yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

笑い男は竹中平蔵さんのニセモノ

Twitter竹中平蔵さんを検索すると、二つのヒットがあります。一つはほんものの竹中平蔵さんですが、もう一つはニセモノ?です。そのニセモノが『攻殻機動隊』の「笑い男」なのです!自己紹介欄には意味不明なことが書いてあります。もっとわけが分からないのは、竹中平蔵さん本人がfollowerになっていることです。お茶目な方なんでね、平蔵さんは。

S.A.Cと呼ばれるシリーズは、映画版Ghost in the Shellを観た後で観ました。セール中のフィラデルフィアのTower Record でべらぼうに安く手に入れました。映画版とは監督が違っているので,印象はかなりちがいます。その中で最も面白かったのは、なんといっても「笑い男」のエビソードでした。笑う男は押井守の『機動警察パトレーバ』に登場するgeek、機動警察のプログラムを書き換えて自殺した破滅的な男の相似形ですよね。「笑い男」はアニメgeekの間では「タチコマ」にならぶ人気キャラのようです。私は残念ながらそこまでの入れこみはできません。

私が惹かれるのはなんといっても、草薙素子Ghost in the Shellでの素子です。この映画を最初に観たのはアメリカでの映画のコースの中ででした。あまりに感動したので横に座っていたオタクっぼい男の子を掴まえて"It's so good!"と何度も叫んでしまいました。彼はこの映画を観るのは五度目!とのことでした。

ビルの屋上から素子が落下するシーン、遊覧船に乗った素子が通りのカフェにいる自分のダブルを見上げるシーン、その他どこを切り取っても押井ワールド全開です。押井作品はどれをとってみても緻密に組まれたプロットと斬新な映像の融合がみられるのだけれど、中でもこの作品はその完成度の高さで群を抜いています。そして観る都度新しい発見があるのがうれしい!