yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

リモート『神舞』がステキだった@「アートにエールを[伝統芸能]」

こういう「リモート」は初めてだった。以下に演者のスクリーンショットを撮ったものをあげておく。試みとして、とても興味深かった。

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「銕仙会」「梅若会」系の演者の方々だと思う。東京を中心に活動されている能楽師の方々なのであまり馴染みがなかった。

柴田稔師は地謡方をされているのを拝聴したのみ。観世淳夫師はお父上がシテの時のツレとして、又仕舞を一度拝見している。長山桂三師は弟の耕三師と芦屋能を「主催」しておられ、芦屋能、『葵上』のツレで拝見している。馬野正基師は一昨年ロンドン滞在中に「Noh Reimagined 2018」で仕舞を拝見しているし、『冥府行』でのアンチクレア役で拝見している。観世銕之丞師は京都観世でも又、京都春秋座で何回か拝見している。とはいうものの、ほとんどの演者の方が初見に近い。

お囃子方では大倉慶乃助師の演奏を何度か聴く機会があり、その力強い演奏に感動した。後の方々は聴く機会がなかったので、興味津々だった。若い方々で、パワフルなお囃子だった。

此のように全ての演者の方演奏を一つの画面で一斉にみるのは、なかなか新鮮である。こういう風にもリモート能が可能であるということに、感動してしまった。

本日午後2時から「名古屋片山能特別公演」のオンライン配信がある。片山九郎右衛門師シテの『弱法師』と味方玄師シテの『殺生石』である。トップの能楽師の方の舞台!YouTube無料配信なので、家で見ることができるが、なんだか申し訳ない。URLを貼っておく。

https://www.youtube.com/watch?v=8sJ5ACo7lbc&feature=youtu.be