yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

伝統違反の「男系男子」を掲げた安倍が「伝統と創造の絶妙のバランスこそ日本の保守だ」なんて、片腹痛い!

Yahooに上がった記事で、ソースは『福島新聞』。タイトルは「安倍晋三元首相が皇位継承、男系維持の重要性に言及 稲田朋美氏らの勉強会で初講演」(2022年6月1日 午前11時53分

www.fukuishimbun.co.jp

以下に記事内容をアップしておく。

 稲田朋美衆院議員が会長、滝波宏文参院議員が事務局長を務める自民党の保守系グループ「伝統と創造の会」の勉強会が5月31日、国会内で開かれ、安倍晋三元首相が初めて講演した。

 稲田氏は「この会は女系天皇に反対する署名を集めた議員で設立した経緯がある。それにふさわしく今回は皇統や、わが国の安全保障環境についてお話しいただく」とあいさつ。安倍氏は同会について「伝統を守るとはどういうことか、研さんをしてきた」と評価し「伝統と創造の絶妙のバランスこそ日本の保守だ」と述べた。

 会合は非公表。会合後に取材に応じた稲田氏は「(皇位継承の)男系維持の重要性などについてお話があった。会として勉強を続け、適切なタイミングでの提言を検討したい」とした。

稲田朋美が相当な「タマ」だとネットでは広く流布した情報ではあったが、改めて納得。同性として、残念。それは櫻井よしこにもいえる。女性議員は男性よりもまともであってほしいと願っているのだけれど、男性以上のゴリゴリの「男系男子」派が多い。安倍に見込まれて政治屋になっただけのことはある。いわば安倍のポチ。こんなのしかいないのか。国会議員は。

「伝統と創造の会」なんて、軽々に「伝統」を使わないでほしい。あなたたちが言及している「伝統」は単に保守のことでしょう。それは例の参政党の面々がそれぞれのブログ等で広報している「信条」と極めて類似している。「愛国日本」なんてのも、ドグマ・教条に行き着くんですよね。まさにアナクロニズムの権化。

伝統はそういうものではない。伝統とは日本人のことばの中に、その(意識的・無意識的)な行動の中に自然発生的に立ち上がってくるもの。決して彼らが唱えているような教条的なものではない。断言できる。ドグマを押し付けた時点で、それは伝統ではなく、まやかし。インチキ、fake。そこに思想、哲学はない。裏に利権ありきの構造は揺るがない。

ホントにうんざり。こういう連中しか当選しないんでしょうか、日本は。つくづく厭になる。麻生派に多少は期待しているのだけれど。参院選、自民に入れる選択肢もなくなった。