yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

『るろうに剣心』追憶篇は想像以上だった!

1999年2月〜9月にかけて全四幕が発売。私が楽天で借りたのは以下の4枚のDVD.
• 『斬る男』
• 『迷い猫』
• 『宵里山』
• 『十字傷』
この4章からこの追憶篇は成立している。

中心人物は二人。緋村剣心(緋村抜刀斎)と雪代巴。後に数奇な運命に翻弄されることになるこの二人の出逢いと愛が中心になっている。それに幕末の勤王志士と新撰組との攻防が絡んでくるという構図。二人が出会ったとき、剣心はまだ十四歳(?)、巴は十六歳?この巴という女性が限りなく魅力的。以下が「ニコニコ大百科」サイトから借用させていただいた二人についての解説。

緋村剣心(緋村抜刀斎)(CV:涼風真世/心太:鈴木真仁)
本作の主人公。幼名は心太。野盗に殺されそうなところを比古清十郎に助けられ、剣客に相応しい名として「剣心」の名を受け弟子となる。その後、時代を変えるため師匠の元から出て行き、動乱の京に身を置く。こうして抜刀斎と呼ばれる人斬りとなるものの、人々を救うために京に来たはずが人々を殺すだけの自分にギャップを感じていた。そんな時に「雪代巴」と出会い人生を変えられる。 

雪代巴(緋村巴)(CV:岩男潤子)
本作のヒロイン。婚約者を抜刀斎に殺された事を知り、彼を殺す策略に手を貸すが、次第に剣心を愛してしまい、最後は辰巳から剣心を守るため二人の間に割って入り、結果として剣心の刀によって命を落とす。原作ではそのときに持っていた彼女の短刀が剣心の顔をかすめた結果消えない十字傷となっているが、本作では絶命寸前の巴自身の意思で剣心の顔に傷をつけている。

別のサイトで見つけた彼女についての解説が以下。

雪代巴(緋村巴)とは、漫画「るろうに剣心」の登場人物である。
白い小袖に、紫のショールを愛用し、雪のように白い肌、黒目がちな瞳、漆黒のロングヘアが印象的な美女である。剣心の顔に刀傷をつけ死んで行った清里明良は彼女の婚約者だった。

興味深かったのが、彼女のモデルになったのは『エヴァ』の綾波レイだと作者が言明していること、さらに彼女が愛用している白梅香は『鬼平犯科帳』に出て来る「暗剣白梅香」をモチーフにしたとも言っているらしい。たしかに綾波レイに良く似たキャラクターに造られている。神秘的で寡黙。なによりも美しい(クール・ビューティ)。それにしても、ここに『鬼平』が出て来るとは。なにかみえない糸で繋がっている気がする。

観ながら、剣心がだれかに似ていると落ち着かなかった。でもそれがだれなのか思いつかず、ずっとざわざわした気分を持て余していた。で、突如としてそれがだれなのかが判った。羽生結弦さん!丸顔の豊かな頬に切れ長の目、どこか「あどけなさ」の残る表情。その凛とした佇まい。加えて闘う際の炎のような闘志。まさかアニメの主人公に羽生結弦さんを見出すとは!でも「納得してしまう自分」が怖い気もします。