2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧
5月25日に「GDPR」法「EU一般データ保護規則」(General Data Protection Regulation)が施行された。これがどういうものかはネット検索をかければ出てくるが、一応サイトをリンクさせていただく。 www.sbbit.jp 記事中の「GDPRとは?」という項目がわかりや…
いくつかの断章(断片)のみの放映だった。残念。フルバージョンが放映されることを期待している。 梅若実師の『翁』は初めて。ちょっと意外な感じだけれど、襲名の祝い事の一環としての演能なので、当然なのかもしれない。『翁』を見たのは2年前の正月に八…
NHKの解説では「山本東次郎:作詞 梅若実 ほか:作曲」となっている。ひとことでいうなら「二人の人間国宝の競演」ということになるだろう。山本東次郎師が梅若実師の四世襲名に寄せて詩(詞)をdedicateされたもの。古典の様式に則りながら、梅若家の由来、…
NHKの解説では「山本東次郎:作詞 梅若実 ほか:作曲」となっている。ひとことでいうなら「二人の人間国宝の競演」ということになるだろう。山本東次郎師が梅若実師の四世襲名に寄せて詩(詞)をdedicateされたもの。古典の様式に則りながら、梅若家の由来、…
驚いた。まだ26歳、心筋梗塞だったとか。あまりにもお若い。真っ先に浮かんだのが、大衆演劇の劣悪な興行体制。若い才能と未来のある役者さんをこういう形で失わないためにも、興行体制を考えるべきときにきているのではないでしょうか? 大衆演劇の興行体制…
番組紹介 『大般若』概要 『大般若』の演者 梅若実師の深沙大王 他の演者さんたち 復曲能の難しさ 復曲経緯 『大般若』の詞章 番組紹介 「人間国宝・梅若玄祥が、今年2月に能楽界にとって重要な名跡、梅若実を四世として襲名。歴代の「実」の足跡をたどると…
解説と詞章は小原さんという方のサイトを参照させていただいた。ありがとうございます。小原さんは「宝生の能」平成10年5月号を参考にされたとのこと。内容解説もお借りする。 津の国日下(くさか)の里の住人、左衛門は貧乏の末、心ならずも夫婦別れをしま…
仕舞の醍醐味 「善知鳥」味方團師 「九世戸」林宗一郎師 「水無月祓」 片山伸吾師 「女郎花」 片山九郎右衛門師 仕舞とはいえ今までに見ていない番組が多く、とくに「善知鳥」は能として見たいのに、まだ叶っていない。この4本はそれぞれの演者たちの個性も…
劇団花吹雪の挑戦 役柄での工夫 演目の工夫 花吹雪の新しさ 芝居内容 舞踊ショーでの工夫 劇団花吹雪の挑戦 役柄での工夫 ここ数年の劇団花吹雪は新機軸を展開しているよう。昼夜でお芝居をかえるとか(普通は同じ芝居)、あるいは昼夜で役替えをするとか、…
『萩大名』は昨年の10月、二条城二の丸御殿台所で演じられた狂言で見ています。茂山千作さん、千五郎さんの共演だった。千作大名の「アホ」ぶりが実におかしく、楽しかった。今回は大名を茂山逸平さん、庭の亭主をお父上の茂山七五三さんの組み合わせ。太郎…
『鉄輪』は初見だったので、楽しみにしていた。夫に捨てられ嫉妬に狂った女。その女は鬼になり、夫に呪いをかけたものの、安倍晴明の解呪によって退散させられる。『葵上』もそうだけれど、女と嫉妬の念はしっくりくる(?)組み合わせなんだろうか。女の側…
このお芝居自体はいくつかの劇団で見ています。もちろん恋川劇団でも。昨年9月には恋川劇団から独立された碧月心哉さんのところで見たばかり。 純座長演じる盗人一味の小頭(こがしら)で本名、新三の悲劇性をより際立たせる演出に工夫が凝らされていました…
京都高島屋で「羽生結弦展」を見てきました。最終日に滑り込みセーフ。午前10時の開店と同時に7階の催し会場にダッシュ。「結弦まみれ」になれて満足。来場者のほとんどが同じ思いを共有されていたと思います。中には7、8歳と思しき坊やもいて、「これ、羽…
テレ朝のサイトにアップされていた解説]をリンクしておきます。文章で出すと以下です。 高校の教室で不穏な事件が起こった。担任の沢本愛(矢田亜希子)が授業をしている最中に、生徒の春日俊介(平岡拓真)が倒れ、意識不明の重体になったのだ。その後、俊…
テレ朝の連ドラ「緊急取調室」にハマりました。再放送で見たのですが、当分新シリーズのリリースはない? 新趣向の刑事もの 取調官と被疑者との間の心理戦 真壁と梶山の近くて遠い仲? 優れた脚本 Gender Consciousness! 新趣向の刑事もの 二週間前の再放送…
チラシ画像は以下。 なお、オフィシャルサイトが非常にスタイリッシュ。リンクしておく。 解体/再構築/解体の串田ワールド全開 歌舞伎の解体? 人物造型の解体 役者の解体 木ノ下裕一氏の頑張り 解体/再構築/解体の串田ワールド全開 歌舞伎の解体? さす…
公式サイトから 荒唐無稽なプロットをどう納得させる? カーニバルという「仕掛け」 価値の転覆 「コンメディア・デッラルテ」の演出 大道芸人たち アメリカ人歌手とヨーロッパ出身の歌手の違い 公式サイトから 以下が公式サイト。リンクしておく。 www.shoc…
作品と監督 キューブリック監督の作品群 ポストモダンを先取りした? 時代がかった「包装」 リンドンという人物のリアリティ 作品と監督 関連サイトからの作品紹介amass.jp。 【監督】スタンリー・キューブリック,【出演】ライアン・オニール,マリサ・ベレ…
今月は名古屋公演だとか。そういえば私が松竹座で見てから1ヶ月近く経過してしまった。評を書く気もしないほど失望したから。今回の『ワンピース』、ABCDと四部構成になっていた。私が見たのは「B日程」。その配役は以下。 ルフィ、ハンコック 市川 猿之助 …
梅若玄祥から梅若実へ 老桜の精がシテ 実師の強靭な謡 演者一覧 地謡に失望 演能前のレクチャー 梅若玄祥から梅若実へ 梅若実師が梅若玄祥からこの隠居名を襲われたのはごく最近。お祖父様も最後は「梅若実」だった。お父上(五十五世梅若六郎師)には亡くな…
小鼓方の吉坂一郎師の社中会。午前9時45分に始まり、終わりは午後5時半を回る長丁場。私はお昼過ぎにお邪魔した。能にまみれた、至福の時を過ごすことができた。感謝の言葉もない。まず、小鼓の奏者である社中の方々のレベルがとても高かった。女性が多かっ…