yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

ロンドン、ウェストエンドの芝居のレベルの高さ

さきほどこのブログにロンドンの物価の高さを嘆いた記事を書いた。それでも、やはりロンドンには頻繁に行きたい。あれほど質の高い芝居をみれる都市は他にないから。それも同時進行でいくつものすごい芝居を観れるのだ。その上、バレエ、オペラ、コンサートと選り取りみどり。こんなわくわくする場所はロンドン以外にはニューヨークくらいだろう。でも質の高さではやっぱりロンドンが世界一。

ウィッティな、辛辣な、それでいてユーモアのある台詞。台詞の応酬で延々と続く芝居。登場人物の心情、心理の綾、そこに見えてくる彼らの過去、絡み合った複雑な人間関係、それらは時代、場所を超えて普遍的であるがゆえに、こころに迫ってくる。それをストレートに出すのではなく、微妙なことばの衣をきせて出すという芸・術(art)が高く評価されるのは、やっぱり「ロンドン」だからなんでしょうね。ルパート・エヴァレット然り、ローワン・アトキンソン然りだった。見逃したけど、ジュディ・デンチ(今や”Dame”の称号をもってんですよ)もそうだし、これも観ることができなかったヘレン・ミレン(この方も”Dame”)もそうだ。上がデンチ、下がミレン。出典はWiki.


この人たちを宝とするイギリス演劇界のレベルの高さが、そして彼らがごく普通にウェストエンドの劇場に出ているということが、なんといってもロンドンのすごさなのだ。来年は純粋に観劇目的でロンドンに行こうと考えている。