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国民の多く、政府お抱え専門家たちの「コロナ禍下での五輪中止」の声を無視、五輪を決行した菅総理。片手には「五輪邁進」、もう一方の手には「外出自粛要請」という二律背反、自家撞着。だから記者からの感染増に対する質問への返答がことごとく「はぐらかし」に終始したのも、ある意味当然かもしれない。案の定ここまでの感染爆発。あろうことか「自宅療養」なんていう棄民方針まで平然と口にするようになった国の代表。
この無能総理、五輪が終わった途端に「帰省自粛」を呼びかけるとは。この矛盾。本人はそれがどれほど滑稽かわかっていない。この人のセンスのなさ、頭の悪さが嫌という程わかる。もちろんその前に国民の代表としての総理としての資格、政治的な、もっと言えば人間としてのそれがないことは明々白々。
この記事についたコメントはほとんどが怒りでほぼ炎上状態。私も怒り狂っていたのだけれど、そのいくつかに思わず笑ってしまった。すごいパロディ!大傑作集になっていた。医療現場が戦場になっている今、笑うなんて不謹慎かもしれません。でもガス抜きしないと、閉塞感と虚しさでどこまでも落ち込みそう。傑作の代表的なものをあげてみます。
○ コロナに打ち勝った証として、安心安全の帰省に向け全力で取り組む。
帰省は希望の光。家族に感動を与え、絆を取り戻す。帰省することで、緊急事態宣言下でも帰省できることを世界に示したい。○ もし感染者が増えたら、どうする?
→仮定の質問に対しては回答を控える。○ そうだね、帰省をしないことを前提とするより、どうやったら安全に帰省できるかを前向きに考えていきたいね!笑
○ やめることは簡単。挑戦しないとね!帰省をやめるのは簡単、楽なこと。挑戦するのが役割
○ ずっと会えていない両親に会うことは、オリンピックよりも何倍も大事なこと。やればできる!コロナに打ち勝った証拠になるだろう。家族の絆を取り戻しましょう!
○ 帰省先の人たちとしっかり連携を取り、引き続き最大限の危機感を持って帰省します。
○ 夢や希望、感動を、子供や若者、地元の人々に届けてくれる帰省は何ものにも変えがたい、未来への財産になると思います。(暇な菅の五輪後ツイートより引用改変)
○ 実家を訪問するという認識。帰省するという認識ではない。バブル方式で帰省する。感染拡大の恐れはないと認識している。
○ 中止の考えはない。強い警戒感を持って帰省に臨み、安心安全な帰省に向けて全力で取り組む。○ お盆に感染対策をして外出してそれでも感染したらどうするのか。科学的な根拠はあるのか?責任はだれがとるのか?
→安心・安全ですので問題は無いと認識しております。感染対策に尽力します。
みなさんのセンスに脱帽。もう笑うしかない。このままパラリンピック開催になって、より悲惨な状態が東京だけではなく、全国に広まってしまう予感に押しつぶされそう。あの戦争前夜も同じような雰囲気だったのかもしれない。