yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

「英語版スカラ座の2013-2014シーズン」紹介サイト

Teatro alla scala (in English)。リンクしておく。

もっと早くに気づけばよかった。予習でだいぶん予定を変えた気がするから。

New 2013/2014 Season
オペラ10本。そのうち7つがイタリア人作曲家のもの(Verdi, Rossini, Donizetti, Mascagni)。とくにVerdiが最も多く、La traviata, Il trovatore, Simon Boccanegra.の三本。

新年にはウィーンフィルのニューイヤーコンサートで指揮をしていた
Daniel Barenboimがそのうちの三つを指揮する。
○Rimsky-Korsakov 作The Tsar’s bride(これは新ディレクター Dmitri Tcherniakovによるもの);
○ Verdi 作Simon Boccanegra
○ Mozart のCosì fan tutte (Claus Guth.による新プロダクション)

バレエは3本。
○ Jewels
○ The Swan Lake
○ Don Quixote

ポリーニのコンサートもあった!ただし3月24日。早くにこの英語サイトをみつけて、それに合わせて予定を組むべきだったかも。写真でみると、ポリーニもいささか老けた感じ。でもあのすばらし音色はそのままなんだろう。残念。

それにしてもイタリアのオペラの開始時刻はなぜこんなに遅いの?アメリカ、ロンドン、それにプラハでも7時が多かった。幕間が入ると4時間を超えてしまい、12時を回ることになる。こんなの、無理ですよ。歌舞伎のように4時始まりにしてくれとはいわないけど、せめて1,2時間開始時刻を早めてほしい。

オペラ、バレエを見た感じでいうと、観客のほとんど(7割?)が観光客。まあ、自分もその一人なんだけど。思わず、MET、プラハと比べてしまった。だから雰囲気だけでいえばMET、プラハはいうに及ばず、日本の東京文化会館、兵庫の芸術文化センター、びわこホール等の方がずっと良い。1日前にみたピッコロシアターの観客とは層がかなり違っていた。昨日のバレエもバルコニー席だったのだけど、同席の三人は友人同志できていたスペイン人だった。二人は新婚旅行中らしく、さかんに写真をとっていた。私の席からみる向かい側バルコニー席のほとんどの人がカメラを構えていたところをみると、彼らも観光客だろう。少なければいいのだけど、ここまで多いと鼻白む。舞台にも確実に響くと思う。

もう一ついえば、平土間席を取るべき。あの「バルコニー」というのは旧体制の遺物だということがよく分かった。非常に観にくい。日本のホールがあの造りになっていないのは当然。ヨーロッパも新しいホールを造る際はきっとバルコニーを採用しないのでは。昨日のバレエの観劇料、日本円換算で1万2千円もしたけど、あの観にくさではその半分の値打ちもなかった。

以下、その観にくいバルコニーから撮った写真。