2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧
小・中・高の一斉休校要請 昨夕(27日午後6時過ぎ)、安倍さんはやっと「小・中・高の一斉休校」を発表。ただ、今朝になって(28日午前)、文科省は「休校しない判断もあり得る」と留保を付けた。これだと各自治体、各学校への判断の丸投げである。 北海道知…
民間の検査会社を使えば一日10万単位の検査が可能だという。だったらなぜしない?「検査をしないで感染者数を少なくしたい」としか、考えられない。オリンピックを見据えているのだろうけれど、他の国はすでに日本がいかに信用できないかを見抜いている。…
このブログには「政治色」を持ち込みたくはなかったし、できるだけそれを排除してきてたつもりではあったけれど、もう我慢できない! 安倍政権の対応の甘さが今の新型コロナウイルス感染の「国難」を招いている。それなのに、本日政府の出した「基本方針」の…
15年前の『烏帽子折』 今回の『烏帽子折』:解説・演者・特徴 解説 演者一覧 特徴 子方の安定感 シテの所作の美しさ ワキの「郎等」たちの体を張っての演技 東京観世流の方々 笛:杉信太朗・大鼓:大倉慶乃助の最強コンビ 15年前の『烏帽子折』 興味深かった…
パリモードが似合う伊都子梨本宮妃のローブデコルテ姿 伊都子妃はなぜ正田美智子の皇室入りに反対したのか 梨本伊都子著『三代の天皇と私』 貴重な歴史資料として 歌舞伎ファンだった伊都子さん 戦後の困窮にもめげずに立ち向かった 皇族としての矜持 小田部…
新型コロナウィルスが広がり、いつ収束するのか見当もつかない状態。観劇というのは「どうしてもしなくてはならないもの」の範疇から外れるので、行くか行かないかの判断はかなり難しい。2月10日千里中央市民センター、およびの11日の京都芸術劇場春秋座での…
国体とは何か 国体の本義 二冊の参考書 戦後「国体」はどうなったのか 戦後天皇の立ち位置—「国体」記載の現御神の否定、及び五箇条の御誓文に拠る 三島の絶望 美智子前皇后のマスメディアを操っての大衆操作 「万世一系」を排する戦後憲法 「五箇条の御誓文…
先月の文楽公演の折に会場でチラシを見つけ、申し込んだ。ただ、最近のコロナウィルス蔓延が報じられている最中、土曜日に難波近辺に出かけるのは気が重かったけれど、キャンセルは申し訳ないと考えて出かけた。開演5分前に会場に入って、驚いた。入口に設え…
25日からシンガポールに一週間の予定で滞在する予定を、変更せざるを得なくなった。キャセイのフライトのトランジットが香港経経由ということで、これがキャンセルの理由だろう。もちろんコロナウイルス肺炎が蔓延しているから。中国に出入するフライトの多…
現状に鑑み、秋篠宮家から天皇を出してはならないという、やむにやまれない思いに突き動かされて、とりあえず記事を書いています。まず断っておきたいのは、日本史、及び日本思想史が私のフィールドではないこと。とまれ、次稿では女性天皇に反対する「日本…
以下に当日の演者一覧を。 前シテ 里女 観世銕之丞 後シテ 紀有常ノ娘 観世銕之丞 ワキ 旅僧 森常好 アイ 里人 野村萬斎 笛 竹市学 小鼓 吉阪一郎 大鼓 亀井広忠 後見 青木道喜 河村博重 地謡 片山九郎右衛門 古橋正邦 味方玄 片山伸吾 分林道治 梅田嘉宏 安…
能は観世銕之丞師シテの『井筒』、狂言は野村万作、萬斎お二方の『川上』だった。公演前に恒例のプレトークがあった。渡邊守章氏、天野文雄氏、それに片山九郎右衛門師が加わってのもの。 2日前に羽生結弦選手が復活させた「SEIMEI」をみて、感激を新たにし…
大ホール等人の多く集まるところでの開催、コロナウィルスが心配で行くのをよそうかと思ったのだけれど、ギリギリで決心、出かけた。本当に参加させていただいて良かった!こういう能解説プログラムの中では出色だった。この形式で、色々なところを回れば、…
羽生結弦選手、まず男子史上初の「スーパースラム」、おめでとうございます!嬉しい。今回の「SEIMEI」、美しく、ダイナミックな演技は素晴らしかったけれど、なんといってもその安定感が印象に強く残った。 安定感 神官としての羽生結弦さん 音楽と演技次第…
羽生結弦選手の闘志はみなぎって、あふれんばかり。曲は急遽変更したショパンの「バラード第一番」という自家薬籠中のもの。闘志は闘志でも、何か裡に秘めた形での闘志。色でいえば、赤や橙ではなく、「青い炎」(!)メラメラと燃え盛る青い炎。自らが青い…
伊勢に四百年前より伝わる大神楽のうち、山本勘太夫社中の神楽奉納が近江の建部大社で行われた。 昨年、ドキュメンタリー番組で「伊勢大神楽」を初めて見て、強く感動して記事にしている。能楽と共通した日本の芸能の原点というか源流の一つをみたように思っ…
いただいたチラシ(この文末にアップさせていただいている)に演目解説がある。また、この日、河村晴久師による演目解説があった。非常に興味深かった。 十世林喜右衛門玄忠作の神能。会館二階にその原稿が展示されていた。近江八幡にある日觸(日牟禮)神社…
江戸時代の長きにわたり能の観世流京都所司代とまでいわれた片山家。その片山家を頂点とする京都観世流の「五軒家」のうち、唯一現在も残っているのが林家である。このことを、一昨年京都造形芸術大学の芸能コースでの井上裕久師のレクチャーで、初めて知っ…