yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

2016-09-01から1ヶ月間の記事一覧

『超高速!参勤交代』と続編の『超高速!参勤交代 リターンズ』

予告編で「超高速!参勤交代 リターンズ 」を知って、公開直後に見に行った。内容が「リターンズ」ではない方の「超高速」を見ていないと、すっきりしないところが多々あったので、一昨日huluでこちらも見た。いずれもエンターテインメントのツボを心得た作…

映画『真田十勇士』@109シネマズ大阪エキスポシティ9月26日

映画公開は同名の舞台とのパラレルになっている。舞台の方は気づくのが遅く、5日前にやっとチケットを取ったところ。10月14日から22日まで兵庫県立芸術文化センター大ホールに乗る。以下、映画版の作品サイトより。 関ヶ原の戦いから14年。天下統一を目前に…

市川月乃助改め二代目喜多村緑郎 襲名披露「九月新派特別公演」@大阪松竹座9月23日昼の部

ある程度期待して出かけたのだけど、がっかりだった。新派を見るのは久しぶり。2012年11月に南座で『滝の白糸』と『麦秋』を見たきり。記事にしているので、リンクしておく。このたび喜多村緑郎を襲名する月乃助は2015年9月に、これまた南座で『あらしのよる…

弘前の文学者たち

弘前での二日目、洋館めぐりのついでに弘前市立郷土文学館に行ってきた。洋館の図書館に隣接する瀟洒な近代建築の建物。ちょうど「福士幸次郎展」が開かれていた。そのチラシが以下。 さらに、以下が文学館サイトの情報。 第40回企画展「福士幸次郎展」 福士…

弘前カルチャー

東北に行くことは仙台を除いて今までなかった。あの震災の後、一度は行きたいと願ってきたのだけど、機会がなかった。先だっての康楽館での「劇団悠」観劇、往きは青森から高速バスで小坂まで行ったのだけど、帰りは十和田南駅から弘前に出て、一泊、その後…

『刺青奇偶』劇団花吹雪@新開地劇場9月20日夜の部

この日、神戸は台風の暴風圏内に入っていたけど、昼の部、夜の部で大入りが出た。お芝居目当てできた人が多かったということだろう。劇団花吹雪の『刺青奇偶』は初めて。期待通りに素晴らしかった。歌舞伎のものに最も近かった。しんみりと悲しい。玉三郎の…

『滝の白糸』劇団花吹雪@新開地劇場 9月19日昼の部

第一部が舞踊ショー、第二部がお芝居の二部構成。芝居は『滝の白糸』。そういえば水芸の部分のみを4、5年前の公演で見たのを思い出した。場所は(多分)今日と同じ新開地劇場。春之丞さんが滝の白糸を演じていた。水芸なるものを見たのが初めてだったので…

明治の芝居小屋、康楽館

康楽館をWiki で当たると、以下の解説に出くわす。 康楽館(こうらくかん)は、秋田県鹿角郡小坂町にある小坂町立の芝居小屋。建物は国の重要文化財である。旧金毘羅大芝居(香川県仲多度郡琴平町)や永楽館(兵庫県豊岡市)とともに、日本最古級の劇場の一…

劇団花吹雪『遠山の金さん 帰ってきた幽霊』@新開地劇場9月5日夜の部

お芝居、『遠山の金さん 帰ってきた幽霊』は骨子がほぼ同じものを、先月歌舞伎座で見たばかり。『権三と助十』がそれ。権三を獅童、助十を染五郎という配役だった。リンクしておく。原作は岡本綺堂。歌舞伎では、奉行は登場しない。奉行の遠山の金さんならぬ…

10月観劇予定

歌舞伎は国立劇場で『仮名手本忠臣蔵』の第一部を見る。国立劇場が満を持して公開する『仮名手本忠臣蔵』の通しが10月から始まり、11月に第二部、12月に第三部の公演がある。全て配役替え。菊五郎が監修、出演する第二部は万難を排しても見るつもりにしてい…

『迷子札』(あるいは、『女天学堂』)劇団花吹雪@新開地劇場9月1日初日、夜の部

劇団花吹雪のお芝居で好きなものの一つ。2012年7月にアメリカの大学院時代の友人、Eliと見たのが直近。もう4年も前になるのだと感無量。全部で3回見ている。花吹雪で好きなお芝居、あとは、『お祭り提灯』と『お富与三郎』。全て喜劇。これらも記事にしてい…

ナショナル・シアター・ライヴ『フランケンシュタイン』@ル・シネマ8月28日

以下に日本のサイトからの宣伝を兼ねた引用を。 ベネディクト・カンバーバッチ as 博士役バージョン 上映時間:2時間15分演出:ダニー・ボイル/作:メアリー・シェリー/ 出演:ベネディクト・カンバーバッチ、ジョニー・リー・ミラー/ 音楽:アンダーワー…

八月納涼歌舞伎第二部『東海道中膝栗毛』@歌舞伎座8月26日その弐

先日アップした「その壱」の続編。全部で十三場もある。そのほとんどにいろいろな仕掛けの工夫が凝らしてあって、感心。びっくり玉手箱から何が出てくるのか、ワクワクして待つ心境だった。どの場の演出にも裏切られなかった。とにかくすごい!感心したのは…