yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

時を忘れて(ついでに年齢も忘れて)

今日は一日中、ディオンヌに付きあわせてしまった。彼女は現在チャイナタウン近所のドレクセル大の付属病院でソーシャルワーカーをしているので、お昼はチャイナタウンのど真ん中にあるOcean Harbor (1023 Race St Philadelphia) という飲茶の店でとった。この店は、地元中国人御用達の店で、いつ行っても中国語が飛び交ってにぎやか。味もたしかで、安い。

そのあと彼女のオフィスへ行き、youtubeにアップされている大衆演劇舞踊(そして玉三郎歌舞伎舞踊)を一緒に観た、というか無理に見せた。エディンバラの演劇祭などの海外のコンペに打って出て、名前を売り込んではどうかというのが、彼女の提案。たしかに、海外で先に有名になるのが、日本/世界でパトロンを見つける、そして広く人口に膾炙する近道かもしれない。ビジネスとしていかに成功させるかを真っ先に考えるのは、いかにもアメリカ人。成功する可能性は十分あると思う。エンターテインメント性、芸術性を兼ね備えていて、レベルは極めて高い。ただし、トップ劇団に限るけれど。日本食が今や世界で大ブームだけど、それと同じことが大衆演劇にもいえるかもしれない。認知度が高くないうちはinvisible、でもいったん認知されれば広く受け入れらるに違いない。

昨日観たミュージックショー、If I Were a Drag Queen, I Would Be Famousの観客の話をしたら、げらげら笑って、ゲイカルチャーではバーバラ・ストライサンド、ジュディ・ガーランドライザ・ミネリなんていうのは、「アイコン」なんだと言われてしまった。まあ、予測はできてはいたけど、私のあの疎外感の理由がよくわかった。ちなみにディオンヌもゲイ。 ただし、バイセクシュアル。

夜はセンターシティ(ダウンタウン)に出て、夕食をとった。ディオンヌはグルメで、ありとあらゆるフィリーのレストランに通じている。フィリーが衰退しているというのは私の勘違いで、今やものすごい勢いで発展しているのだという。それに伴い、ここ5年ほどの間につぎつぎと新しいレストランがオープンしているとのこと。たしかに、旅行客が通りにあふれていたし、レストランの数も2倍を超えていた!彼女のお気に入りの店の一つが以下。

Zavino Wine Bar Pizzeria、112 S. 13th St Philadelphia

ピザ、チーズとサラミの盛り合わせ、サラダ、グリルした海老、それにビールを飲んで、結構堪能した。まだできて5年ということで、私のいる頃はまだなかった店。値段もリーズナブル。写真にあるように、内部はバーカウンターと座席が少ししかないので、通りにもテーブルが出ていた。おしゃれな店で、味もかなりのものだった。とても食べきれず、ディオンヌが残りを持って帰った。

おしゃれな店にはゲイカップルが多いのだが、この店もその例にもれなかった。片隣がゲイ(男性)のカップル、そしてもう一つの片隣りが日本人の男女カップル。この日本人の方が、ひょっとしたらブログかなんかに料理写真をアップしているかもしれない。店のサイトが提供している写真は以下。