2013-09-01から1ヶ月間の記事一覧
まずチラシにある宣伝用の写真。 休憩が間に三回、それぞれ10分づつ入ったが、約3時間半にも及ぶ長丁場だった。それでも『古事記』の倭建命物語の一部省略である。このナガーイ芝居をまったく退屈させることなく、エンターテインメントの原点たる娯楽性を最…
ソサイエティヒルの小さな芝居小屋でマチネで If I Were A Drag Queen, I Would Be Famousという刺戟的な芝居を観たあと、歩いて2nd Street のRitz Eastまで行った。フィラデルフィアのダウンタウン(といってもどちらかというとソサイエティヒルに近い東よ…
先週の今ごろはまだフィラデルフィアだったと考えると、なにか不思議。もちろん、その間には帰国の際のうんざりするほど長時間のフライトが入っているのだけど、七年前くらいからそれがあまり苦ではなくなった。ビジネスクラスの座席だともっと快適に決まっ…
以下「歌舞伎美人」サイトより。 第一幕 都大路 「晴明、百鬼夜行に遇いしこと」より 第三幕 貴船山中 「将門復活。最後の戦いと大団円」まで 〈配役〉 安倍晴明:染五郎 平将門:海老蔵 興世王:愛之助 桔梗の前:七之助 賀茂保憲:亀三郎 平維時:亀 寿 大…
アメリカで私が留守にしていた2年間で確実に物価が上がっている。暮らしているときは家賃が毎年上がるのに閉口したけど、食料品は日本よりも安かった。でも今回大学近くのスーパーに行って、なにもかもが2割以上は上がっているのにショックを受けた。マイナ…
今朝の8時頃だったようだがちょうどホテルを出たところで、昼過ぎに大学のカフェテリアでニュースを見るまで知らなかった。ホテルに帰ってテレビをつけたら、ずっとこのニュースをやっている。またもや「襲撃事件」かと、厭になる。12人が亡くなった。自由に…
今日は一日中、ディオンヌに付きあわせてしまった。彼女は現在チャイナタウン近所のドレクセル大の付属病院でソーシャルワーカーをしているので、お昼はチャイナタウンのど真ん中にあるOcean Harbor (1023 Race St Philadelphia) という飲茶の店でとった。こ…
金曜日に指導教授だった日本の中世文学専門家の先生夫妻と、療養中のこれまた博論のコミッティの一人だった現在療養中の日本中世歴史専門家の先生を訪問、そのあとディナーをごちそうになった。楽しくて時が経つのが惜しかった。彼女はここ何年間か、日本に…
If I Were a Drag Queen, I Would Be Famousは予定外のものだった。それというのも土曜日のマチネはこれ以外なかったから、選択の余地がなかったためである。昨日は一日出ずっぱりで、ホテルに帰ったのが10時近かったこともあり、今日は夜の観劇は止めること…
昨夜、ケンタッキー大学で教えている友人とskypeで話をした。彼女には私が一時飼っていた猫を、私が日本に帰国するとき譲ったのだ。でもこの5年間会っていなかったので、近況を聞きたかったことがいちばん。何度もskypeで連絡を取ろうとしてくれたのに、いつ…
ペンシルべニア大学図書館に入ろうとして、Alumni Card (同窓生会員証) が要ると言われて、ショックだった。ポリシーが変わったという。ペンの図書館サイトに明記はしていないのだけど。卒業後に作った会員証は[5年が期限で]とっくに失効になっている。明…
アメリカ東部時間午後9時から15分間のものだった(現在9時半すぎ)。ロシアの仲介があり、シリアが化学兵器を国際管理下に置くことに同意したということだったので、オバマ大統領がどう決断するか、注目が集まっていた。内容は予想通りのものだった。「攻撃」…
アメリカンとJALの共同運航便だったのでダラス経由だと思っていたら、シカゴ経由だった。空港のWiFiがフリーなので、いくつかメールを打って、今これを書いている。成田がしばらく行かない間にヨーロッパの空港並みにおしゃれになっているのに、シカゴは相変…
2012年から13年にかけて、NHKでも放映されたようである。残念ながら見逃している。hulu経由で第一話と第二話の途中まで観た。あと、なかなか時間がとれない。というのも、みるのにかなり「覚悟」の要るドラマだから。英国のグラナダテレビのジェレミー・ブレ…
2007年10月、歌舞伎座での公演を収録したもの。以下が松竹サイトから採った詳細。 <スタッフ> 演出:戌井市郎 脚本:大西信行 原作:三遊亭円朝 <キャスト> 伴蔵:十五代目片岡仁左衛門 三遊亭円朝/船頭/馬子久蔵:坂東三津五郎 萩原新三郎:片岡愛之助 …
Google News のメイン欄の右にあったサイトで、「藤圭子・宇多田ヒカルから考える『母娘関係』」というのが目についた。こういう記事が出てくるだろうと予測していたので、内容は読まないうちから推察できた。案の定、記事の大まかな内容は予測通りだった。…
とても懸念している。アメリカに住む人も同じ思いらしく、以下の記事をネットでみつけた。プリンストン発 日本/アメリカ新時代 「アメリカはどうしてシリア攻撃に踏み切ろうとしているのか?」 by 冷泉彰彦 (Newsweek 日本語版 8月29日)著者の冷泉さん、…
この二つに同時期に目を通して、「実録」本のあり方を考えさせられてしまった。 もちろん、性質はかなり違ったものであるが、今もその本がでることで少なからずの影響を、遺った人間に与えるという点での共通点がある。どこか覗き見的な欲望を刺戟するなにか…