yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

新しいiPad

とにかくすごい!

今朝起きてデスクトップPC のiMacを起動したら、いつもとはちがった画面が立ち上がってきた。アメリカ時間で今日発売されたiPadのCMだった。思わずクリックしてしまった。

まず仕様の説明があったが、最初のiPadよりも大分薄く、若干軽くなっているようで、カメラも前と後ろについているという。またいちばんの違いはカバーで、一枚のものが表面を覆うようになっていて、覆いをとればすぐに起動する。またこのカバー、折りたたみ式になっていて三角に折りたためば、iPadスタンドとして使える。本体もより頑丈にまた扱いやすくなっているようだ。

そして!アップルのDNAが最もよくあらわれているのが、「iPadと学ぼう」という映像だった。アメリカの高校、大学のいくつかでiPadを学習者に配布して授業をするというのは聞いていたけど、その実践版をみることができた。

ひとことでいうならば、学習のランドスケープを革命的に変えたことで、従来のものとはちがったまったく新しい学習環境を提供するようになったということである。興奮しているので、理路整然とは説明できないかもしれないけど、映像に出てくる学習者のことばを借りれば以下の点である

1 情報収集のあり方を変えた
  デューク大学医学部の学生:『これからの学習はどれだけの知識をもっているかということよりも、それをどう探し出すかということが主となる。」
 医学での診断では膨大な医学書をもちあるくことが必要だが、それらをすべて覚えておく必要も、持ち歩くこともしなくてもよい。フィンガーチップで簡単に検索、該当する情報を引き出すことができるということだろう。

2 セルフスタディの仕方 
  高校生:「私のようなvisual leanerが楽しみながら学習できる。」

3 自分なりにカスタマイズできる
  
実際にクラスルームで使っている教員からは革命的デバイスだという賞賛の声があがっている。
大学教員:「50年教えていてこれほどの革命的変化は見たことがない。オックスフォード・イングリッシュ・ディクショナリー以来。

このオックスフォード・イングリッシュ・ディクショナリー(OED)、今はオンラインで使えるけど(http://www.oed.com/public/whatis)。一つのことばの由来、使用法を時間軸で並べることで、文献を読むときに用法を確認できるという、「語の検索」という作業を明視化したある意味革命的デバイスである(だった)。もとは英国18世紀の分断の大御所とよばれたジョンソン博士が最初に考えだした(これ、日本の英文科の大学院でやったっけ)もの。

つまり知の現場にも革命をもたらすデバイスだということである。

欲しい!