早朝、たまたまつけたBS、その画面と音色に釘付けになった。5時からの放映だったらしく、私が聴いたのはショパンの「ポロネーズ」の途中から。「ポロネーズ」は好きな曲で何枚かCDを持っている。私の中での最高峰はポリーニなのだけれど。しかし、今目の前で…
例によって、「銕仙会」の能楽事典から演目、『井筒』の解説をお借りする。それに当日の演者を明示しておく。 作者 世阿弥 素材 『伊勢物語』第23段ほか 季節 秋 種類 三番目物・鬘物 登場人物 前シテ 里の女 味方玄 後シテ 井筒の女 味方玄 ワキ 旅の僧 …
毎日新聞に載った訃報。 mainichi.jp 言葉がない。まだ64歳でいらっしゃった。嘘であって欲しい。あまりにも早い。惜しい!肝臓がんだったという。そういえば何ヶ月か前の舞台では少し辛そうにしておられた。後ろについた後見の若い方も心配な表情をしておら…
毎年一回「東西合同研究発表会」は開催されてきたとのこと。ということは、49年にわたる歴史があるということなんですね。観世、宝生、金剛、金春、喜多の五流の若手能楽師の方々の発表の場。国立能楽堂サイトに番組表(プログラム)のリンク先がアップされ…
先々月、6月12日の舞台を映像化したもの。私がロンドンにいた期間に当る。6月初旬にロンドンに着いてすぐ、ロイヤル・オペラのサイトに入ってバレエ公演を調べたのだけれど、演目が『白鳥の湖』、しかも主ダンサーが日本人だと知って、予約しなかった。ロイ…
ハロルド・ピンター作(1974)。先月、先々月、ロンドンで見たナショナル・シアターの舞台、3本が期待外れだったので、ちょっと迷ったのだけれど、主演がイアン・マッケラン(Ian McKellen )と聞いたのと、録画されたのが一昨年とわかり、最終日に滑り込ん…
ミニショーはなく、お芝居から始まった。芝居はご存知、「遠山の金さん」。いまさらながらに純座長のうまさに唸らされた。東映の役者さん五人の応援があった。殺陣の専門家だけあり、立廻り部が迫力満点、加えて役者としてもさすがと思わされる演技で、彼ら…
はじめてみる演目。狂言のエッセンスが詰まっている。シテを逸平師、アドを童司師。土筆、芍薬をみた男二人、ちょっと背伸びをして、それぞれが土筆、芍薬にちなんだ和歌(うた)を披露してみせるけれど、いずれもが誤り。言い争いになって、最後は相撲で決…
二部になっていて、第一部は午前10時半、第二部は午後6時半開演予定だった。台風接近のため、第二部は午後3時開演に変更のアナウンスがあった。私が見たのは第一部のみ。 素晴らしい演者さんたち、それも全員がボランティア(と思われる)。京都観世の関係者…
プログラムは以下だった。 ★対談:林 宗一郎、大槻 裕一 司会・味方 玄 ★狂言『鐘の音』 太郎冠者:小笠原 匡、主人:小笠原 弘晃 ★能『小袖曽我』 曽我十郎祐成:林 宗一郎 曽我五郎時致:大槻 裕一 母:田茂井 廣道 春日局:小笠原 弘晃 笛:杉 信太朗、小…