yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

芝居『芸者の意気地』伍代孝雄劇団@朝日劇場 1月12日夜

伍代さんのところのお芝居、ほんとうにイイ!いつも舌をまいてしまいます。先祖の歌舞伎の形を残しつつ(だから何をやっても品格があるのです)、新しさをとりこんでいます。それに何度も書きますが、下手な人がいない!座長はすばらしいし、一也さん、瑞穂さん、それに美明さん、信之さん、(名前が分からないのですが、小柄な)女優さん、この方たち、商業演劇にもここまで質のそろって高い役者さんたちを集めたところは少ないでしょう。それくらい、お上手です。

ぜひ朝日に足を運んでください。超一級のお芝居とショーが立った1700円で見れるのです。

今日のお芝居、『芸者の意気地』も一級のお芝居でした。おさだまりの任侠もののオンパレードだったり、説教調のものだったりするようなフルクサイ芝居だと、もう行く気がしなくなります。それでも技量が上だったらまだ見れますが、マンネリに気付かない独りよがりの劇団だと、二度とごめんです。また、照明など付帯的なものに力を入れすぎているのも、「それはナイデショ」と思います。やっぱり芝居が核じゃなくっちゃ。劇団によってはそれを忘れてしまっているところがあります。

私の大衆演劇遍歴(47劇団みました)もそろそろいくつかの劇団に落ち着いてきました。やっぱりお芝居に力を入れている劇団です。