島由紀夫」。先月の25日に自刃後50年が経過したけれど、日本のみならず世界にその偉業は燦然と輝いている。お粗末ジャーナリストもどきの工藤某が「美智子さんとのお見合い」について、三島を貶める文章を底辺週刊誌に書いている…
元宮内庁職員の小内誠一氏、美智子前皇后、紀子卑からの圧力でブログ閉鎖を余儀なくされる等、かなり苦労されている。この二人の言論弾圧は皇族の政治介入であり、許せるものではない。 やっと再開された小内氏のブログに、このような問題(小室事変)が生じ…
今日配信Yahooのネット記事(「ポスト・セブン」)、「眞子さまと小室圭氏、ジミ婚NG 披露宴は最低でも700万円」のコメント欄は非難の嵐、実に5千コメント超え。最近ヤフコメは秋家非難を書くと即削除される。私も削除されている。アク禁になった方もおられ…
先日の再(再)放送を録画していた。それも今年の7月だったかに放送のもの。おそらく反響が大きくて、さらに再放送になったと思われる。その内容を引用する。 ハイビジョン特集 異国と格闘した日本人芸術家 夢なしにはいられない君 ~舞踊家 伊藤道郎の生涯…