オペラ
アルバン・ベルク作のオペラ。今年1月にメトロポリタン歌劇場で上演されたもののアンコール上映。配給元の松竹サイトをリンクしておく。 www.shochiku.co.jp サイト掲載の「解説」とキャストは以下。 貧困に喘ぎながら内縁の妻と子供を養う兵士にしのびよる…
心が洗われるような清らかな歌声。まさに「天使の歌声」。とても美しい方である、歌姫の鶫真衣さんには、たまたま行き合わせたYouTubeサイトで出会った。昨年3月に登録されたもの。衒ったところのない素直な歌唱であり、歌手自身の素直さ、美しさがダイレク…
5月も実舞台での観劇を諦めざるを得なさそう。能公演はのきなみ延期、もしくは中止。また海老蔵の團十郎襲名興行も「延期」とか(こちらは出向く予定ではなかったけれど)。 腐っていたところ、ちょっといいニュースを発見。松竹が動画配信をするという、そ…
以下、オフィシャルサイトにアップされていた写真をお借りする。 以下、METのオフシャルサイトからお借りした情報。 <スタッフ・キャスト> 指揮: ルイ・ラングレ Louis Langrée 演出: リチャード・エア Sir Richard Eyre 出演者 カルメン(メゾソプラノ)…
公式サイトからお借りした画像が以下。 ネトレプコの猛烈パワー 作品あらましと配役 舞台成功の立役者ー歌手たち、舞台監督、指揮者 歌手たち 舞台監督 指揮者 観客数の増加 ネトレプコの猛烈パワー ネトレプコはその歌唱の猛烈なパワーと、演技とは思えない…
映画公式サイトから画像をお借りする。 作品詳細 スタッフとキャスト マリア・カラスへのインタビューが軸 パゾリーニの『王女メディア』でメディアを演じる 『蝶々夫人』の着付け 晩年はリサイタル中心に アリア、「私のお父さん」 作品詳細 スタッフとキャ…
以下が公式サイトにアップされていた宣伝写真。 MET公式サイトより『椿姫」 スタッフ、出演者、あらすじ情報 カタルシス度の高いメロドラマ ディアナ・ダムラウの歌唱の繊細さとパワー 男性陣の歌唱も素晴らしい 音楽監督と舞台監督の連携が生きている スタ…
当公演のオペラハウス公式サイトは以下。 L'Ange de Nisida in concert — Productions — Royal Opera House 「in concert」と付してあったのは、オラトリオ形式だったから。歌手たちは衣装をつけていない。しかも場ごとに入れ替わり立ち替わりした。オーケス…
Luke Halls(ビデオ・デザイン担当)と組んで映像を投射するセットデザインが秀逸だった。担当したEs Devlinは賞を獲っているらしい。奇抜でいて、納まりがとても良かった。以下は公式サイトからお借りした舞台写真。 METのような大掛かりなCGというのではな…
買っておいたシーズンチケットが1枚残っているのに、昨日気付いた。よほど観劇は止そうかとも思ったのだけれど、初めて見る演目なので誘惑に勝てず。「オペラ版シンデレラ」と聞いたら余計に見たくなった。 いつもながらMET の紹介が懇切丁寧。リンクしてお…
公式サイトから 荒唐無稽なプロットをどう納得させる? カーニバルという「仕掛け」 価値の転覆 「コンメディア・デッラルテ」の演出 大道芸人たち アメリカ人歌手とヨーロッパ出身の歌手の違い 公式サイトから 以下が公式サイト。リンクしておく。 www.shoc…
以下、松竹サイトからの演目紹介。 指揮:エマニュエル・ヴィヨーム 演出:デイヴィッド・マクヴィカー 出演:ソーニャ・ヨンチェヴァ(トスカ)、ヴィットーリオ・グリゴーロ(カヴァラドッシ)、ジェリコ・ルチッチ(スカルピア)、パトリック・カルフィッ…
秀逸な作品。「パリ・オペラ座」という怪物に対峙し、なんとか手懐ける方法を見つけ出すというのは至難の技だと思う。でもそれを今までの「パリ・オペラ座」を扱ったドキュメンタリー作品とは異なった手法でやり遂げたのはみごと。散漫な印象がするのは、一…
「METライブビューイング2016-2017」の最終作品となる『ばらの騎士』。NYでは5月13日に録画されたもの。フレミングとガランチャ、10年以上に渡っての二人の当たり役だったそれぞれの役を「卒業」するということで、メトロポリタン歌劇場も6階までびっしと観…
日本語の公式サイトには歌手一覧で抜けているところが多々あったので、英語サイト情報を代わりにアップ。シネマ版は今年3月30日に録画したもの。 Conductor Antonio Pappano Cio-Cio-San Ermonela Jaho Lieutenant B.F. Pinkerton Marcelo Puente Sharpless …
明日で終わりというので、慌てて見にいった。世界トッププリマといわれているアンナ・ネトレプコの舞台。これでようやくネトレプコを映像ながらも見ることができた。以下が松竹のサイトからの本作品の演者と解説。 作曲:ピョートル・チャイコフスキー 指揮…
一応、日程はカレンダーに入れておいたのだけど、行くつもりはなかった。ところが松竹サイトで美しい主役歌手の写真を見て、急遽見に行くことに。現代の作曲家の手になるオペラ。演出、舞台装置の斬新さはMETの十八番。今回は舞台装置が特に衝撃的だった。ま…
MET(メトロポリタン歌劇場)のライブビューイングは数年前から利用しているけれど、これが2006年12月からスタートしていたことを今頃になって知った。ことほど左様に、他の歌劇場のオペラ、バレエのライブビューイングがすでに始まっていたことを、これまた最…
TOHOが英国ロイヤルオペラと提携しての企画。リンクしておく。本場のオペラ、バレエが日本に居ながらにして見れるという企画、「METライブビューイング」(こちらは松竹が配給)が先鞭をつけたのだけど、すごい勢いで広まっているようで、喜ばしい。ナショナ…
今年の10月22日に収録されたもの。イタリア語。今日は私の誕生日。この日を寿ぐ(?)のにこの「祝祭オペラ」はぴったりだった。風邪気味で鬱だった精神状態をいっぺんにアップしてくれた。感謝。何といってもモーツァルト!悲劇なのに明るい。伸びやかさが…
リヒヤルト・シュトラウス作のオペラ。つい先だってのNY、メトロポリタン歌劇場での公演の録画。いつものごとく演目、プロダクションの紹介がオペラ歌手からなされる。今回はルネ・フレミングだった。このプロダクションがパトリス・シェローの手になるもの…
やっと入手できたDVD版。やっぱり、すごい!こんな奇抜な演出を思いつくのは、さすがJulie Taymor。使用言語はドイツ語ではなく英語。オペラ開始前に歌手たちが衣装に着替えてゆく。また舞台装置も次々に整えられてゆく。衣装も装置も奇想天外。メイキング映…
『ルル』の幕間に、ライブビューイング第一回作品、『魔笛』を演出したジュリー・テイモア(Julie Taymor) へのインタビューと、舞台の一部が(再)放映された。衝撃だった。『ルル』も衝撃だったけど、ほんの数分流れた『魔笛』の映像は、違った意味で衝撃だ…
これを見れて、「生きていて良かった!」って思った。特に第1、2幕。形而上学的テーマと現実の舞台が一体化する、そんな瞬間をこのフィルムを観劇中、何度も経験した。日常では捉えられないアブストラクトな事象が、登場人物にメタモルフォーゼ。「非日常…
一昨年に同じホールで『メサイア』を聴いた。去年はこの時期、ベルリンだった。まさに「光陰矢の如し」(Time flies)。中学・高校とミッションスクールで過ごした記憶の片鱗は。私の中に抜き難く残っていて、12月にはキリスト教関係の行事、特にコンサート…
12月5日(土)と6日(日)、二公演のみ。以下、公演チラシ。 もちろん原作は三島由紀夫。クラウス・H・ヘンネベルク台本、黛敏郎作曲。全3幕でドイツ語上演・日本語字幕付の上演。松竹歌舞伎サイトに笑三郎さんが所作指導をするとあり、この公演を知った。さ…
この日が上映最終日だった。『カヴァレリア・ルスティカーナ』と『道化師』の二本立て。『カヴァレリア・ルスティカーナ』は2012年11月に兵庫の芸文センターで観て、ブログ記事にもしている。ソフィア国立歌劇場オペラの来日公演だったのだが、そのときの印…
以下、松竹のMETサイトからの引用。 出演:アンナ・ネトレプコ(イオランタ)、ピョートル・ベチャワ(ヴォデモン伯爵)、アレクセイ・マルコフ(ロベルト)、イルヒン・アズィゾフ (エブン=ハキヤ)、イリヤ・バーニク(レネ王) 言語:ロシア語目が見えないこ…
提供先である松竹のサイトからの情報は以下。 指揮:アンドリュー・デイヴィス 演出:スーザン・ストローマン 出演:ルネ・フレミング(ハンナ)、ネイサン・ガン(ダニロ)、ケリー・オハラ(ヴァランシエンヌ)、アレック・シュレイダー(カミーユ)、トー…
この日の指揮者はドミンゴ・インドヤン(Domingo Hindoyan)というベネズエラ出身の若手だった。2012年に来日もしているよう。序曲はとても生き生きしていて、良かった。ベルリンオペラに引き抜かれるくらいだから、音楽性が秀でているのは当然か。Wikiによ…