yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

大衆演劇に変化は必要か

目覚しいスピードで変化してゆく新メディアから見ると、変化、特に観客を巻き込む形の変化、それをどう実現するかの戦略が必要だと思います。ゲームではインタープレイが当たり前になっているわけで、それが他ジャンルへ波及するのは時間の問題だという気がします。

仮想空間が現実空間に取って代わることの「弊害」はあるのかもしれませんが、この変化を止めたり、逆行することは不可能になってしまってるのでしょうね。テレビ等の旧いメディアが抵抗しても、ドンキホーテと風車との闘いのようになるのは目にみえています。

別のブログに投稿するのにiTunes U中の講演(2006年のものですからすでに4年前の経っています)を視聴したのですが、その中に"Global Frequency"とういマンガ作品がテレビシリーズになってゆく過程、そしてゲームになってゆく過程で、ファン参加型になっていった必然についての言及があり、YouTubeでもそれを確認しました。ファンのコメントが内容を変えて行ったというのがよく分かりました。

ゲームはそれをリアルタイムで可能にする意味で、もっとも「新しい」メディアということになります。ちょうど2年前にアメリカのポップカルチャー学会で発表した折にも(私のは『下妻物語』についての発表だったのですが)、私が割り当てられた会場は参加者が20人程度だったのに、ゲームをテーマとする会場は立ち見もでる大盛況、ものすごい熱気でした。おそらく150人はいたでしょう。その中のかなりのものが視聴者の参加についての発表でした。どういう参加の形があるのか、それを開発するのにどうしたのかといった。そしてお互いにアイデアを出し合って、それをパソコン画面で確認するという作業をリアルタイムで見せてくれました。驚いた!発表者の年齢はこのセッションがもっとも若かった。当然ですね。

若い世代を大衆演劇に巻き込んでゆく工夫をせざるを得なくなっているのではないでしょうか。観客を参加させるという戦略をとっているのは、なんといっても剣戟はる駒座でしょうね。人気の秘密はそこにもあると思います。たつみ演劇Boxの千秋楽公演にも観客参加がありました。こういう劇団に対して、旧態依然とした型にこだわり続ける劇団は淘汰される可能性が高いのではないでしょうか。

高年齢層の観客が多いのは事実です。でもいつまでもその層にターゲットを絞り続けるわけには行かないと思います。戦略をぜひとも練って欲しい。