能は何本か見る予定。東京では宝生能楽堂で「銕仙会 定期公演」と「五雲会」公演を見る。また、観世会館で味方健さんの「隅田川」と林宗一郎さんの「善界」を見る予定。その他に神社の奉納能を3本見る。中でも最も期待値が高いのが「篠山春日能」。演者をみればそれがわかっていただけると思う。以下。
★観世流能「桜川」大槻文藏 齊藤葵 福王茂十郎 福王和幸 広谷和夫 矢野昌平
笛 藤田六郎兵衛 小鼓 大倉源次郎 大鼓 山本哲也
★大蔵流狂言「魚説経」茂山逸平 島田洋海
★観世流能「邯鄲」
浅見真州 茂山慶和 福王茂十郎 福王和幸 広谷和夫 矢野昌平 茂山七五三
笛 藤田六郎兵衛 小鼓 大倉源次郎 大鼓 山本哲也 太鼓 三島元太郎
第一級の演者が打ち揃っているのだけれど、なんといっても大倉源次郎さんの小鼓が楽しみ。篠山市教育委員会に電話して席を確保しなくては。
この篠山能に参加されている茂山一族の「茂山狂言」が西宮の芸文センターで開催されるので、チケットを取っている。
歌舞伎は歌舞伎座の夜の部を見る。なかなか乙な配役。まず「吃又」。吉右衛門、菊之助の組み合わせ。先日巳之助と壱太郎のコンビでみたばかり。これを超えれるか?楽しみな配役ではある。
もっと楽しみなのが「奴道成寺」。花子は猿之助、所化に右近、米吉、隼人が出るとなれば、優れて華やかな舞台になるのは約束されている。
文楽は友人が席を取ってくれた昼の部に行く。なんと「寺子屋」。しかも英太夫さんの「呂太夫」襲名興行でもある。楽しみ!
あと、ナショナルシアターライブのライブビューイング、「橋からの眺め」も見たい。バレエではミハイロフスキーのライブビューイングは是非とも見たい。
追記
なんとぬかっていたことか、東京行きの最大の目的である「赤坂歌舞伎」を入れるのを忘れていた。蓬莱竜太 作・演出の新作歌舞伎「夢幻恋双紙(ゆめまぼろしかこいぞうし)」。勘九郎、七之助兄弟主演で、亀蔵、猿弥がそれをサポート。今月初め、発売日に2日遅れてチケットを取ろうとしたら、すでにかなり埋まっていた。良席は取れず、これもぬかっていた。