yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

「男系男子」も「LGBT&夫婦別姓問題」も安倍に集る「自称保守」が統一教会とグルでぶち上げたエセ信条

このブログ記事はYahoo Newsで入手した『FLASH』掲載の記事(2022.09.14)を参照させていただいたもの。その中で、小林よしのりは、安倍に近かった「言論人」の主張が矛盾だらけであることを暴いている。(当ブログの前の記事でとりあげた)山谷えり子が安倍政権下で進めていた「夫婦別姓」、「LGBT」もそれらに当たる。

そして気づいたのが、小林氏が、統一教会ズブズブ「安倍人脈言論人リスト」として挙げている連中がほぼそのままいわゆる「男系男子」皇位継承を主張する連中であることだった。

ということで、ここでまず、記事掲載の「統一教会の関連団体「世日クラブ」で講演した主な「安倍人脈言論人」と彼らの講演回数のリストをアップしておく。

 

ね、おそろしいほど男系男子派と被っているでしょう。

ここからは、『FLASH』記事内容を確かめたい。タイトルは「小林よしのりが断罪! 櫻井よしこら「自称保守」と統一教会の“ズブズブ過去”「LGBT&夫婦別姓問題もただのプロパガンダ」。非常に正鵠を射た記事。リンクしておく。

smart-flash.jp

小林よしのり氏が櫻井よしこや小川栄太郎等の安倍元総理に近かった「言論人」が統一教会擁護をしているのを断罪している記事なのだが、その最終部こそ、「自称保守」言論人に、小林氏が最も問い質したかったことだろう。以下である。

「統一教会の『日本は悪い国だから献金しなければいけない』という教えは、信者に自虐史観がなければ受け入れられません。それを擁護するのは、保守がずっと言ってきた『戦後レジームからの脱却』『戦後教育批判』と矛盾しています。橋下徹氏や三浦瑠麗氏は統一教会の信者獲得について、『宗教のひとつだ』『自己責任だ』と考えている節がありますが、純粋で信仰を求める人は、あっという間に騙されてしまいます。反日思想に洗脳され、カネ集めの命令だけを聞く奴隷になる。保守なら、日本人がその餌食になったことに対して、悔しいと思わないのか」(小林氏)

「保守」としてここではテレビに頻繁に登場する橋下徹や三浦瑠璃等を挙げている。この人たちは小林氏が指摘する太字部分の矛盾に気づいていない。統一教会が利用する日本人の「自虐史観」こそ、保守が「戦後教育批判」として挙げてきたことである。自称保守はそれにも気づかないほど、論理思考ができない輩の集まりということになる。

さらに問題として小林氏が挙げているのが、安倍政権下で進められてきた「憲法改正」の中身に、統一教会の思想が反映していることである。前の当ブログ記事に下村博文元文科大臣の「口利き」を挙げたけれど、日本の政策に半島カルトが関わっていたことを知って、慄然とした。『FLASH』記事の該当部分が以下。

「かつては『世日クラブ』(統一教会系日刊紙「世界日報」の関連団体)も家庭・教育関連、朝鮮半島やアジア情勢のテーマでの講演が多かった印象です。しかし、2000年代に入って安倍元首相が政権に関わると、だんだんと安倍政権が推し進めた憲法改正などのテーマが増えていき、元首相と関わりが深い論客が、頻繁に登壇しています。

 それだけでなく、統一教会の主張と自民党の政策で言えば、憲法改正での『緊急事態条項の新設』と『自衛隊明記』が合致しています。さらに統一教会は、憲法での『家族保護の文言追加』を掲げているのですが、2012年に自民党が発表した改憲草案にも『家族は、社会の自然かつ基礎的な単位として、尊重される。家族は、互いに助け合わなければならない』と非常に似た条文が記されています。政権と関わるにつれて、統一教会は自分たちの主張を政策に反映させることができたのではないでしょうか」(作家の泉美氏)

再度、統一教会関連団体の「世日クラブ」で講演した人リストを振り返ろう。

以前にあげた「男系男子派戦犯リスト」に登場した人物が見事なまでにここにいる。統一教会とズブスブ連中の主張なるものが、いかにいい加減な土俵の上にあったものかが暴かれ、「恥ずべき」者として退場することを強く願う。