yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

プラハのホテル

去年は楽(ずぼら)をして、楽天トラベルで航空券とホテルが一緒になったものを使ったのだが、今回はHIS で航空券をとった。で、ホテルだけ楽天でとろうと思いサイトに入ったら、1ヶ月前にチェックした折よりも4−5割程度値上げしていた。たしかに円安傾向にあるとはいえ、これはあんまりである。再びHIS のサイトでホテルを検索したら、おどろいたことに楽天と同じホテルがずっと安かった。とはいっても、やっぱり1泊税込みで5500円ほどになる。4つ星ホテルだから仕方ないのかもしれないが、ヨーロッパのホテルは一般的にいってアメリカのホテルに比べると同じ星数でも設備面で幾分グレードが落ちるような気がする。だからこれはアメリカ標準だと星3つ程度だと覚悟しなくてはならない。

プラハのホテルは朝食がつくのだが、去年泊まったアメリカ系のクラウンプラザはあまりよくなかった。ウィーンの3つ星ホテルの方が格段に良かった。先日同僚の哲学の先生にそう話したら、「そんなことありませんよ。チェコ料理こそがウィーン料理の元になっているんですから」と、反論されてしまった。そういえば酢漬けの魚料理が多いところは似ていたかも。味はまずくはなかったけれど、洗練されているわけでもなかった。まあ、日本人にとって魚が出るのはありがたい。ドイツなどソーセージ、ハムの肉料理ばかりで、そんなのを10日もつづけたら身体がおかしくなってしまう。

サービスの点でもウィーンに負けていた。とくにフロントの人たちの対応があまり良くなかった。英語もそれほど通じるわけではなく、国際都市というには少し無理があるかもしれない。でもそれが「素朴さ」のあらわれだといわれてしまえば、そうかなとも思う。それと宿泊客に圧倒的にロシア人が多かった。およそ都会的ではなかったし、食事の仕方も「えっ」という感じでマナーがあまり良くなかったっけ。たしかに人はあまり掏れてはいなかったけど、親切でもなかったっけ。その点ではクールにみえるウィーン子の方が親切だった。でもこれもソ連支配という長い忍従の歴史の結果と考えれば、腑に落ちる。

今度とったホテルは以前のものと近い旧市街にあるホテルなのだが、トロリー線に面しているので、夜遅くなっても大丈夫だろう。夜外出するつもりなのでトロリーが使えるのはありがたい。