yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

アンブロジアーナ絵画館Pinacoteca Ambrosiana のコレクション

こちらはブレラ絵画館をある意味超えているかも。いかにもイタリア的。その真髄を凝縮した絵画を集めている印象。保存にも気を使っているのが分かる。またこの美術館そのものが芸術。

以下、直球で来た絵画。美術館サイトからお借りした画像が以下。

まずブリューゲル。お父さんの方。
これこそ実物をみないとその色彩の鮮烈さがわからない。
Artist: Bruegel, Jan the Elder (1568-1625)
Title: Vase of Flowers with Jewellery, Coins and Shells, 1606

この美術館の一番の売り(?)の絵画。もちろんダ・ヴィンチ。「音楽家の肖像」。
Artist: Leonardo da Vinci (1452-1519)
Title: Portrait of a Musician, 1485-1490

そしてカラヴァッジオ!肩すかしをくらってしまう意外性!静物画「果物」。
Artist: Caravaggio (Merisi, Michelangelo da (1571-1610)
Title: Basket of Fruit, 1594-1598

私が今回のミラノ訪問の中の成果の一つと思うのがこの画家に「出会えた」こと。ベルナンディオ・ルイーニ。ひょっとしたら、有名な人なの?ブレラでもここでもいくつかのコレクションがあった。
「聖母マリアとキリスト」。これも実際の絵をみないとその独特の「輝かしさ」が判らない。
Artist: Luini, Bernardino (c. 1475-1532)
Title: The Virgin Nursing the Child, 1520-1529


そして、ティントレット!いかにも百パーセントティントレットでしょう?
Artist: Titian (1477/89-1576), school
Title: The Magdalene, 1525-1549
「マグダラのマリア」


この美術館、ブレラより来訪者が少なく、絵画を独占している感じがするほど。充実した時間を過ごせた。次回ミラノに来ることがあれば、必ず再訪問する。