プラハからの帰りにウィーンに寄ろうと考え、サイトで催し物を調べたら、めぼしいものが少なかった。だからずっとプラハにいることにした。去年いわゆる観光地はそこそこみたけれど(このブログにも載せている)、コンサートにもオペラにも行かなかった。3月14日にプラハ着、学会が15日から17日まで、その後21日までプラハに滞在、22日にプラハを発って帰国することにした。そういえば、去年は帰りの飛行機が例の放射能騒ぎで航空会社が出発拒否、飛ばなくて大変だった。帰りはフランクフルト経由だったので、それはまったく去年と一緒である。あと数日滞在したいのだが、26、27日に勤務先で私が責任者をしているワークショップがあるので、それまでに帰らなくてはならない。
最近ある方のブログでプラハでの音楽関係の催しのサイトがあるのが紹介されていた。「BOHEMIA Ticket」というのだが、これをみるとプラハがいかに芸術の都であるかが分る。冬のシーズンは文字通り連日連夜オペラ公演が目白押し!バレエもクラシックコンサートもあるけれど、なんといってもオペラ公演の多さに驚いた。
学会終了の17日から毎日、国立歌劇場に通う予定を立てた。例外は20日でこの日だけバレエ、Sleeping Beauty を見ることにした。ちなみにオペラは以下の演目である。すべて夜7時開演。
17日 TOSCA
18日 RUSALKA
19日 CARMEN
21日 RIGOLETTO
原語(TOSCAならイタリア語)で演じられ、チェコ語と英語の字幕がつくようで、安心した。オペラで言葉がまったく分らないと、面白さが半減するだろうから。このサイトで見るかぎり、国立歌劇場の内部はヨーロッパの主だった芸術劇場に匹敵する華麗さである。写真が以下。
17日の午後3時にクラシックコンサートに行くつもりにしているが、そのドボルザークホールが以下である。
その他、演劇を主として上演するNational Theatre in Prague は以下である。ここはチェコ語での上演ということなので、今回は行かない。
その他にもスメタナホール、Estate Theatre 等のすばらしいホールをプラハは擁している。これらの写真にずっしりと伝統の重みを感じた。