yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

6年前の感動が甦った!羽生結弦選手の「花は咲く」in 「フィギュアスケート・世界国別対抗戦 エキシビション」@丸善インテックアリーナ大阪4月18日

羽生結弦選手の「花は咲く」。それが震災応援歌とも知らずにNHKの再放送で出逢ったのが2014年暮のことだった。気がついたら涙が溢れ、おしまいにはオイオイ大声で泣いていた。当ブログ記事にもしている。衝撃だった。これほど美しい人がこの世にいるのだろうかと。羽生結弦選手の演技を見たのはこれが初めて。羽生結弦選手の魂がそっと被災者に、苦しんでいる人たちに寄り添っている、そんな感じがした。その優しさが尊かった。この出逢いは私にとって「事件」になった。

6年後の今回の「花は咲く」。美しさとピュアさは以前のままに、羽生結弦選手の「成長」が感じ取れた。変化ではなく成長。魂の成長とでもいおうか。美しい演技に深さと奥行きが加わっていた。繊細な詩句、そのことばの一つ一つがより一層の重さを持って迫ってきた。この演技を再び見ることのできる幸運。出逢えたことの無上の喜び。おそらくは二度とないであろう僥倖。こんな贅沢な瞬間に立ち会っているんですよ。5分という珠玉の時間。永遠に続いて欲しかった。

羽生結弦選手の震災体験から生まれた「花は咲く」に、私は「羽生結弦」の原点を感じてしまう。彼も被災者の一人だった。苦難の体験の中から、新しい「羽生結弦」が誕生したように感じた。すでに並ぶ者のない高みに到達していた羽生結弦選手。でもそこにより一層の深みを加えたのはこの経験だったのではないだろうか。だからこそのこの感動なのだろう。

そして今回のEXでの「花は咲く」。以前よりも大人になった羽生結弦選手が弱い者、苦しんでいる人へと手を差し伸べてくれている。優しく、そっと。苦しみ、悩みを共有してくれる。慰めてくれる。羽生結弦選手の癒しのエネルギーが以前にも増してダイレクトにこちらに感じられる演技になっている。コロナ禍に呻吟する私たち。なすすべもなくただ受け入れるしかない無防備な私たち。そんな私たちを慰め、抱きしめてくれている羽生結弦選手。この「花は咲く」の演技がどれほど強い癒しのメッセージを発していることか。まるで彼に後光が差しているように感じた。ただ、ただありがたかった。

以下にYouTubeにアップされた動画をリンクしておく。

www.youtube.com

さらに、4月18日付の中日スポーツの記事もアップしておく。

羽生結弦「苦しい中、何かの光に」一輪の花を銀盤に置く演出から「花は咲く」しっとりと舞う【フィギュア・エキシビション】18日 (丸善インテックアリーナ大阪)

 ショートプログラム(SP)2位、フリー2位だった羽生結弦(26)=ANA=は世界選手権でも披露した親交のある指田郁也さんが歌う東日本大震災復興支援ソング「花は咲く」をしっとりと舞い、アンコールでは両膝を滑らせてリンクに登場。「レット・ミー・エンターテイン・ユー」で会場を盛り上げた。

 演技前、コロナ禍で苦しむ人たちを顧みつつ「僕たちが今日滑った演技から希望や勇気、そして苦しい中、何かの光となることを願っています」と語りかけた。「花は咲く」は一輪の花を銀盤にそっと置いて滑り始めたり、手ですくった氷を花に見立て散らしたりとエキシビションらしい演出が盛り込まれ、観衆は総立ちで拍手を送った。

「花は咲く」の一輪の花は私たちへのはなむけ。彼の優しさをかみしめながら、コロナ禍をなんとか乗り越えたい。ありがとう、羽生結弦さん!メッセージはたしかに受け取りました。

何枚かスクショを撮ったのでアップさせていただく。

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何よりも特筆すべきは衣装かもしれない。NHK杯の時の上衣はピュアな純白だったけれど、今回は美しいオレンジ色のグラデーション。ピュアな純白は鎮魂歌を表し、明るいオレンジは応援歌を表しているからだろう。この思いやりにも感謝である。