yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

ミニマリスト、フランク・ステラと「ミニマリスト見習い」の私

かなり厚かましいタイトルですが、なにとぞご容赦。

「ミニマリスト」を標榜すべく四苦八苦。本も食器も服もかなり処分。本と洋服は良かったのだけど、問題は食器。気に入ったものを残すとほとんど残らない。というわけで有田焼のコピー作品を三点ばかり買った。コピーなのですぐ嫌になるかも。ついでに気になったのがカーテン。リビングはもともと縦型の白ブラインドで問題なし。あとは寝室ともう一つの部屋のカーテン。すべて取っぱらい、気に入った柄のものにした。何年かして飽きたら、また新しくするもり。

もう一つ気になっていたことに手を付けた。リビングに飾るポスター。唯一持っていたのがフランク・ステラのもの。1988年のドイツでの展覧会のポスター。滋賀県立美術館のショップで見初めて、当時の私にしては大散財。宅急便で送ってもらった。もう20年以上も前のこと。額の中の絵が色あせてきたので捨てようかとも思ったけど、喜怒哀楽を共にしてきてくれたものなので、捨てきれない。分身のような感じ。というわけで、そのままリビングの一等席に置くことにした。この作品はどうしようもなく魅力的。いくら色あせたとはいえ、存在感がべらぼう。大好きな作品。どうも典型的な彼の作風とは違っている。そういや欧米の美術館で見た彼の作品の作風とも異なっている。ブラックなどに近いかも。彼が「ミニマリスト」と呼ばれていることを初めて知った。

サイトで彼のポスターを入手しようとしたら、なんと、20万円以上もする!諦めざるを得なかった。ポスターでそれは高すぎる。で、ホアン・ミロのものを買ったのだけど、どうもしっくりこない。一応抽象画ではあるんですけどね。いずれステラを入手しようと考えている。玄関にはストリートアーティストの騎手、キース・ヘリングの小さなポスターを掛けた。彼はペンシルベニア州レディング生まれ。そういえばステラもアメリカ生まれ、それもボストン。自身とアメリカとの浅からぬ縁を、親近感を、勝手に感じている。

ここ二週間、一日中こう言う作業に没頭している。もう、うんざり。とはいえ、今やらないと、おそらく永遠に手をつけないだろうから。やるっきゃない。「ミニマリスト」になるのに、まだやり残していることがいくつか(いくつも)あるから、来週いっぱいは精を出さなくては。それでなんとか片がつくだろうか。いささか心もとない。疲れた!