宮内庁サイトにアップされている会見文書をリンクしておく。
陛下の23日のお誕生日、テレビの前でしっかりと会見放映を見た。天皇陛下への崇敬の念がより深まった。これほどにまとまった陛下の真意が述べられるのは、やはりコロナ禍という未曾有の国難下でなんとか国民に寄り添い、励ましたいという強い思いがおありだったからだろう。
しかも歴代天皇が国難にどう立ち向かわれたかに言及されたことの意味も大きいと感じた。「その精神は現代にも通じるものがあると思います。皇室の在り方や活動の基本は,国民の幸せを常に願って,国民と苦楽を共にすることだと思います。そして,時代の移り変わりや社会の変化に応じて,状況に対応した務めを考え,行動していくことが大切であり,その時代の皇室の役割であると考えております。」という枕部には非常に感銘を受けた。
さらに、皇后陛下、敬宮愛子さまとのご家庭内でのご様子もとても微笑ましく、こちらの心も温まるものだった。「敬宮愛子」というのが孟子からきていたのを初めて知って、感慨深かった。まさにその通りの皇女に育たれ、今やお父上、お母上を支えられる頼もしさである。学業の面でも精進されている様がうかがえて、聞いているだけでワクワクしてしまう。ご両親ともにオンライン授業に同席されることもおありだとかで、常により広く、高く知見を極められる姿勢にも打たれた。言いたくはないけれど、知識欲のまるで感じられない弟の一家との埋めようもない落差を感じた。
皇室に穢れを持ち込もうとしているマコには釘をしっかりと刺された。それも秋篠宮の言葉を引用してのものだったので、秋篠宮にも釘を刺されたのだと感じた。この文脈だと「破談」しかないだろう。それが理解できないのなら、一家揃って皇族をやめるべき。血税でこの「クズ皇族」を養う義務は国民にはない。
それにしても陛下がいかに人品、人格ともに優れた方ががよくわかった会見だった。令和という元号そのもののお方である。しかも我々国民が誇りにできる天皇陛下であらせられる。多くのひとがこの方が天皇陛下で良かった!としみじみ感じたはずである。
我々の誇りである今上陛下。この陛下に向かって許しがたい暴言を吐いた輩がいる。私も昨年まではこういう雑誌記事があったのを知らなかった。ガルちゃんに投稿されていたものを使わせていただく。ありがとうございます。ガルちゃんは事情通でしかも知的レベルの高い方が投稿者であることが多く、これもその一つ。これは「天皇陛下お誕生日会見」トピックにアップされていたもの。
投稿した爺さんたちの中で、山折哲雄は元日文研所長だった男。一昨年だったか大槻能楽堂での能公演の前説をする予定だったのが、ドタキャンで代わりに京都造形芸大の天野文雄氏がピンチヒッターをされた場に私も居合わせた。天野氏、かなり怒っておられた。まさに無責任男。
それが来たる10月23日に大槻能楽堂で開催される梅若実師の能の前説をするようである。「老木が語る草木悉皆成仏の思想」というタイトルが白々しい。「暴言の謝罪をしてからシャバに出てこい!」と言いたい。