yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

片山九郎右衛門師の舞囃子「船弁慶」in「七曜会(前川光長・光範師社中会)」@京都観世会館8月1日

「七曜会」ほど見応えのある社中会は他にないと思う。お囃子の太鼓方、前川光長師とご子息の光範師のお弟子さんたちの社中会、つまりお二人の師のお弟子さんたちの発表会。それがみなさん非常にお上手。レベルがとても高い。そして(ここが肝心なところなの…

浅見真州師の突然の訃報

日経の記事で知った。ショックだった。内容は以下。 能楽のシテ方観世流で、復曲や新作にも意欲的だった浅見真州(あさみ・まさくに、本名=浅見真広=あさみ・まさひろ)さんが7月13日、病気のため自宅で死去した。80歳だった。告別式は近親者で行った。 1941…

浦田保親師のシテ・景清に感涙した!能『景清』in「浦田定期能公演 浦田保利十三回忌追善公演」@京都観世会館7月22日

能及び歌舞伎の『俊寛』を思わせる現在能。後場に亡霊が出て来て過去の自身への晴れることのない想いを語り舞うという「夢幻能」よりも現代劇に近い感じがするのは、観客が舞台の時間を同時的に共有できるからだろう。だから夢幻能よりもドラマチックな時間…

ホロコーストを揶揄した小林賢太郎を解任しただけではコトは収まらない!この問題がどれほど日本の国益を損なうか!

脅しではありません。一連の開会閉会式、および全体プロジェクトのプロデュースをした小林某。いくら10数年も前におちゃらけのノリでやったこととはいえ、これは絶対に看過できない。この人を解任しただけで、この人がプロデュースした案はそのまま使う?こ…

世界から、日本の経済界からもそっぽを向かれた東京五輪、それでも開催する?

五輪楽曲担当予定者の小山田圭吾、「文化プログラム」参加予定者だったのぶみ某、東京五輪応援の最大売り物だった「文化プログラム」そのものに最大のケチがついた。とくに小山田圭吾の障害者への犯罪的な暴行・虐待行為はおぞましさの極み。この御仁、「音…

天皇陛下の五輪開会宣言、「祝い」の文言が省かれた

ソースは「原案判明 天皇陛下、五輪開会宣言で「祝い」と表現せず 7/20(火) 16:12配信 『文春オンライン』(via Yahoo News)」。リンクしておく。 記事では今回の開会宣言には重大な変更が施されているという関係者証言が引用されている。それは以下。 五輪…

8月の観劇予定

夏といえば歌舞伎。8月は東京遠征を考えていたけれど断念。8日まで五輪、その後(今のところ)パラ開催らしいので、感染者爆増の中、それも変異ウイルス混合体が生まれる可能性のある真っ只中に行く気はしない。 しかし無念。特に猿之助が岩藤を演じる『加賀…

初々しい敦盛が哀しかった河村紀仁師の能『敦盛』in 「観世青年研究能」@京都観世会館7月17日

河村紀仁さんといえば、京都観世会館、河村能楽堂の受付でお見かけすることが多かった。穏やかな優しい方で、一度財布をトイレに忘れた折にも丁重に対応していただいた。今までシテをされたのは見ていない。これが正規公演での初シテ?だったのだろうか。 面…

次の選挙は「自公以外」に投票を!−−汚染・隠蔽まみれの五輪は今からでも中止を!

関係者、選手、メディア等々、続々とバブル破りが明らかになり、末期症状を呈する五輪の惨状。五輪貴族と利権でつるんだ政治屋、企業のみが利を得るという構図は、日本がすでに国として機能しなくなっていることを示しているように感じる。国民への目線はま…

橋本忠樹師シテの能『阿漕』in 「片山定期能7月公演」@京都観世会館 7月4日

素晴らしいシテだった。キビキビと若々しくて、それでいてどこか翳りがにじみ出る演技に唸った。動きのキレがみごとで、見ほれた。以下が当日の演者一覧である。 前シテ 浦の老人 橋本忠樹 後シテ 漁師の霊 橋本忠樹 ワキ 日向国の男 有松遼一 アイ 浦の男 …