yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

印南敦史氏の『女帝 小池百合子』への書評:「小池百合子の強烈な自己顕示欲と上昇志向の背後に何があるのかを推察した書」との高評価(FINDERS 2020/06/22)を都民は読むべき!

この印南敦史氏書評のタイトルは「『彼女はよくやっているよ』と人は言う。しかし本書(『女帝 小池百合子』) は「本当に?」。

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小池百合子氏の過剰なまでの承認要求の強さは、現在彼女が頻繁に行っている内容スカスカの「会見」と、それをカバーするかのようなファッションに夥しいまでに表れている。未だにこの人を「よくやっている」と評価する人たちがいる。彼らはおそらく思考回路がストップしているのでしょう。私には理解不能である。

人が騙されてきた根拠の一つが、「芦屋出身」というブランド(?)。「お嬢さま」を演出してきたんでしょうね。例えばあのなんとも違和感のある「ざます」調の言葉遣い。「芦屋」といっても広うござんす。この人のあざとさから、いわゆるその地域の上流階級出ではないだろうと私は推察している。

印南氏が列挙する『女帝 小池百合子』で公開されている、小池百合子の嘘にまみれた言動を列挙しておく。

1.まず、「カイロ大卒業」の学歴詐称疑惑。駐日エジプト大使館が最近出した「卒業証書」なるものでは「1976年卒業」となっている。しかし、彼女自身が自身の自伝(1982年)に「1年留年した」と書いているので、嘘がバレてしまっている。どんな手を使って、大使館を動かしたんでしょうね。

 

2.阪神淡路大震災の翌年の1996年のエピソード。(214頁〜251頁)引用させていただく。

震災からだいぶ経っても、被災者の厳しい現状は変わらず、芦屋の女性たちが一九九六年、数人で議員会館に小池を訪ねたことがあった。

窮状を必死に伝える彼女たちに対して、小池は指にマニキュアを塗りながら応じた。一度として顔を上げることがなかった。女性たちは、小池のこの態度に驚きながらも、何とか味方になってもらおうと言葉を重ねた。ところが、小池はすべての指にマニキュアを塗り終えると指先に息を吹きかけ、こう告げたという。「もうマニキュア、塗り終わったから帰ってくれます? 私、選挙区変わったし」。

女性たちは、あまりのことに驚き、大きなショックを受けた。

テレビや選挙時に街頭で見る小池と、目の前にいる小池とのギャップ。小池の部屋を出た彼女たちは別の国会議員の部屋になだれ込むと、その場で号泣した。

まさにこの人が都知事になってからの右顧左眄ぶりと、豹変ぶりを彷彿させるエピソード。表の顔と裏の顔の極端な乖離。実態は非常に冷たい。

3.「北朝鮮拉致問題」を利用して、イメージアップを狙ったものの、実際の醜態を蓮池透氏がTwitterで暴露しておられる。

横田めぐみさんの父、滋さんの言葉を詰まらせる記者会見の際のこと。テレビではその後ろに座って涙を拭う小池氏の姿が。ところがこのあとのこと。この人の人非人と思わせる言動が放出する(これはテレビ公開されていない)。このところを引用させていただく(226頁〜227頁)。

会見が終わると取材陣も政治家も慌ただしく引き揚げてしまい、部屋には被害者家族と関係者だけが残され、大きな悲しみに包まれていた。するとそこへ、いったんは退出した小池が足音を立てて、慌ただしく駆け込んできた。彼女は大声を上げた。「私のバッグ。私のバッグがないのよっ!」。

部屋の片隅にそれを見つけると、横田夫妻もいる部屋で彼女は叫んだ。

「あったー、私のバッグ。拉致されたかと思った」。

この発言を会場でこれを耳にした拉致被害者家族の蓮池透さんのTwitterは以下。

一つ付け加えなくてはならないのは、小池百合子はゴリゴリの「日本会議」のメンバーであること。