yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧

市川猿之助主演 シネマ歌舞伎『スーパー歌舞伎IIワンピース』@尼崎MOVIX 10月24日

舞台版を新橋演舞場で昨年10月に見ている。シネマ版はそれをずっと凝縮、映像ならではの手法を駆使、ソフィスティケイトされたものになっていた。どなたが編集の指揮を取られたのでしょうか(もちろん猿之助も加わっていたのだろうけど)、知りたい。クレジ…

【『繻子の靴』——テクストと演出】in『繻子の靴をめぐる対談@京都芸術センター10月30日

渡邊守章さんと木下歌舞伎主宰の木ノ下裕一さんとの対談形式のワークショップ。とはいえ渡邉さんのレクチャーに木ノ下さんが質問形式で補う形式が採られていた。私が渡邉さんをじかに拝見するのは1995年の吹田メイシアターでの『サド侯爵夫人』以来。この時…

羽生結弦選手 SP@スケートカナダ2016(グランプリシリーズ・カナダ大会)

SPは昨夜放映されたテレビ朝日で視聴した。羽生選手の曲はプリンスの「Let’s Go Crazy」。パトリック・チャン選手の後に画面に登場した羽生選手。ちょっと緊張過剰の感じ。こちらも胃がシュリンクする。滑り始めて不安が的中。苦しい。解説の織田さんも少し…

羽生結弦選手 フリー@スケートカナダ2016 (グランプリシリーズカナダ大会)

テレビ朝日の放映にかろうじて間に合った。PC画面で見るより、やはりテレビの大きな画面で見たい。映像もはるかに綺麗でクリア。間に合ってよかった!「羽生結弦選手 応援ブログ〜kosumo70」さんの記事から羽生選手フリー演技の写真をお借りした。ありがとう…

海老蔵主演テレビ東京『石川五右衛門』第二話

初回も第二話も見ていなかったけど、なんと公式サイトで直近のものを視聴できるという。早速第二話を見てみた。つまらなかった。吉右衛門主演の「鬼平」にも藤田まこと主演の「必殺仕事人」にも及ばない。さきごろ再放送で見た菊五郎主演の「半七捕物帳」と…

平幹二朗さんの訃報

今月の8日に彼が主演の『クレシダ』をサンケイ・ブリーゼで見たところだったので、ショックが大きい。未だに信じられない。カーテンコールが数回ある舞台、拍手が鳴り止まなかった。その都度、舞台に再登場されてお辞儀をされた平さん。ちょっとはにかんだ様…

ゲキxシネ 劇団☆新感線『五右衛門ロック』@尼崎MOVIX 10月21日

2008年の舞台。古い感じがしないのはさすが。舞台をほとんど見ていない者にとっては、このゲキxシネはありがたい。以下、公式サイトからの情報。 新感線流ROCK活劇! 2008年夏、圧倒的人気を誇る劇団☆新感線が、東京・大阪を熱狂の渦に巻き込んだ舞台、新感…

「新版国性爺合戦」by 3D-DELUX@シアター・ドラマシティ10月15日

現代に近松劇という古典を蘇らせると言う試みは評価できる。でも逆にそれに返り討ちされたという面も否定できない。古典の枠を借りつつ、そこに現代的な舞踊(殺陣)と演劇とを入れ込むという趣向だったのだろう。テンポそのもには演劇というより、ゲーム的…

中村勘九郎主演 舞台版『真田十勇士』@兵庫県立芸術文化センター大ホール10月14日夜の部

映画版はすでに9月末に見ている。 今までに見てきた舞台の中で舞台装置がもっとも凝っていた。また豪華だった。ありとあらゆるメディア、とくにCG処理した映像を駆使して、一大スペクタルを展開させ、それを成功させたところは賞賛に値する。「岩」を累々と…

創作能「船弁慶」@兵庫県立芸術文化センター中ホール10月10日

発売からだいぶん時間が経ってからチケットを購入。前から二列目の良席。これだと「当日の入りは良くないんでは?」と心配したけど、杞憂。満席だった。トークと実演との二部構成。芸文センター所在地の西宮、阪神間が「舞台」になっているということで、こ…

猿之助と巳之助のダブルキャストで魅せる『獨道中五十三驛(ひとりたびごじゅうさんつぎ)京三條大橋より江戸日本橋まで』@京都春秋座10月11日

以下、チラシ写真。 とにかく楽しかった。松竹のサイトに以下の解説が。 浄瑠璃 お半長吉「写書東驛路」(うつしがきあずまのうまやじ) 市川猿之助・坂東巳之助 宙乗りならびに十三役早替り相勤め申し候 作者と演出者 四世鶴屋南北 作 奈河彰輔 脚本・演出 …

平幹二朗が老演出家を演じる『クレシダ』@サンケイホールブリーゼ 10 月8日

すばらしい舞台だった。気がついたら泣いていた。カーテンコールが3回。スタンディングオベーションも。主演の平幹二朗を始めとする男優陣が良かった。また演出(森新太郎)が最高だった。主役のシャンクを演じた平幹二朗と衣装係役の花王おさむ以外はすべて…

大川興業暗闇演劇「The Light of Darkness」@神戸アートビレッジセンター 10月9日(日)昼の部

以下、本公演のサイトから。 大川興業 第40回本公演 作・演出:大川豊 出演:大川豊、寺田体育の日、鉄板■魔太郎、Jonny、牛越秀人、俺はゴミじゃない 特別出演:小椋あずき光が生きている!! 暗闇演劇で100円ライターの閃光が舞台、客席に飛び、日頃は使い…

11月観劇予定

歌舞伎は国立劇場で『仮名手本忠臣蔵』の第二部を見る。10月に第一部、12月に第三部と、月をまたがっての「通し」になっている。第二部は「道行旅路の花聟」、五段目「山崎街道鉄砲渡し」、六段目「勘平腹切り」、そして七段目「祇園一力茶屋」で構成されて…

『鶴八鶴次郎』劇団花吹雪@新開地劇場9月22日昼の部

衝撃的だった。大衆演劇がここまでやれるのかと。この翌日の23日に新派の『振袖纒』と『深川年増』を見たのだけど、作劇の上で、清新さの点で劇団花吹雪のいわゆる新派劇にはるかに及ばなかった。「本家」である新派のお株を奪った感じがした。川口松太郎の…

『あわての安太郎』たつみ演劇BOX@新開地劇場10月3日夜の部

以前に一度見たお芝居。でも記事にしていないので、以下ざっとあらすじを。あわて者なので「あわての安太郎」と異名を取っている粟津の安太郎(たつみ)。旅をかけている途中に雨宿りをしたところがうどん屋。夫婦でやっている店で、あいにく亭主(愛)の方…

『ご存知一心太助—天下の一大事—』たつみ演劇BOX@新開地劇場10 月1日初日夜の部

阪急三宮駅から徒歩で劇場まで行くつもりで早めに出たのに、阪急神戸線が止まっていて、西宮北口から今津線経由で阪神電車に乗り換える羽目に。結局20分の遅刻。しかも途中、仁川駅で阪神競馬の帰りの人、それに試合のあった甲子園帰りの人の渦に巻き込まれ…