yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

7月観劇予定

能では「林定期能 十三世林喜右衛門三回忌追善能」、「TTR能プロジェクト」を見る予定にしている。「林定期能」では林宗一郎師が能『清経』を、河村晴久師が能『求塚』を、そして味方團師が能『望月』を演じられる。「TTR能プロジェクト」では片山九郎右衛門師が舞囃子「井筒」を、浦田保親師が能『善界』を演じられる。もちろん小鼓は成田達志師、大鼓は山本哲也師。太鼓に前川光範師が入られるのがうれしい。神戸で劇団を主催しているアメリカ人元同僚を同伴する。

ここ数ヶ月、歌舞伎観劇の東京行きは自粛していたけれど、幸運なことに関西での歌舞伎が隆盛になってきている。さすが今月の『NARUTO』は昨年の新橋演舞場公演で懲りたのでパスだったけれど、7月の大阪松竹座公演は夜の部のみチケットを取った。目当ては『上州土産百両首』。牙次郎を菊之助(!)、正太郎を芝翫という配役。壱太郎、扇雀という上方勢が入る。さらには、時蔵・萬太郎の『芦屋道満大内鑑』が、そして仁左衛門・時蔵の『弥栄芝居賑(いやさかえしばいのにぎわい)』が加わる。この芝居は初めて。若手の梅枝、壱太郎、隼人、福之助も連なっている。

文楽は三部になっていて、その二部と三部の席を確保した。第二部は『仮名手本忠臣蔵』の五段目、六段目、七段目。もちろん4月公演の続きになる。主語りに小住太夫(三味線 勝平)、靖太夫(錦糸)、咲太夫(燕三)、呂勢太夫(清治)(宗助・清友)、呂太夫と今が盛りの方たち。三味線もしかり。期待が高まる。第三部は『国言詢音頭(くにことばくどきおんど)』。睦太夫(三味線 清志郎)、織太夫(藤蔵)、千歳太夫(富助)と申し分のない演者さんたち。

大衆演劇はもちろん「劇団あやめ」。関空に近いりんくうタウンでの公演。さすがに遠いので数回になるかも。先述したアメリカ人劇団主催者を引っ張って行く。「アクロバティックな演技」、「歌舞伎もどき」という私の宣伝に乗ってこられたので。