近畿圏は「非常事態宣言」が解除された。しかし、未だ解禁とは程遠い演劇界公演。ワクチン接種による一日も早い完全解禁が待たれる。
心をとりなおして、来月の観劇予定をアップさせていただく。
まず「劇団荒城」。総座長真吾さんが3月公演を他劇団に譲られたので、4月も同様になるのかと心配していた。杞憂で、三重県四日市での公演に決まっている。月初めに2泊の予定を組んだ。もう一年以上見ていないので、とても楽しみ!
能楽は「片山定期能」、「樹下千慧独立披露能」、「京都観世会例会」を観劇予定。その他では社中会にいくつかお邪魔しようと考えている。能楽はかなり真面目に「制限」をかけておられるので、チケットが取れない可能性もあって予定が組みにくい。それでもやっぱり見たい!一つでも多く観劇できることを祈っている。
歌舞伎は東京遠征を考えたのだけれど、止すことにした。歌舞伎座第一部の「小鍛冶」は能が下敷きになっているので、見たいのは山々ではある。また同じく第一部の「勧進帳」は幸四郎の弁慶を見たいという強い想いはある。もっといえば第二部「絵本太平記」の菊之助もきっと期待を裏切らないだろうからかなり残念ではある。気持ちが変わったら出かけてしまうかもしれない。
文楽は正規公演が国立文楽劇場で開催される。もちろん第一部から三部まで全て見るつもりにしている。とにかく演目、演者共に多彩な演目で、若手が出ずっぱり。おそらく文楽史上に足跡を残すものになるような気がする。早めにチケットを確保しようと考えている。どれほど多彩かはプログラムと演者でご確認ください。以下にアップしておく。
シネマ版のバレエ、オペラ公演が上映されるようなら、こちらもできるだけ多く見たいと思っている。