ここ2ヶ月余り苦しめられた腰痛、ひところ「もう歩けないのかも」と絶望したりしたのだけれど、やっと元どおりになる目処がついた。で、観劇再開。ただ、コロナ禍の下で出歩くことはままならない。だからできるだけ控えめの観劇になるだろう、それも近場のものになりそう。
能楽は6月も中止や延期のオンパレード。その中からかろうじて公演と出ているものをあげると、月初めの「林定期能」に出向きたい。ただ、これは体調次第になりそう。月前半に「大阪能楽養成会発表会」があるけれど、これも体調と相談しなくてはならないだろう。それと月中盤の「大阪観世会定期能」。月後半では「若手能京都公演」と「京都観世会例会」。これらは万難を排しても出向きたい。
歌舞伎は歌舞伎座の仁左衛門・玉三郎の「桜姫東文章」を見たいのは山々なれど、諦めるしかない。当該二人の共演は「これギリ」かもしれないと思うと、なんともいえない気持ちになるんですけれどね。この6月公演、実に多彩でその意味でも東京在住でないのが実に口惜しい。
文楽は大阪文楽劇場の月前半の「文楽鑑賞教室」の「大人のための文楽入門/Discover BUNRAKU」をみる予定。チケットの手配が可能である限りにおいてではあるけれど。一応トライしてみる。
大衆演劇で見たいのはなんといっても劇団荒城公演。6月は新潟公演なので諦めざるを得ない。7月は川越公演なので、その頃までにコロナが下火になっていれば遠征したい。切に願う!
オンラインで公開されている小劇場系のものも、できるだけ観劇したいと考えている。まさに非常時!この苦難を少しでも分かち合いたい。