yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

2月の”Interdisciplinary Research”国際学会での発表

テーマが「The Aesthetics of Decay: Creative Modes of Destruction」となっていて、主催は「London Centre for Interdisciplinary Research」、日程は2月13日から14日の2日間、(もちろん)オンライン学会である。ロンドンの学会は何年か前のロンドンのWestminster大学での発表以来。とはいえ、オンラインなので、ロンドンに行くわけではない。それが残念ではある。ロンドン大学のSOAS Libraryの入館証がまだ有効なうちに、再訪したかったのではあるけれど、こういう状況なので仕方がない。もっと心許ないのはオンラインであること。どういう形になるのだろうか?

2週間前に情報を得て、迷っていたのだけれど、「迷うときは前に進む」というのが私の鉄則(大げさ!)なので、参加を考えている。ただproposal提出期限が11月10日で、間に合わないかもしれない。それがネック。大学院生の頃は、厚かましくも2、3時間で仕上げたproposalを提出し、ほぼ百パーセントで受理されていた。院生のtravel fundなる旅費まで支給してもらったこともあった。ただ、その頃は大学内に英語をチェックしてもらえるWriting Centerもあったので、安心感があった。その環境でない現在は、ずっと博論の頃からお世話になっているNY在住のエディターに見てもらうしかない。とはいえ時間がないので、チェックなしで応募する?まあ、日本に帰国してからは、ほぼ自前のproposalを出してきていた。今回もそうなりそうで、パスしない可能性もある。その前に締め切りに間に合うかが問題。こういう態度は、連れ合いに言わせると「許しがたくいい加減」ということになる。あちらも同業なので、こういういい加減さは許しがたいらしい。

なんとか頑張って、2週間の間にproposalを提出しなくては。能の『砧』を中心に論じようと考えている。一昨年、「uncanny (独unheimlich)」をテーマにした学会でこの作品を使った発表を考えていたのに結局頓挫しているので、それをそのまま横滑りの形で使いたい。