yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

「書評」へのお礼をいただきました

著者の立入勝義さんから、私が自分の「はてな」ブログに投稿した『ソーシャルメディア革命』書評へのお礼をいただきました。それもTwitter経由で。驚きました。そして、とてもうれしかったです。この本がソーシャルメディアものの中でいちばんおもしろかったし、参考になりました。


あらためてこの新しいメディアのすごさを実感しています。瞬時にして記事と記事、人と人がつながるのですね。

私はどちらかというと不精で、それにすぐメンタルブロックがかかってしまうので、なかなかこういうスピードがすべての世界とはなじめないかも知れないという危惧はあります。アメリカにいた2006年からFacebookに登録しながら、結局はそのまま放置、やめてしまい、そして改めてまた入りなおすなんてことをしているのも、そこに原因があります。

ほんとうはできるだけanonymousでいたいのです。それでいて、自分の思いのたけを書き、それを発信して行きたいという思いはあります。発信するということは当然読者を想定しているわけですから、ここに矛盾があります。

書くことが好きですので、それで食べてゆける職業であればいいのですが、現実はそうではありません。とはいえ研究者という職業柄、論文を書いたり、本を書いたりといったことが本業と連結しているので、いくぶんかはその欲求は満たされます。ただ「読者」の顔はなかなか見えないので、大海に石を投げ入れたような虚しさは残ります。

こういうパラダイムシフトの時代、書くこと、そしてそれを発信することが以前よりもずっと手軽に、また身近になったのだと痛感します。だから、自分の中にある抵抗感のようなものを手なずけながら、新しい世界付き合い、利用してゆく方法を考えるべきなのかもしれません。