久しぶりに政治関係のうれしいニュース。大阪市民、府民もなかなかやりますね。マスコミがなりふりかまわず「橋下たたき」をしたのを乗り越えての勝利だ。それにしても既成政党のみならず既成のメディアの無能ぶり、品性の卑しさをいやというほど見せつけられた選挙だった。
昨日、大阪駅前のヨドバシカメラビルの前で平松前市長が選挙カーの上から演説しているのに出くわした。「独裁を止めましょう」と連呼していたのだが、「？」と思ってしまった。戦前ではあるまいし、現在の日本でナチスドイツのようなことが起きるとほのめかすこと自体、そういう人の知性を疑ってしまう。そもそも討論番組をドタキャンしする醜態を演じる人間が、人のことを批判する資格などあるはずもない。アメリカの大統領選で討論番組をキャンセルしたりしたら、それだけで「資格なし」、「失格」とみなされるだろう。討論番組は全米に放映されるので、致命的なのだ。なんともお粗末な平松氏。マスコミの品のなさという点ではアメリカも日本に負けないけれど、政治家という看板を掲げる人間が公開討論をキャンセルするなんてことはあるはずもなく、その点ではアメリカの政治家の方がましなのかも。
それにしても、メディアに登場する平松さんの「老けて」いるのみならず、表情のしまりないこと。元毎日放送のアナウンサーだということだけど、アナウンサーって、こんなに間抜けた表情の人でも勤まるんだっけ。その上、どこをとっても色気がない。美的ではない。年齢をみると63歳だという。団塊世代政治家の醜悪さを指摘するネットサイトがあった。以下がリストに挙っていた該当する政治家たち。
菅直人（６５）
仙谷由人（６５）
鳩山由紀夫（６４）
千葉景子（６３）
鉢呂吉雄（６３）
赤松広隆（６３）
小宮山洋子（６３）
海江田万里（６２）
いわれてみれば「たしかに」と思ってしまう。そういえば知事選に出た元池田市長も63歳だった。この人も顔に品があるとは到底いいがたい。この人は池田呉服座でみたことがある。
橋下さんには大阪のみならず日本を変えてほしい。彼ならできそうな気がする。
