yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

四ヶ月ぶりの能公演が心底うれしかった!

京都観世会の六月例会。定員を200名程度に抑えるとのことで、すでに例会チケットを持っている者のみ応募可能。応募者多数の場合は抽選とのこと。私は一年分の例会チケットを購入していたので、なんとか応募でき、幸運なことに入場整理券(ハガキ)が当たった。

今日は四ヶ月ぶりの能公演、しかも入場制限付きなので、どれくらいの入場者なのかと心配?していたら、多くの観客だったので、ホッとした。それでも席の半分以上に使用不可のテープが貼られていたのが、かなり残念だった。仕方ないとはいえ、なんとももったいない!特に抽選に外れた人はさぞ参加したかったでしょうから。

律儀の極み。きちんとルールを遵守されるのは、さすが京都観世会。しばらくはこの形での公演になるようである。延期になっている3月例会と4月例会が来月(7月)中に開催になっていて、それらも応募—抽選という手はずを踏むことになる。また片山定期能をはじめとする京都観世会関係の公演もこの形式を踏襲することになっているようで、当分は好きな時に好きな公演に参加とはゆかない可能性がある。

今日、公演合間に事務所で来月24日の「春の素謡と仕舞の会」のチケットを予約しようとしたら、電話予約をしていないのでダメだった。すでに定員オーバーになっているらしい。残念。同時に電話しなかった己を恨んだ!これからは電話で予約、確認を常にすることに決めた。

今日の公演開始はちょっとイレギュラーで、午後1時始まり(通常なら午前11時始まり)で終演が午後5時。狂言、仕舞が省かれて能のみ3本という構成。上演作品は浦部幸裕師シテの『賀茂』、青木道喜師シテの『班女 笹之伝』、そして大江信行師シテの『野守 黒頭』。青木師の『班女』は圧巻だった。これは稿を改める。