アメリカ・イギリス・ヨーロッパ事情
アメリカで私が留守にしていた2年間で確実に物価が上がっている。暮らしているときは家賃が毎年上がるのに閉口したけど、食料品は日本よりも安かった。でも今回大学近くのスーパーに行って、なにもかもが2割以上は上がっているのにショックを受けた。マイナ…
今朝の8時頃だったようだがちょうどホテルを出たところで、昼過ぎに大学のカフェテリアでニュースを見るまで知らなかった。ホテルに帰ってテレビをつけたら、ずっとこのニュースをやっている。またもや「襲撃事件」かと、厭になる。12人が亡くなった。自由に…
今日は一日中、ディオンヌに付きあわせてしまった。彼女は現在チャイナタウン近所のドレクセル大の付属病院でソーシャルワーカーをしているので、お昼はチャイナタウンのど真ん中にあるOcean Harbor (1023 Race St Philadelphia) という飲茶の店でとった。こ…
金曜日に指導教授だった日本の中世文学専門家の先生夫妻と、療養中のこれまた博論のコミッティの一人だった現在療養中の日本中世歴史専門家の先生を訪問、そのあとディナーをごちそうになった。楽しくて時が経つのが惜しかった。彼女はここ何年間か、日本に…
昨夜、ケンタッキー大学で教えている友人とskypeで話をした。彼女には私が一時飼っていた猫を、私が日本に帰国するとき譲ったのだ。でもこの5年間会っていなかったので、近況を聞きたかったことがいちばん。何度もskypeで連絡を取ろうとしてくれたのに、いつ…
ペンシルべニア大学図書館に入ろうとして、Alumni Card (同窓生会員証) が要ると言われて、ショックだった。ポリシーが変わったという。ペンの図書館サイトに明記はしていないのだけど。卒業後に作った会員証は[5年が期限で]とっくに失効になっている。明…
アメリカ東部時間午後9時から15分間のものだった(現在9時半すぎ)。ロシアの仲介があり、シリアが化学兵器を国際管理下に置くことに同意したということだったので、オバマ大統領がどう決断するか、注目が集まっていた。内容は予想通りのものだった。「攻撃」…
先日アメリカ人の同僚とお芝居を観に行った際、アメリカの食べ物で何が恋いしいか (“What kind of American food do you miss?”)と聴かれた。すぐに応えられなかった。というのも、あまり “miss” するものがないから。逆に向こうにいるときは、日本の食べ…
驚いた。CNNのニュースをみたところ、32nd St. とMarket St.と報道していたけれど、その写真に見覚えがなかったので、googleでニュース検索をかけた、別のソースでは22nd Stとなっていた。たしかにそのあたりにはSalvation Armyのthrift shopがあったと、思…
以前、1ポンドが200円超えの頃に毎年のようにイギリス旅行をしていたので、今のレートはありがたい筈なのだが、あまりピンとこなかったのは、物価の高さのせいだろう。とくにロンドンは世界一物価が高いといわれる東京を、はるかに凌いでいた。実感としてで…
今日がロンドン滞在の最終日である。夜の観劇はパスして、マチネを探したが、ミュージカルしかなかった。仕方ないので、“Rock of Ages”というミュージカルをみることにした。ミュージカル初体験である。その前にどこか見学を考えたのだが、ロンドンの「名所…
先日西宮北口の有名なうどん店を探していて迷子になり、ふっと前をみるとファーストフード店。立てた看板にホットドッグがあった。思わず入って注文してしまった。フィラデルフィアで学生をしていた頃、大学図書館(Van Pelt図書館)横に毎朝出るトラックフ…
全米チェーンのパンケーキハウス。最初に行ったのはProvidence (RI) に在外研究で1年いたときで、友人にブランチを食べようとつれていってもらった。その分量のすごさに圧倒された。そのあと、自分の車で何回か行った。次はフィラデルフィアにいたときで、A…
今プラハ国際空港でフランクフルト行きの飛行機を待っているところ。マックPCのケーブルをチェックインした荷物に入れてしまっているので、電池がもつまでしか使えない。このチェックイン時にも感心したのはチェコ人の合理性だった。人口が1000万人という少…
予定の合間を縫ってでの訪問だった。大して期待しないで訪ねたのだが、もっとゆっくりとみたいと残念だった。博物館というより、カフカを愛してやまないチェコの文人が創ったカフカの文学と生涯の再現館といったところだった。小さな狭い場所にカフカ関係の…
11時から国立オペラ劇場で『眠れる森の美女』をみたあと、そのまま昨日からの宿題、ストラホフ修道院を訪ねてきた。修道院そのものではなく、こちらの図書室がすばらしいとのことだったので、あのエーコの『薔薇の名前』の映画に出てくる薄暗い、カビ臭い、…
昨日は夜に国立劇場で『カルメン』を見る予定にしていたので、昼間は観光につかうことにした。例によってめまいが心配だったけれど、なんとかもちこたえられた。『カルメン』の観劇記は次の記事にする予定。ユダヤ人街は予想通りというべきか世界中からのユ…
去年のプラハは荷物が空港に届いていなくて、大変な思いをした。その苦い経験があるので、当座必要なものは手荷物に入れておいた(それでもMacAirのコードを入れるのを忘れていて、トランジットの待ち合いでPCが使えなかったのは残念だった)。今回、荷物は…
去年は楽(ずぼら)をして、楽天トラベルで航空券とホテルが一緒になったものを使ったのだが、今回はHIS で航空券をとった。で、ホテルだけ楽天でとろうと思いサイトに入ったら、1ヶ月前にチェックした折よりも4−5割程度値上げしていた。たしかに円安傾向…
とんとご無沙汰していたTwitter、昨日電車の中で久々にみると、興味深いニュースがいくつもあった。その一つが昨日の “BBC Radio 4 Today”のもので、「英国の高校生がアメリカの大学への進学を奨励されている」というものだった。 で、“Why UK students are …
プラハからの帰りにウィーンに寄ろうと考え、サイトで催し物を調べたら、めぼしいものが少なかった。だからずっとプラハにいることにした。去年いわゆる観光地はそこそこみたけれど(このブログにも載せている)、コンサートにもオペラにも行かなかった。3月…
このスーパーが気になったのは、フィラデルフィアに住んでいたころ、近くの地下鉄の駅のすぐ傍にこの安売りスーパーがあって、1、2度行ったことがあったからかもしれない。「安かろう、悪かろう」の典型のように思われて、それ以降行ったことがなかった。…
私が出たペンシルバニア大学には日刊のDaily Pennsylvaniaという新聞がある。私が博士課程の学生だったころ、一度インタビューされたことがあった。というのも教えていた学生がその新聞の記者だったたからで、いい加減に答えたのに、記事はきちんとしていた…
これはThe Wall Street Journal の日本語版にあった記事である。内容はまさにタイトル通り。 演繹法で書かれているので、最初の段落に全体のまとめがある。 先進国で最も深刻な労働人口の危機にさらされながら、依然として女性の活用に消極的な不思議の国、…
『アマゾン7〜9月期、大幅減益で株価急落』のニュースがあちこちでアップされている。当期の純利益は73%減とのことで、これはかなり厳しい。でもこれは佐々木俊尚さんがツウィッターされている通り、デジャヴュなんですよね。新端末のKindle FireはiPadに対…
勤務先へくる途中でTwitterを開けてたら、トップにこのニュースがあった。アメリカのビジネス紙のニュースで、そうこうするうちに、日本の人たちのTweetがあがってきた。立入さんのtweetによればすでに9月9日に亡くなっていたのを、アップルが発表を控えてい…
電子版のこのレボート、9月30日の記事である。6ページにわたって、リストラに合った人たちのいくつかのケースの実態が浮かび上がってきて、そのリアリティにことばが詰まる。 米国経済の抱える問題として、失業率の高止まりがあるのは、よく知られていること…
すでにニュースになっているのだが、アメリカのアマゾン(Amazon)がタブレット型のKindle Fireを9月28日に出した。CEO のジェフ・ベゾス(Jeff Bezos)自身が手に持って紹介するシーン(もちろんこれはApple のJobsを意識して)がメディアで公開された。久…
アメリカに行っていて、しばらくアップデートしていなかったTwitter をみておどろいた。Tweetしている佐々木俊尚さんの記事にこれがあった。ザガットについては昨日の記事でも言及したけれど、アメリカで出版されているアメリカのミシュラン版と思えば良い。…
今朝10時15分フィラデルフィア発ワシントンダラス行きの飛行機が30分遅れで空港を出た。と思ったらなかなか飛び立たない。機内で1時間以上待たされたあげくに、再びゲートに引き返した。ワシントンダラスが浸水で着陸できないという。シカゴなどのミッドウェ…