yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

まさにFool’s Paradise!—「布マスク2枚配布」を決定した安倍総理と政府

「新型コロナウイルスの感染拡大でマスクの品薄状態が続いていることから、安倍総理大臣は政府の対策本部で、全国のすべての世帯を対象に1つの住所当たり2枚ずつ、布マスクを配布する方針を明らかにしました」と、NHKデジタルニュースが伝えている。

はじめ聞いた時、4月1日ということもあり、何かの冗談かと思った。大真面目と知り、この政府には何も任せられないと、改めて認識した。その費用を他に回せと、ヤフコメも非難の嵐。当然である。全世帯配布なので、製作する費用、郵送費用だけでも莫大なものになる。「アタマ狂ってる!」と叫んでしまった。そんなことより、「緊急事態宣言」を出すのが先でしょう!

足を引っ張る連中をはねのけて、決定するのがトップの役割でしょう。それが「政治」でしょう。なんとも情けない。

未だにマスクを求めてドラッグストアに長い行列ができているという。ここにもFoolたちが。マスクは医療機関で使われるようなサージカルなもの以外は、ほとんど予防効果はない。つまり自分が感染するのを防げない。ウイルスはマスクを超えて入ってくるから。でも他人がくしゃみ、咳をした時の飛沫はある程度防げるだろう。また自分が感染している場合は、その吐気を口の外へ運び出すのを妨げてくれる。そういう用途でマスクはつけるもの。それをわかっていない人がマスク行列を作るのだろう。

2月中頃から布製マスクを作成しようと、YouTubeに当たってきた。今やアップされている動画はおびただしく、ありとあらゆる作り方を確認できる。私も最初はお手製で2枚ほど作ってみた。息子一家に送ろうと考え、手縫ではきついので、結局ミシンを購入した。結婚してすぐに買ったミシンはすでに前々回の引越しの折に捨ててしまっていた。今回のものは、JANOMEのもので、7千円弱だった。最安値のものだけど、結構使えます。

布はセリアで売っていたハギレ、ガーゼタオル。さらに晒布。晒布は一反を楽天に注文。一反って、実に使い甲斐があるんです。これをガーゼマスク仕様にすることに。 

細ゴム紐はぬかっていて、2月末には手芸店ですでに品切れ状態。急遽こちらも楽天で注文。かろうじて間に合ったけれど、今はもう売り切れかもしれない。ストッキングを輪切りにし、それを伸ばして紐にする方法もネットで知った。ゴムの「在庫」がきれたら、これを試すつもり。

試作品を4つほど作ってみて、結局のところ、ダイソーで無料配布されていた型紙をアレンジ、鼻部と顎部にダーツを入れる立体マスクに落ち着いた。これだと、立体感がすっきりとして、「美人」にみえる?(本人評なのでご容赦)。 

大量に製作するのでなければ、縫う箇所も少ないので手縫いで十分。ほつれを止めるノリやら、印つけマジックペンやら、まち針代わりの留め具やら、いろいろ便利なグッズが出ていて、隔世の感(?)を感じてしまった。それらを駆使したら(もちろん使わなくても)、裁断から縫製まで1時間もあれば完成するし、腕を上げたらもっと速くなるはず。

 

安倍さんのマスク、ホントに要らない。